雷山千如寺は、1300年ほど前に建立されたといわれている。
本尊は十一面千手観音であり、白椿の一本から彫り上げられた高さ4.6mの巨大な仏像である。
この寺の庭には、樹齢400年ともいわれる大カエデがある。
見頃の時期に訪れることができると、日の光を浴び大カエデが黄金色に染まる。
拝観料を払って拝殿に上がると、カエデの木がよく見える。
以前は板張りだったので、黄金色に輝くカエデが板張りに映り込み風情があった。
現在では、畳が引いてあり映り込みは撮れなくなった。
境内は三脚の持ち込みができないので、工夫しながら撮る必要がある。
今年は紅葉を迎えるのが早いのと、天候が不順が重なりすでに葉を落としているだろうと思ってでかけたのだが
カエデの木の下は、茶色く変色した葉で覆われていた。
それでも、まで名残の葉が残っており十分に楽しませてくれた。