Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

2024夏休み!南東北の旅~その7 多賀城市にて

2024年09月15日 13時51分38秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

会津若松から青春18

を使って在来線を乗り着ぎながら北上。
この日の目的地である国府多賀城駅に着いたのは12:30頃のこと。

駅前にあるのは東北歴史博物館
3年前の山形旅で酒田からやはり青春18きっぷで新庄・鳴子温泉を経て小牛田乗り換えで仙台へ移動した折り、気になった。
(ブログに書いてないけど、当時の旅はこちら

奈良時代と平安時代、東北を納める国府が置かれた場所だと教科書で学んだけど、ここかぁ!と。

春に上野で和食店を観賞した際、情報量の多さに「これは図録を読んで復習した上で再訪せねばっ」と思った。→こちら

で図録で巡回の日程を確認して、「よし、夏休みに青春18きっぷで宮城だ!」と決めた。
だから、会津若松観光は多賀城に行く前の寄り道というワケ。

このため、荷物は少ないしたいところに目をつぶり、図録を持参。
前日の移動時に読もうとしたけど、体調不良で断念。
仕方ないので、前夜に目を通し、この日の到着までの移動中も予習がてら読んでいた。
(おかげで到着までに一通り読み終えた)

 いざっ、和食展。

上野と違って、人が少ない。来場者はコンスタントにいるのだが、人数が違う。

そもそもリピーターということもあり、展示物をじっくり見学できた。

 水の硬度が興味深かった。日本って、根本的に軟水なのねぇ。

あとお魚や野菜も上野でも興味を持って見学したけど、よりじっくり見ることができてうれしい。

 日本近海を回遊する魚がよくわかったぞー。

だいたいだいたいの展示物は上野と同じだったけど、ウナギの稚魚はさすがにいなかった。

常設展ほかも鑑賞し、多賀城の歴史も理解した。

気になるのは空模様。
雨雲レーダーでどうにか降雨は避けられると判断し、駅とは反対方向へ歩き出した。

かつての多賀城の国府はこの辺りにあったのねぇ。

と思いつつ、今は新興住宅地をなった辺りを地図を頼りに移動。

 住宅地の中にいきなり古墳! 史跡表示にビックリする。

歩くこと15分。次の目的地が見えた。

 多賀城市立図書館。

 

かっこいい。ここはTSUTAYAの会社が運営する図書館。

なので、TSUTAYAもツタバもある。

 

ツタバで一休みした。目の前には多賀城駅。こちらの方が昔の多賀城をイメージした建物になっている。

仙台の宿に到着したい時間帯を決め、逆算して行動予定を立てる。
多賀城の滞在リミットも決めて、しばし図書館内で気になっていた本を読んだ。

早めに読み終わったので、前倒しで移動を開始。

 多賀城市立図書館、いいところだった。

ツタヤ図書館、批判もある。海老名市立図書館では独特の配列に混乱した。
でも、多賀城市立図書館の配架は混乱するほどではなかった。館内図もわかりやすかった。
新しくオープンする度に改良しているんだなぁと思った。

石巻線は混雑していた。(石巻でイベントもあったのだろう)
仙台で東北線に乗り換えて1駅戻って、長町で下車。

IKEAに行った。
イケアは横浜にも神戸にもあるけど、駅から遠いし、行きづらいし、わざわざ立ち寄る用事もなかったので行きそびれていた。
後活の上でも、どんな商品がいくらぐらいの価格であるのか気になって。
ということで、「なんで仙台でIKEAに?」と思いつつ、見学した。

おもしろい。
でも、北欧家具だからねぇ。
個人的にはニトリがいいかなぁ。

と思いつつ、再び仙台まで戻った。
長町駅は東北線も空港線も常磐線も乗り入れているから、電車がすぐ来る!

街自体も高層マンションを中心にした令和の街づくり~が進行中?な雰囲気だった。

仙台駅に戻ってきたのが17:00頃。

駅に隣接する商業施設内に入ってるスープストックトーキョーで早めの夕食。

 レギュラーカップセットはなくなっていた!

いつもなら宿についてから牛タン定食!だけど、夕方からゲリラ雷雨の予報。
チェックインしてからの外出は避けたいので、今回はパスしたのだ。

食事を終えて歩き出した時はまだ降っていなかった。
アーケード街を急ぎ足で歩いてる最中に、それはやってきた。

ゲリラ豪雨! すごいのなんのって。

幾つか渡る横断歩道とアーケードを抜けた後の5分間の移動で足元はびしょぬれ。
荷物も雨除け用の風呂敷が用をなさず。中の赤風呂敷もビショビショ。

たしかに、雨除けに防水スプレーをかけてない。
そっか、防水スプレーは大事だ!
足元はかろうじて、買ったばかりのクロードバリエのレインスニーカーのおかげで助かったものの、
レギンスの下はびしょ濡れ。

 宿泊先はナインアワーズ仙台。4回目の利用。

チェックインして、シャワーを浴びながら濡れたものをはてどうしたものかと考えていて閃いた。
出た後、唯一ある共有フロアの台のところで備え付けのドライヤーを使って
レギンスの足元と風呂敷を乾かした。

1時間くらいかかったかなぁ。
早い時間帯に入ったので、ほかの宿泊客もおらず悪目立ちせずに済んだ。
窮すれば通ず!というのか、よく知恵が働いたものだ。

仙台は私が訪れる2~3日前にもゲリラ豪雨があった。

なので、半分?油断しつつ、用心はしてたけど。
やはり、旅にアクシデントはつきものだ。

最後の最後にゲリラ豪雨に捕まったものの、長い移動中でなかったのが幸いだった。

次回に続く~
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コメント (2)
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2024夏休み!南東北の旅~その6 福島県から宮城県へ移動

2024年09月13日 06時32分41秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

夏休みの旅行。
青春18きっぷを利用して会津若松へ行った。
その2日目、8月25日(日)。

会津若松駅を8:30(快速)に出発する磐越西線に乗って郡山へ向かえば、宮城方面に乗り継げるんだけど、
乗り換え時間が12分と短いので、敢えて一本前の7:35(普通)に乗った。

 次に機会があれば只見線に乗りたい! 

 郡山行の車両。入線が早いのありがたい。

日曜朝というのに意外と混雑していて、しかも通学利用が多かった。

向かい側の学生さんも郡山の医療系の学校のようで。
郡山って、けっこう学校が多いんだなぁとググって感心した。

8:48に郡山駅に到着。

車窓から見えた気になるビル。

上は科学館でプラネタリウムがあるみたい。

駅前ロータリーと駅構内を散策して、「ままどおる」を買ってホームに戻った。

 ここも入線が早い。座れてヨカッタ。

 「郡山」に来たぞ!

空模様が不安定で「いつ雨に降られたら、どうしよう」とドキドキ。

郡山9:46発→10:32福島10:40→11:14白石11:18→12:06仙台着。

仙台駅は何度か利用しているのだけど、次に乗り継ぐ電車のホームがどこかわからない。

東北本線? 石巻線?とキョロキョロ。明らかに「迷ってます~」のオーラを出していたかも。

発車時刻を頼りにどうにか目的の電車に乗った。

12:16仙台発。ホッとしたら眠たくなってきた。でも、それは厳禁!

快速だったようで、12:30に目的地に到着。

次回に続く~
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2024夏休み!南東北の旅~その5 会津若松に泊まる

2024年09月10日 06時39分09秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

会津若松城(鶴ヶ城)から飯盛山の観光を終え、帰途へ。
自転車を停めた土産物屋さんで赤べこクッキー28枚入りを購入。

職場への土産は今回パスつもりだったけど、クッキーがかわいかったし、
この後の旅行計画は当面入れてないので、まぁよかろうと。(←あとあと持ち運びに難儀することになる)

自転車は便利で楽だなぁと思いつつ、緩い坂道を下った。
今回の旅の目的の一つは「自転車に乗ってみる」だったけど、改めて後活ライフに重要するアイテムだなと感じた。

まっすぐ下れば今宵のお宿なんだけど、ちょっと寄り道。

行きがけに気になった会津塗のお店をのぞいた。

 

今回は持ち合わせもないし、食指も動かなかったから購入には至らなかったけど、興味深い器だなぁ。

これに満足したし、疲れてきたのでお宿に戻った。
今になってみると「まだ外は明るかったから七日町の町並みも散策すればよかった」と後悔。
(もっとも、その場ではそういうところまで頭が回らなかった)

今回のお宿は駅前フジグランドホテル

地元資本のホテル。じゃらんで検索してそのまま予約。

一泊朝食付きで5,800円で予約したけど、ポイント使って3,100円off。
スマホで決済で2,700円支払っただけ。

自転車もタダで借りられたし、かなりお得感あり。

ホテル自体はリノベされていたとはいえ、かなり古かったけどねぇ。
正味寝るだけなので充分。

 シングルルームの間取りもホテルによって違うから面白い。

窓の外は会津若松駅の駅前広場。

室内のユニットバスはただただ古い。大浴場もないけど、代わりに系列の温泉施設の利用券がついていた。
ということで一休みしてから徒歩数分のところにある「天然温泉 富士の湯」へ出かけた。

 

土曜日だったけど、少し早い時間帯だったのでわりと空いていた。
いろんな温泉や湯船に浸かって、ゆっくり体を癒せた。

さて、次は夕食。
施設内の食堂か~と思ったけど、イマイチ。
近所のスーパーマーケットも行ってみたけど、お弁当に魅力を感じず。

予めチェックを入れておいた会津若松駅構内のラーメン屋さんへ。

昼食にと考えていたけれど、うっかり握り飯を持参しちゃったから行きそびれていた。
ラストオーダー直前に入店。
気になっていた、あっさりレモン味の山塩ラーメンを食べた。

 

美味しかった~。

 食事を終えてhs駅前へ。飯盛山が遠くに見えた。

福島県に泊まったのは20数年ぶりで2回目。(前回は桧枝岐村の民宿!)

この日、宇都宮ではゲリラ豪雨が降ったらしい。
会津の天気予報も微妙だったけど、無事でよかった。

★おまけ

 翌朝の朝食。和食と中華がごっちゃごちゃ。

次回に続く~
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2024夏休み!南東北の旅~その4 白虎隊

2024年09月09日 21時53分26秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

さざえ堂の見物を終え、飯盛山の正面にあたるルートの階段中腹へ。

 さざえ堂、横からも見える。

白虎隊十九士のお墓をお参りした後、自決した場所へ。

石造の少年像、その視線の先を眺める。

 思ったより会津若松城(鶴ヶ城)は遠くに見えた。

お城から見た飯盛山。 

画素数落とした写真じゃわからないけど、この2か所繋ぐ線上には白いポールが立っている。

会津若松城から眺めた時は「あのポールはなんだろう?」と思ったけど、
飯盛山から眺めると、白いポールを目印に視線を合わせて初めてその先の天守閣の位置を確認できた。

そのためのポールなんじゃないかなぁ

明治元年8月23日にこの飯盛山からお城を眺めて、燃える城下町を見て~

城が落ちたと思ったから悲観してしたと思っていた。(大河ドラマ『獅子の時代』でもそう描かれていたし)
でも、実際は落城してないことは判別できていたらしい。
城を目指すことはできるが、途中で捕まって捕虜になったら藩に迷惑がかかると思って自決を選んだ?
って、その発想は太平洋戦争末期の沖縄戦の一般市民と同じではないか。(生きて辱めを受けるなかれ、的な)

そうか、あの考えは武士精神からきていたのか。
と改めて封建社会の思考の根深さを感じた。

もうこのような思考になる社会には二度となりませんように。

次回に続く~
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2024夏休み!南東北の旅~その3 さざえ堂 

2024年09月07日 23時24分29秒 | 泊りがけの旅行

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前回からの続き~

鶴ヶ城(会津若松城)の観光を終え、次の目的地・飯盛山へ。
自転車にも慣れてきた。時間は14:00すぎ。
この日の会津若松市の日没は18:21だから、とても順調。

事前にグーグルマップで徒歩による移動時間を算出した。

会津若松駅から鶴ヶ城までは40分。これが自転車で20分に短縮。
10年ぶりのサイクリングでゆっくり安全運転したといえ、半分になった。

鶴ヶ城から飯盛山の麓までは徒歩だと55分、これが30分で行けた。
途中、ちょっと勾配があった。しんどいかなと思ったけど、逆にペダルに踏み応えがあっていい!
以前、足のじん帯に支障が出た際のリハビリでエアロバイクを漕いだ時の負荷を思い出した。

「これぐらいの負荷があった方が運動した実感がわく~」
サドルに座ったままでグイグイ漕いでいけるのが楽しかった。
昔の私だったら脚力がないので、すぐ立ち漕ぎしちゃってふらついたけどね。(危ない)
やはり、この数年間でひたすら歩いたことで身に着いた脚力の賜物だな。

と考えていたら、飯盛山の登り口に到着。
道を隔てた向かい側にある土産物屋兼食堂の駐輪場に自転車を置いて、いざ登ろう。

 いきなりの石段!

横にあるエスカレーターもあったけど、有料で250円もしたのでパス。
ふと見たら、「そういえば歴史秘話ヒストリアで視た白虎隊士のエピソード~」の銅像があり、
その脇の看板に「迂回路はこちら」の案内が。

 飼い犬が来たおかげで生きることができたんだよね。

迂回路とはいえ、登りなんだけどマイルドな感じ。

進んで行くと、さざえ堂の入り口に着いた。

 テレビで何度か見たけど、本当に不思議な建物。

入館料をスマホ決済で支払い、いざ中へ。

 仏教のお堂なので、参拝してから中へ入った。

日本建築の螺旋階段。 

 おもしろーいと思っていたら直ぐにてっぺんへ。

で下る。ちょっとこわい。 

仏教的にはここを上り下りすることで意味があるのだろうけど、
そういうことは考えずに楽しんだ。

で、白虎隊の史跡へ向かった。

 さっき見上げた辺りが見えた。

ほー。あの道を真っ直ぐ下れば会津若松駅なのねぇ。

次回に続く~
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