会津訪問期①

2011-02-10 23:04:58 | 旅行
ただいま、会津プリンスホテルに滞在中です♪


自分のパソコンを持ってきて良かった、無線LANが繋がるのです。


今回は、昨日の晩から今日一日の流れ。


まずは、8回目の乗車となる急行きたぐにに乗車し、新津へ。



今回は、奮発してA寝台に乗車しました。これできたぐには、全クラスの車両(A寝台、B寝台、グリーン車、自由席)に乗ったことになります。


A寝台は思ったより広く、僕は上段でしたが、荷物も置け、読書ができるように上半身も起こせるし、なかなか快適です。


新津から磐越西線を使い、阿賀野川に沿って、11時前に会津若松に到着。


ここで僕を迎えてくれたのは、会津で伝統産業に関わる仕事をされている澁谷さん@yuchi104、という方。

僕が会津に来る前に、去年大阪で会ったたく@taku1907に教えてもらい、今回訪問するまでにいろいろアドバイスをいただきました。

昼前ということで、昼ご飯を一緒に食べることに。


澁谷さんが働いておられる会社の社長さん、貝沼さん@watakaiにも合流。


貝沼さんは、福島の方で仕事をされていたのですが、会津の伝統産業にインスパイアされて、伝統産業と若者、「よそもの」をテーマに、地域活性化を図る会社を起業されたのです。


いろんな話を伺いましたが、貝沼さんの人生観や、伝統産業に対する考え、また、学生時代にインドに行かれていた話など、興味は尽きませんでした。

こういう機会に、会社の社長さんと話ができるって、ほんとに自分、貴重な体験をさせてもらっているな、って思います。

ところで澁谷さんもおもしろい経歴を持っておられて、


群馬の高校を出た後、大学にサッカー推薦で進んだものの、怪我をしてから大学を辞めて、自分の関心である「日本の伝統産業
」に関わってきた人なんです。

いやあ、お二人とも個性的。めちゃくちゃおもしろくて、こういう人好きです。



ちなみに昼ご飯は、「大名ソースカツ丼」というもので、

これ。


あまり大きさのイメージがつかないかもしれないけど、

とにかくデカイ。(爆)


1000円もするから、最初は驚いていたけど、実際に見て、むしろ値段相当だと思いました。これは少食の人、食えないわ。


昼からは、澁谷さんが普段コーディネイトされている、会津本郷焼きの窯を持っておられる、職人さんを訪ねて、実際にろくろ製作をさせてもらったり。

陶房 彩里(いろり)という窯で、4年前に職人の馬場さんという方が、修行を積んで開かれた窯。

これが、馬場さんがろくろを回している場面で、粘土を手で形を変えていくんやけど、見ている以上に難しい。



力の入れ方もそうやけど、水加減、手の使い方等、初めての体験だったので、ぜんぜんできなかった(笑)
ちなみにこれは、粘土を延ばしたり縮めたりしているところで、馬場さん曰く、「ちゃんとできるまでは3ヶ月くらいかかる」とのこと。一日でできたらあかんわな。


現在は40種類くらいの品物を取り扱っていて、ペースが早いときは、一日80個くらい作ることができるらしい。


これが、作ったものを乾かしている所。


乾いた物に釉薬を塗り、700度くらいの窯で焼くと、


こんな感じで、色も出てくる。

今まで、焼き物の世界なんて本とテレビでしか知らなかったから、作っておられる方の話を聞けたり、実物に触れることができたのが、とても貴重な経験になった。

「一度買ってくれたお客さんが、また来てくれて買ってくれるのが嬉しい。自分の作った物を使っていただいている証拠だから。」
とおっしゃっていたのが、印象に残っています。



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