~波の数だけグチらせて!

H漫画家・あかりきょうすけ(灯喬介)の活動日記です。

もう完全にオッサンになり果てました。

2023年12月15日 | 「漫画」


年齢はあえて言いませんがオッサンになってからだいぶ経ちました。
絵柄も、もともと実話系雑誌出身っぽいソレにオッサンが加味されてますますそんな感じです。
もっと漫画らしくはっきりした表情にするべきなんですけど、つい微妙な無表情寄りになってしまいます。
ここはもうすこし改善したいと考えています。

僕には姪がいるのですが、ありがたいことに今のところとても慕われている気がします。
おかげで今の若い子たちの考え方や使う言葉など、いろいろ教えてもらえます。
専門的なことは判りませんが、あくまでもイメージですが、僕が子供の頃より今の子供は左脳が達者な気がします。

伯父の職業が何かを、姪は全く質問してきません。
雰囲気で、きいてほしくないことを察知しているようです。
そういう気遣いをさせているのは申し訳ないのですが、親戚なんてそんな程度のものだとも思うし…まぁ彼女の大人力には感謝しています。
嫁さんが言うには、姪といる時の僕は良く言えば執事、悪く言えば従者にしか見えないということです。
教育は弟夫婦がちゃんとしてくれているので、僕はそんなもんでいいと思っています。

自分が感動したことなのでこだわっています。

2023年12月09日 | 「漫画」


漫画では女性の◎を結構ていねいに精密に描いています。
もちろん修正されてしまいますが、それでもわずかに透けている時もありますので適当には描きません。
そこでも個性が大きく表現できますので控えめな◎も、盛大な◎も、いろいろ自分なりに描き分けているつもりです。

そのなかで実は一番気を付けている部分が、出産経験のある◎か、ない◎か、という点です。
上の画像はだいぶ簡略化されてはいますが、出産時には「会陰」というところを切るという説明を受けて、それ以来こういう描き分けをしています。
すべての経産婦さんがそうしているわけではないでしょうが、実際に説明をされながら自分なりにしみじみと女性へ敬意を改めた部分でしたので、作画にも出来るだけ反映させています。

気が付いたらトーン仕上げを薄くしすぎていた。

2023年11月15日 | 「漫画」


陰のトーン仕上げをぼかしと多用することで以前よりも柔らかい画風を目指していましたが、どうやら度を過ぎてしまったようで…もう無いに等しい淡すぎる仕上げになっていました。
担当さんからも、もう少し濃くするようにという指導も入りましたので今作から改善いたします。
没頭していると気が付かないんですよね。

自分にしてはハイペースで描けています。

2023年10月31日 | 「漫画」


混雑時以外はマスクしない生活が普通になってきて、これは本当に幸せなことだなぁと感じています。
幸いにして僕ら夫婦も両親も、なんとかコロナにかからずここまで来れています。
もうこういう生活は戻ってこないかもと暗い気持ちでいた去年までが幻のようです。

とにかく描けるだけ描こうという気持ちでやっております。

きょうあしたの感覚で。

2023年10月07日 | 「漫画」


常日頃、世の中に絶対なんてものはないとは頭の中では思っていても、いざそれを目の当たりにすると驚くものですよね。
平家物語は学校の教科書で何行かは暗唱させられましたけど、全部は読んでません。
世の中といっても、ニュースの断片的なことだけで僕個人があれこれ思うだけのことですが。

あんなに巨大で絶対的なものが崩れたりするのに、チリあくたのような貧弱なわが身を振り返れば、今日仕事があることがもう奇跡です。
掲載スペースが僕にまだ許されていることが幸運であり、恩恵であり、それが元通りにいつなくなってもおかしくない。
たとえスペースがなくなっても幸いにして創作意欲はあるので、きっと同人でも描いて続けますけれども…。

もしその日が来て、当然今よりもさらに収入は不安定になるはずです。
不意の支出で発生する不足分を補うのも、もう慣れているつもりなので淡々とやるつもりではいますが。

去年の秋は新巻鮭をバンバン仕分けてきました。
魚雷のようにベルトコンベアのレーンに地域ごと仕分けて流してきました。
なにより常日頃、共働きで支えてくれる奥さんには感謝しかないです。

大げさに言うと、いま根性を再び焼き直してもらっている最中だと考えることにしています。
これが最後の作品だという気持ちで1話ごとに取り掛かることが、最近出来ているのもそういうことだと。

元来怠け者の僕がそんなに殊勝なわけがなく、あまりに劇的な世の中がそうさせてくれているんだと思うのです。
そういう意味では、最近の世の中のドメスティックな出来事にももう感謝しかありません。