2015 晩秋の福岡城址 (イチョウの大木が黄色く色づき葉がハラハラと風に舞い) goo.gl/rVC8ED
福岡城址を中心とした舞鶴公園は、お隣の大濠公園と合わせ福岡市におけるセントラルパーク的存在である。
四季折々の古城の風情を求め、散策する人で賑わっている。
その城址の入り口に大きなイチョウの木が、立ち姿もよく目を楽しませてくれる。
頃合いがいい具合に落葉し階段を埋めていた。
時折吹く風に黄色く色づいた葉が、ハラハラと舞い落ちる。
この時期になると太陽の角度が低いので朝夕には長い影ができる。
まだ色づかない木々と、すでに裸木になった散策路を犬を連れた人が歩く。
枯葉と長い影が晩秋の風景を、色濃く表現してくれる。
それにしても、急に寒波が来た。
これから当分はいや3月初めまでは、海沿いのウォーキングは西風と北風との闘いである。
時として体を折り曲げて進まなければならないよなアゲインストの風が吹く。
当然、フォローの風はスイスイと進む。
いたって感度の高い鼻腔は冷たい風に敏感に反応して、ティッシュペーパーを絶え間なく要求する。
橋の上からみる海面では、渡ってきたカモたちの数も増えてきた。
やはり冬は好きにはなれない。
東長寺の写真を撮り終えて外に出る頃には、それまで案内に書かれてたい承天寺の40分待ちが更に1時間へと伸びていた。
そこまて待つのも嫌だし、諦めて妙楽寺へと向かうが、ここも30分待ちの入場制限がかかっていた。
その先の円覚寺は、それほどの列はできていなかったが、門をくぐって本堂を見ると人・人・人
土壁にできた行列をカメラに収めて終わりにした。
聖福寺は今年も千年の光は放たれることもないようで、間違えて参道に入った人たちが「ここはないんだー」と言って引き返してきていた。
年々人出は多くなるぶん行列も長くなる。
千年煌夜の拝観料も値上がりしている割にかわり映えがしない。それでも多くの人が口々に「綺麗やねー」といってみている。
世俗のつまらないことは置いといて、仏様は今年もようきんしゃったといって温かく迎えてくれる。