三度目の東京

高岡を過ぎたあたりから、全然記憶がないんですが、一度、おそらく長岡を出発した時に目を覚ましました。

長岡では、進行方向が反対になるので、それに気づいて、自分も座る位置を反対にし、もう一度眠りにつきました。

次に目が覚めると、もう外はうっすらと明るくなっていました。

周りの乗客も、まだ眠りについていて、耳に入っていくるのは、線路を走っているときの「ガタンゴトン」という振動音だけ。

おまけに、まだ始発も入っていない時間（たぶん４時ごろ）なので、なにか荘厳な気持ちがひしひしと感じれられます。

この感覚は、実際に体験してみないとわからないですね。

途中の駅で、３０分ほど時間調節のために停車。その間にもう一度眠ってしまい、次に目を覚ますと列車は発車していました。

５時前になると、洗面台に行って、洗顔など。
上野まであと１時間ほどになりました。

だんだんと、すれ違う列車も多くなり、町の息吹が感じられます。この感覚もなんともいえないです。

いよいよ大宮を発車、線路の数も増え、都会に近づいているのがわかります。空はずっと雲がかかり、朝日を見られないのが残念。

午前６時５分、予定通り上野に到着。この列車にはもう一度乗ってみたいと思いました。

上野で、列車の撮影をするのでしばらく待機。
寝台特急北陸、同あけぼの、そして臨時列車を撮影して、約一時間後に京浜東北線に乗車、秋葉原に向かいます。

秋葉原で総武本線に乗り換え、上野で買ったサンドイッチを駅で頬張ります。
上野で途中下車をし、上野から青春１８きっぷを使用してます。

東京には、過去に２回来ていますが、その時はいずれも、通過しただけ。
今回もそのようになってしまって、観光で訪れるのは、まだ先になってしまいそうです。

地図を見て、不忍池が結構近くにあることにびっくりしました。
どこにでも行ってみたくなる性なんですよね(笑)

秋葉原から、千葉に向かいます。