さすがに日当たりのいい部分はほとんど落葉していた。
その部分が入らないようにカメラの画角を考えながら大カエデの木の周りを歩いた。
柵がなくカエデの樹の下まで行ければ、落ち葉の上をはだしで歩いてみたい。
そんな考えが頭によぎった。
チクチクとしながらもカサカサ・カサカサッと乾いた音がするのだろう。
テレパシーを感じたのか柵の向の大カエデの木から、ほら靴を脱いでこちらへおいでよと招かれたいるような気がした。
さすがに日当たりのいい部分はほとんど落葉していた。
その部分が入らないようにカメラの画角を考えながら大カエデの木の周りを歩いた。
柵がなくカエデの樹の下まで行ければ、落ち葉の上をはだしで歩いてみたい。
そんな考えが頭によぎった。
チクチクとしながらもカサカサ・カサカサッと乾いた音がするのだろう。
テレパシーを感じたのか柵の向の大カエデの木から、ほら靴を脱いでこちらへおいでよと招かれたいるような気がした。
呑山観音寺の塔頭である天王院は、篠栗八十八カ所霊場36番札所である。
浪切不動明王がご本尊である。
弘法大師がが唐より帰国の折、海難より救ったといわれている。
このため海上安全、厄除け開運の仏として広く信仰を集めている。
この境内の両側には紅葉が植えてあり、この時期はお参りを兼ねて見物に訪れる人が後を絶たない。
10日ほど前に行った時は、本堂に近いモミジの木が一本だけ真っ赤に紅葉していた。
しかし、気が早かったその木は、雨と風ですでに裸木になっていた。
参道に敷き詰められた落葉は、ほぼ見ごろを終えたことを知らせていた。
見頃の紅葉もいいが、落葉した景色も絵になっていいい。