憧れの寝台特急

2008-08-07 23:37:37 | 旅行
寝台特急「はやぶさ」は、東京~熊本を約18時間かけて結ぶ客車列車。
東京を18時3分に出発、名古屋22時45分、大阪1時8分、広島5時23分、下関8時38分、博多10時13分にいずれも出発し、熊本には11時49分に到着。
東京~門司間は、大分行きの「富士」と連結、どちらも6両編成で、連結時は12両となります。

はやぶさの内容は、開放B寝台4両、B寝台個室が1両、A寝台個室が1両。
解放寝台は、ベッド(兼座席)で、4ベットが一区画となっています。
仕切りはカーテン一枚で、プライバシーと安全性の確保が難しいかもしれません。
B個室は、開放と同料金で、文字通りの個室。
上下に部屋があり、どちらも窮屈ですが、プライバシーと安全性の確保はされています。
下段は、天井が高いですが、景色は普通。
上段は、天井が低く(部屋の中では立ち上がれない)、一方で、景色は普段より一段高いところから見られます。
A個室は、料金がB寝台の倍以上で、部屋もそこそこ広い。
最低限のアメニティが付いているのが、サービスです。

以前に開放には乗ったことがあったので、今回は個室にしようと思っていましたが、一か月前に取りに行ったら、発売開始3分後には完売。
前の客がもたついたために、購入できませんでした。

仕方なく、開放で我慢。

でも、開放は開放で、メリットはあります。
部屋(扉)がないので、通路への出入りがスムーズ。
左右の景色が一度に見える。
乗り合わせた人と話ができる。

これはこれで、おいしいですね。

僕の寝台の隣の人は初老の方で、、岩手から熊本の家へ、帰る途中とのこと。

車内は満席なので、テツがほとんどだと思っていましたが、こういう「フツー」(といっては失礼ですが)な客がいて、うれしかったです。

ただ、やはり車内の「鉄分」が多く、駅に停車すると、間隙をついて写真を撮る人が。
自分も以前はしていましたが、いまはしません。

マナーが悪いですし、関係者に迷惑ですから。
こういう非常識な「テツ」が多いのも、いけない点ですね。

平気で車内を歩き回るので(それも三脚付きのデジタル一眼レフをもって)、すれちがうスペースを探すのも一苦労。

乗客のための列車であるということを、彼らは肝に銘じてもらいたいです。

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