~波の数だけグチらせて!

H漫画家・あかりきょうすけ(灯喬介)の活動日記です。

10年ぶりくらいに釣りを再開した。

2025年01月07日 | 「自然」


画像は今月10日発売の新作から持ってきました。
主人公の嫁さんのおウチの長女です。もう一家総出。

去年の夏に病気をして、食事療法と運動が必要になり外を歩くようになりました。
歩くだけだとちょっと飽きちゃうなぁと思い、2㎞くらい街を回ってから海に行くようになりました。
はじめは釣り人の釣果を見るのを目的とした散歩だったのですが、ちょうど秋の暮れ。
メッキと呼ばれる回遊魚のギンガメアジがイワシを追っているんですね。
で、堤防にいる人のほとんどはイソメなどを餌にした投げ釣りなので誰も手を出さない。
追い方を見てるとサイズも良さそうで群れ自体も大きいとみました。
そうすると眠っていた釣り欲がムクムクと湧いてきて、とりあえず秋だけでも釣りを再開してみようと。

その日は家に戻り、押し入れに入れてある釣り具を点検してみると…まぁ無残な状態で。
当時メッキ狙いで使っていたライトタックルは淡水のバスロッドを流用していたので、ガイドのフレームも海仕様のステンレスやチタンなどではなく錆が出ていて、竿の先端にいくほど中のガイドリングがポロっと取れてしまうくらい朽ちていました。
幸い、ハマっていた頃に買った、エポキシを乾燥させるときに使う低速のモーターがありましたのでガイドの巻替えをして昔の竿をよみがえらせることにしました。

全部のガイドをそこそこ良いものに交換したら4000円弱でした。
もう少し予算を出して最新の設計のエントリーモデルでも買ったほうが良かったと思います。
メッキは手のひらくらいの魚なのでトップガイドだけ高品質なものに差し替えたら、エントリーモデルでも十分楽しめるはずなので。
リールはほぼ消耗品のローラーベアリングを予備と交換し、ラインだけ巻き直せば全く問題ない様子でした。

翌日はまだガイドの修理を開始したばかりで使えるわけもないので、ちょっとロッドパワー的にベストとはいえない春用のシーバス専用ロッドを持ち出し、メッキを狙いました。
秋晴れで天気も良くて風向きも絶好、しかも相変わらず誰も狙ってもいないのでワンキャストワンヒットみたいな状態です。
やや柔らかめとはいえど春用のシーバスロッドでも竿半ばからぐいぐい曲げるなかなかのサイズばかりです。
釣りのリハビリにはこれ以上の環境はないだろうと、海の神様に深く感謝を申し上げました。

ちなみに、部品取り寄せと修理で10日ほど経ってようやく使えるようになったメッキ用のバスロッドですが…。
そこから冷たい秋雨が続き、ようやく釣りが出来る頃にはあれだけいたメッキの群れはどこかに去っていて。

あーあ、仕方ないから今度はアジングもしくはメバルのフロートでもやってみようかな、ということになりました。
体調もこのころからぐんぐん良くなっていったので、本当に能天気な体だなぁと思っております。

あけましておめでとうございます。2025年

2025年01月03日 | 「漫画」


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

画像は現在発売中の作品からです。
主人公の嫁さんの妹キャラで、久々の学生さんです。

去年は夏に謎の体調不良でお医者さんの世話になりました。
もともと腎臓の機能が良くなかったみたいで
食事の制限があったりで結構大変でした。
このブログもそこからぱったりと止まりました。
作品のペースも落ちてしまい、いつも以上に不甲斐ない一年でした。
嫁さんや家族、そして買い支えて頂いてる皆様には
心より感謝申し上げます。

水槽のシリコンが裂けて部屋に水がドバー!!

2024年06月13日 | 「生活」


画像は現在制作中の義母漫画のワンシーンです。

長年使ってきたガラスの水槽がとうとうダメになりました。
オールガラス水槽は10年以内に買い換えないとダメだと聞いていたのに、ついつい引退時期を引っ張ってなんと18年も使い倒してしまいました。
よくそこまで水槽は頑張ってくれました。
この崩壊事故はまったくもって僕の自己責任です。

明け方まで漫画を描いていて、部屋の中でなんとなく床に水が流れ落ちるような音がしました。
何だろうと思って水槽を見に行くと、水槽のガラスのシリコンの継ぎ目からピューっと水が出てるじゃありませんか。
とうとうシリコンが逝ったと思ってバケツや排水ホースを取りに行こうと思った瞬間、劣化したシリコンの裂け目が水圧に負けて一気に広がり、水が滝のように吹き出しました。
思わず声を上げて、とにかくそれ以上裂けないようにガラスの2面を腕の力で閉じました。
劣化したといえどシリコンの気密性のおかげで、手で押さえている限りは水の吹き出しはピタっと止まります。
とにかく一刻も早く床を拭きたいのですが、手を離すと滝が盛大に再開してしまう。
何かいい考えが浮かぶまで手でガラスを押さえ続けるしかないと踏ん張り続けます。
本当は嫁さんが起きてくるまでに何事もなくすべてをクリアーしておきたいのですが、もうそうもいかない。
状況を隠さずに、とにかく手を借りるしかないとガラスを押さえ続けました。

それでふと時計を見ると、嫁さんが起きてくるまであと1時間はゆうにあります。
それまで腕力やら胸筋やらが持つのだろうか。
水槽は45センチキューブ水槽で、総水量は90リットル以上あります。
そんなこんなで、かれこれ15分ほど経過しました。
想像より早く腕がしびれてきました。
中腰も相当つらいし、床が濡れているのがとにかくものすごい不快感です。
これは1時間なんて到底持たないぞ…と弱気になってきました。
早く嫁さん起きてきてくれぇ!と叫びたいとこですが隣近所を気にしてただ念じるしかないわけです。

すると、突然僕の背後のドアが開きました。
嫁「なにしてるの!?」
僕「ついに水槽が裂けた!水が出ないように押さえてるの」
嫁「うわぁ…びしょびしょ!でも寝る前で良かったね」

なんと嫁さんはいつもより40分以上も早く起きてきました。
僕は自分の発するSOSが念力で嫁さんに届いたんだ!などと思ったくらいです。

水槽の水を抜き、中の生体と水草を避難させ、床もふき取ってなんとかリカバリーできました。

嫁さんになんでこんな早起きしたのか訊いてみました。
もちろん、僕の念のようなものが届いたよ的な答えを期待しています。

嫁「昔子供の頃飼っていたうさぎのピー太が窓から道路に飛び出し、車に跳ねられる夢を見てビックリして起きた」

僕が会ったこともないピー太とかいう気の利くうさぎさん、どうもありがとうです。

無事に廃棄するために丁寧に分別しました。

2024年05月10日 | 「生活」


画像は義母モノの第4話制作中からの切り抜きです。
主人公のお嫁さんがメインの回です。

先日ウチの嫁さんが部屋の片づけをしているときに、僕が処分に困って長年棚の奥にしまいこんでたヤバいものを発見しました。
ダンボール箱にぎっしり詰まった、異常な量の大人のおもちゃです。
今まで何度も軽蔑の眼差しは浴びてきましたが、今回は歴代でも1位かもしれません。

嫁「なんでこんなにあるの?頭狂ってるよ」
僕「使いまわされたらイヤでしょ。その人ごとに新品を買えばこうなるよ」
嫁「自慢?なんかいろんな意味でうわぁ…ってなる」
嫁「で?これどうやって捨てるの。戸別回収なんだよ?」

大人のおもちゃはプラスチックと各種ゴムと電気部品の混合体ですから、分解してそれぞれのゴミの日に適切に廃棄しないといけません。
いつかはやらないといけないと思っていたけど、こうして発掘されたということは今日がその日なんだ…と覚悟を決めました。

で、いざ始めると多くのおもちゃが経年劣化で不気味なエメラルドグリーンのぬるぬるに包まれているのです。
これ、緑青もしくは青錆ですよね。
今はそうではないらしいですが、僕が子供の頃は猛毒だと言われていました。
大人のおもちゃには出力可変装置や電池ボックスの電極とか内部に銅が多く使われているもんで、劣化したゴムから出た謎の液体がそこに侵入して惨事に。
しみ出した緑青がピンクやブルーやスケルトンのゴムを染め上げ、なにやら芸術的なまでに全てがキモい緑色に染まっています。
一応使い捨て手袋をしながら作業しました。

ただ、大人のおもちゃはありがたいことにいい意味で頑丈な作りではなく、パカパカしていて意外と分解作業は楽でした。
唯一、最も堅固な作り(?)のローター可動部などはパイプカッターなどを利用してチョコエッグのように真ん中からパカっと割って中からモーターを取り出します。
ゴム製の複雑なものは、大抵はシリコンゴムのような柔らかい中身に通常のやや硬いゴムで外殻をコーティングしてあって、二重構造になってるんですね。
これもニッパやカッターを使って切り裂いたり刻んだりして、廃棄に出すとき出来るだけ原型をわからなくさせていきます。
でも、色合いがピンクのものがほとんどなのでどれだけ原型を崩して刻んでも結局はそれがエログッズの何かの集合体だと誰でも気付くと思います。
まぁ…もう諦めるしかないです。
嫁さんも観念してくださいや。

そして、さまざまなおもちゃから取り出された動力の主役であるマブチモーターの数ですが、その数なんと全部で27個。
モーター部はやや密閉度のある部品で包まれているのでどれも状態は良く、はっきり言って捨てるにはもったいない、何かで流用できそうなパーツではあります。
でも仕方なく捨てますよ、有効な活用法も見つからないので。

しかし床に並べられた大量のマブチモーターを見ながら、さすがに若き日の自分の狂気と性欲におののきました。
こんな磁力でブンブン動くメカメカしい動力を、よくも平気で女性の体内に入れようとしたものだなぁと。
当時の僕の感覚で言えば、こんなもの世の中のみんなが使ってる(?)ことだし、なんなら売られてるし、定番商品もあるし、まぁ今を楽しむべきっしょ!と。
そもそも女性側のリクエストだってこのなかに数個はあるわけだし、男も女も若さってそういうことじゃん!と…。
そういう思考停止にも近い感覚で、このモーターを包んでいたガメラの甲羅みたいなのとかマージマタンゴみたいなモノを平気でぶち込んでいたんですね。

そんな感じでなんとかそれぞれを素材ごとに分別し、戸別もしくは集積所にてゴミ回収の日に間に合わせました。

これがですね、この作業が僕の2024年のゴールデンウィークの中の一日だったりするわけです。

※追記
別の段ボールに詰め込まれていた、おそらく2軍扱いだった大人のおもちゃたちがまた再び発掘されました。
分解し、新たにマブチモーター16個が取り出せました。とりあえず来月の回収に出す予定です。
いつかの自分、本当にどうかしてる!

漠然と良くない状態が続いていました。

2024年04月19日 | 「漫画」


画像は今制作中の義母モノから、主人公のお嫁さんの会社の後輩です。
一見清楚なのに倫理観に問題がありそうなキャラという感じの。

PCが2度ほど壊れまして、一度目はグラボがお亡くなりになり、次は電源がダメになり…。
次の世代に移行できないスペックのPCなのでそろそろ買い換えていいはずなのですが。
手持ちの同型PCのジャンクからパーツが移植できるうちは使い切ろうと。

僕はあまり体調不良とか無縁の免疫力頑強な男なのですが、それなりに歳を取ったんですかね、幼いころから慣れ親しんだ有名人の逝去が続いたせいか、X(旧Twitter)が開けなくなりました。
たくさんのお悔やみやニュースが次々に飛び込んでくることに耐えられず、精神的に堪えるなぁと思いどんどん疎遠になってしまいました。
定期的に出していた、次回作品の情報とかまったく上げてない状態に…。

それも言い訳みたいなもんですね、ただ単になんだか元気がない。
手を止めたらたちまち生活が困窮するので、とにかくエネルギーをそこに集中して描かないとダメなわけです。
作品の制作にだけ集中していると、宣伝にエネルギーが割けない。
そんな感じの2か月ちょいでした。

買い支えて頂いているお客様には、本当に感謝いたします。