何が人を高めるのか

2009-10-29 23:41:49 | 自分の思想をめぐる冒険
もう少し噛み砕いて言うと、

「人が環境を変えるのか、環境が人を変えるのか」ということです

全然噛み砕いてないですね…


僕は進歩主義者というか、自分をより高みに持っていきたいと思っています。その時に、「じゃあ自分を高みに持って行ってくれるものっていうのはなんなんだ」っていう疑問がわくんですね。

それで、その正体は「自分を取り巻く環境だ」と考える。

例えば、英語を上達させたいと思ったら日本なんかにいないで、本場に行って来い、ということです。

それで、環境というものがとても大きく人間に影響を与えると思うんです。

つまりそれほど人間というのはちっぽけな存在だともいえる。

もし今のままだとダメだ、と思ったら、まずは自分を取り巻く環境を変えることが大事だと思います。それによって多からず自分は変わる。そしてより高みに進んでいく。

小学生が中学に進学するときに、非行や暴力が多くて荒れている公立学校よりも、高い金を払ってでも優秀な私立中学に行かせたい、という親の心理も、これによって少しは説明できるんじゃないでしょうか(公立学校、私立学校というのはあくまでたとえで、すべてに通じるものではないことを断わっておきます、念のため。最近は一つの例を一般論として解釈する短絡的な人が多く見てとれるのです)。

だから、(意図的に)環境を変えることは必要なことだと思うんです、自分がこのままではいけないと思ったら。

村上春樹の本の中で、こんなニュアンスの一文がありました。

「愚かなことをしていると、自分までもが愚かな人間になってしまう気がする」

同感です。

最新の画像もっと見る