おこの悠々自適生活

還暦おババがゆるく書いています。
進行性核上性麻痺と共存。

覚書

2016-04-12 19:47:45 | 日々徒然
 ケントがお世話になっている施設の職員が北欧の施設見学へ行ってきました。

 スゥェ-デンの第二の都市の施設を見学されたそうですが、こちらのお国では「障がい者」という表現ではないそうです。

 「機能低下者」という呼び方とし、障がいや疾病に着目するのではなく、低下した機能をサポ-トするという考え方だそうです。生活していくうえで何に困っているのか?に着目して支援を受ける。知的障がい者にもこの考え方に含まれているようです。

 またスゥェ-デンはノ-マライゼ-ションとしての特別な教育をしていない、すなわち、それはすでに社会に浸透した当たり前の価値観になっているというようでした。

 日本はどうかしら・・・・
 障がい者に関して何か考えさせられる教育?って今あるのかしら?

 私の場合ですが、小中学生の頃、特別学級に通うお子さんを見てはいましたが、完全に隔離されていた感じでした。だから、彼らにどう接したらよいのか全く未知の世界でした。こんな私がいきなり「障がい児」の母になってしまったのですから・・・・。

 子供を産むことで、ほとんどの方たちは健常なお子さんをお生みになるわけで、「ピン」とこないかもしれませんが、少ない確率で生まれながら、そして後天性で障害のある親になってしまうこともありなのです。

 10年以上前でしたか、こんな私もボランティアで比較的軽度の知的障がいのあるお子さんの外出の付き添いをしたことがあります。

 他人のお子さんなのと、そのお子さんが軽度で手がかからないせいか、私は冷静な精神状態でいられましたが、地下鉄に乗ってみて恐ろしい言葉を投げかけられました。

 その言葉はあまりにも残酷でココで書くことが出来ませんが、二人のうら若い女性が吐き出した言葉でした。

 今は少し「障がい者」についての理解がすすんでいるのか?



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