Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

2級の問題に挑戦してみた

2010年09月21日 00時00分02秒 | 茶道文化検定
今回の2級を受験した友人と問題(と解答)のコピーを交換した。
“旅”に出ていた関係で問題を受け取るのが遅れて、やっと連休最終日に挑戦できた。
合格ラインを下回ったら~とドキドキしたけど、結果は80問中69問正解。
ホッとした
(でも、点数は1級と同じ)
印象として、去年の2級より易しくなってない?
言い回しを変えただけで、実質的には“同じ”出題もあったし。
一方、公式テキストや問題集の文章を入れ替えて穴埋めにしたりと
出題パターンがセコイというか、イヤラシイというか
(でも、合格率は高いのではないかと思われる)

ワタシ、やっぱり茶室・露地と茶業は苦手みたいだね。
もう1回ちゃんと勉強しなおそう。

あ、次回はいよいよ、1級の答え合わせの最終回「茶業」編ですゾ

【備忘録-得点比較】
        第2回2級        第3回2級         第3回1級
茶の歴史  11/12(91.7%)  9/10 (90.0%) 12/12(100.0%)
茶事・茶会  6/7 (85.7%)  6/7  (85.7%)  9/11 (81.8%) 
茶道具   12/15(80.0%) 11/12 (91.7%)  8/12 (66.7%) 
茶と禅    8/9 (88.9%)  9/9 (100.0%)  8/11 (72.7%)
茶席の花   7/7(100.0%)  8/8 (100.0%)  6/10 (60.0%)    
懐石     2/5 (40.0%)  8/8 (100.0%)  6/12 (50.0%)  
菓子     5/7 (71.4%)  7/8  (87.5%) 10/11 (90.9%)
茶室・露地  5/9 (55.6%)  6/9  (66.7%)  6/11 (54.5%)
茶業     5/9 (55.6%)  5/9  (55.6%)  4/10 (40.0%)
====================================
      61/80(76.3%)  69/80(86.2%)  69/100
★ランキングへの御協力もヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他流派のことを問われても-「茶室・露地」編

2010年09月19日 03時57分00秒 | 茶道文化検定
答案用紙を眺めていると、どう考えても後半は息切れしてるとしか思えない。
というくらいにボロボロ。

茶室と露地は去年の2級は9問中、正答は5問(正答率55.6%)。
弱いとはわかっていたんだけどなぁ。

【茶室・露地】
問1は床の説明の否定問題(←間違い探しネ)の四択
何年前だったか忘れたけど、NHKで待庵のナゾに迫る番組を見た。
躙口の建てつけや室床は朝鮮半島の建築技術で~という下りを強烈に記憶している。
だからすぐわかった。ちなみに、テキスト247pに記載あり。
でも、6年前に実物を見学した時は躙口から覗いただけなので、よくわからず

問2は表千家の茶室の説明の中で間違い探し(四択)
他流派のことはやはり覚えにくい
不審庵が平三畳台目だということまでは覚えていたんだけど、途中で消失して再建だしなぁ。
と余計な知識が邪魔して、見抜けかった。
そういえば、テキストの記述、頭に入っていたんだけどなぁ。
(歴代に親しみ感じないからカンも鈍る) 公式テキストp248

問3は菅田庵の正しい説明を探す四択
一度は見学したい茶室(松江、遠いからなぁ
平面図もあったので、素直に考えて解答選ぶ。公式テキストp256
茶室の見方は2003年秋に青年部の行事(茶室勉強会)を機に理解できるようになった。
その2-3年後に出版された講師の著書↓ まんまで驚いたゼ。
“しくみ”で解く茶室 (チルチンびと建築叢書)
竹内 亨
風土社

このアイテムの詳細を見る


問4は砂雪隠について、間違い探し(四択)
見たこともないし、実用面では使わないもんは知らん ←また逆ギレ
テキストに書いてあったことは覚えているんけど、ちゃんと読んでなかった。
こういう状況になると、イライラして判断力が鈍るんだろうねぇ
短気は直さないとね。公式テキストp266に記載あり。

問5は紹鴎の茶室について、間違い探し(四択)
さっぱりわからんかった 公式テキストp246に記述あり。
でも、さぁ。実物があるわけじゃないんでしょ~

問6は藪内家の燕庵の露地について、穴埋め(四択)
去年の3級のラスト問題がやはり燕庵の腰掛露地だった
(友人から問題もらって解いた際、思い切り「わからん」)
だから、他所の流派は弱いのヨ 公式テキストp274に記載あり。

問7は某有名茶室の名称(記述)
公式問題集「茶室・露地」の練習問題・問11からの出題(p73)
その時から書けていた。
ちょっとユニークな間取りだから好きなんだよね

問8は飛石の打ち方に絡んで、人名(記述)
ココのところ、超ややこしくて
だから、「出題されたらイヤだなぁ出そうだなぁ」とをかけていた。
結局、飛石の配置は全然覚えられなかったんだけど 問題のところは覚えていた。
こういうのって、絶対に“へうげもの”の人が利休さんの逆を唱えるんだよね。
公式テキストp268

ということで、間違えまくって配点11点中、得点は6点。(正答率54.5%)
ビミョーに去年から得点率が下がってるよ

記述も含めて全て公式テキストからの出題なので、
他流派はわからんとかゴネてないで、ちゃんと読み込まないとねぇ
★ランキングへの御協力もヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地道な勉強が必要だねぇ-「茶花」編

2010年09月17日 00時01分15秒 | 茶道文化検定
萩の花を見かけました。
「やっと秋らしい気候になってきたなぁ」と感じていたので、なんだかホッとしました。
で、答え合わせの続きです。

【茶花】
2級の時はマグレもあって、7問中7問正答(正答率100%)。
だもんで、ちょっとナメてたんだけど、やっぱし1級は甘くなかった

問1はムクゲの品種(四択)
なんせ、ムクゲと夏椿の区別もつかないヒトだからねぇ
四択のうち、2つは名前も知らなかった。
ただ、いくらなんでも「白玉」は椿だよなぁって、思った。

問2は「金盞銀台」(四択)
読み方さえ、わかんなーい
だから、何をさすのも全然わかんなーい
といことで、鉛筆転がすようにして選んだけど、ハズレ。
茶道大辞典で「きん…」で引いた。
「きんさんぎんだい」と読むことも「スイセン」であることも初めて知った。

問3は山上宗二記の中での茶花。(四択)
テッセン(鉄線)は好きな茶花だしねぇ。
公式テキストでテッセンについて読んだ記憶はあったけど、
年代と結びつけてなかった

問4は椿に関する穴埋め四択
椿は種類が多いからねぇ。
幸いなことに、社中の師匠が鉢植えでいろんな品種の椿を育てていて、生けて下さるので、
名前と花の色とか特徴はそこそこには覚えた。
でも、初めて見る品種もあって、唖然。
解答欄を埋めるには自分の知ってる中から選ばざるを得なかった。
実はココは答え合わせしてない。
つぼみで使用するのは太神楽、西王母、開花しても使えるのは胡蝶侘助にした。
(間違ってるかもしんない)

問5は炉の時季を花を選ぶ複数回答方式
初めての出題形式で戸惑った。
8つ花の名前がカタカナで書いてあって、炉の時季の花を選んでマークするというもの。
幾つ選んでもいいけど、1つでも間違うと他で正解でも「不正解」という厳しさ。
配点2点。
カタカナってのがねぇ。なるべく漢字で記憶するようにしているから、混乱した。
記憶の糸を手繰りつつ、解答。
サンシュユ(山茱萸)はたしか春先。(→後で確認したら3月に咲くらしい)
ユキモチソウはたぶん「雪餅草」と書くのだろうから、早春?(←3月らしい)
ツワブキ(石蕗)は以前、11月に京都を訪れた時に高台寺付近で見た!
テッセン(鉄線)は好きな花だからわかる。夏の花。
サギソウ(鷺草)もたしか夏だったかなぁ。
スイセン(水仙)はこれはわかる。1月~3月!
ヒトリシズカ(一人静)はビミョーだなぁと思いつつ、4月に見たような気が。
シャクヤク(芍薬)は5月ダ。

当blogでも「ヒトリシズガは4月後半に咲きます」とコメントもらったけど、
「問題」的には風炉の花らしい。
ということで、1つだけ蛇足でマイナス2点

問6は七事式の考案に携わった人物(記述)
一人書けばいいというので、漢字が一番カンタンなヒト「川上不白」と書いた。

椿の穴埋めがどうかわからないけど、一応正解としても、配点10点中6点しか取れず
茶花選びはキツイ問題だよねぇ。
このところ地球温暖化だし、地域によって咲く時季もビミョーにずれるし。
どうなのかなぁ。

普段、花には疎い生活を送っているので、茶花は努力が必要な分野。
平成14年の淡交テキスト「茶花必携」を月が替わるごとに読み返した年もあった。

具体的な勉強としては、2005年9月に青年部で茶花の勉強会を開催したときのこと。
当時の部長から「参加者がお土産に持ち帰れるような資料を作って」と云われて、
「忙しいんだけどなぁ」と思いつつ、頼まれると引き受けてしまうタチなので、
けっこー力を入れて作った。
結果、なかなかよい資料ができたけど、編集に懲りすぎて印刷した後、データ壊れた
手元にのこるのはペーパーの「原紙」のみ。
参加者の皆さんには勉強会当日に配布したけど、役立ててもらえたかなぁ。
(自己満足だったりして)
もっとも、その時に(資料を作るために)勉強したことが2級までは役立ったわけで
でも、1級はもっと勉強しないと太刀打ちできそうにない。
もう一度「茶花必携」に日々にふれては読み返す1年を送ろうではないかっ
『実用 茶花必携―入れ方と育て方 (淡交テキスト)』

淡交社 2004年刊

このアイテムの詳細を見る

★ランキングへの御協力、どうかヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子は虎屋よん-「菓子」編

2010年09月14日 06時22分00秒 | 茶道文化検定
答え合わせも胸突き八丁。
当blogにも度々書いているけど、もともとは和菓子が苦手。
だから、問題も苦手意識がある。

【菓子】
昨年の2級は7問中5問正答。正答率71.4%で2級の合格ラインでギリギリ

問1は「あつもの」に似せた菓子(四択)
これは去年の公式問題集1の練習問題(菓子・問8、p59)から出題。
羊羹(ヤウカン)、個人的には苦手だった。今はちょっとずつなら食べれる。

問2は関西の桜餅(四択)
昔、東京で桜餅を買ったら、ワタシの知ってる桜餅とは違うものでビックリ
「こ、これは桜餅じゃねぇ」と叫んだら、みんなが「これは桜餅だよ」。
そして、「キミが云う『桜餅』とは『道明寺』のことだヨ」と教えてくれた。
関西に住んでいて、初めて聞く名前だったなぁ。
それにしても、道成寺は安珍清姫伝説だろー。お能の世界だろー

問3はもち米を原料する粉(組み合わせ四択)
公式テキストを何回読んでも覚えられなかった粉
「やっぱり、キターーーーッ」って思ったヨ。
これは虎屋ビデオから粉→原料ではなく、原料→粉覚えればいいと気づき克服。
(ちなみに、もち米で作る粉は白玉粉と寒梅粉だヨ)

問4は落雁の木型の材料(四択)
虎屋ビデオ、もうちょっと見ればよかったなぁ
この解答、テキストにも辞典でも確認できなくて、虎屋で5年前にもらった冊子で確認できた。
そっか、桜は硬いから床柱にいいって聞いたけど、木型も同じかぁ。
(聞いたような気はしたけど、選べなかった)

問5は端午の節句菓子について(穴埋め複数で四択)
粽は7年前、作ったからなぁ。(青年部の行事で)
そういう伝説があるとは思わなかった。
三国志の登場人物が選択肢の中にあって、ギクッとした。
去年、映画『レッドクリフ』を観た社中の相弟子が吉川英治の「三国志」を全巻揃えた。
ワタシも映画は観たし、全体のストーリーは人形劇を一生懸命観てたから
把握していたんだけど、タダで読めるならとそれを借りて読破はしていた。
だから、登場人物はなんとなく憶えている。
「たしか屈原って、いたよなぁ。でも、身投げしたっけ?」
自信がない。
でも、諸葛孔明や関羽がいるくらいだから、三国志の登場人物がヒントなのだろうと思った。
(林浄因は全く記憶になかったので、選べなかった)
答え合わせがちょっと面倒で。
テキストにも辞典にも載ってないので、昔読んだ事典『和菓子の世界』(岩波書店)を参照。
あった。
4年前くらいに読んだけど、記憶の底にあったのかもね。
(でも、「意外な読書が意外な時に役立つものだ」と感心した。雑学侮りがたし

問6は「上巳の節句」の名前(記述)
写真を見て、「あーーーっ 出たなっ
一昨年の3級、3問間違えたうちの1問がコレだった。
リメンジじゃと思いながら「引千切」と書いた。
でも、さー。「ひきちぎり」と思ってた
社中の師匠が「ひちぎりよ、それは」
(ヨミを書く問題だったら、アウトだったネ)

問8は「唐衣」という銘の菓子の由来となった和歌(記述)
写真がボンとあって。(白黒写真、キツい カラー写真だったらよかったのに)
なんて、トートツな問題なのと思ったら、さっきの『和菓子の世界』に出てた。
絵だったけど、ちゃんと和歌も書いてあった。
この問題(てゆーか、菓子分野の問題)を考えたヒトはこの本を読んでたんだぁ
来年も同じヒトが問題を作るとは限らないけど、『和菓子の世界』は再読必須だわっ
ただ、肝心の和歌、助詞1字だけが本と違っていた。
たぶん、幾つか説があるから大丈夫だとは思うけど、どうかなぁ。

というわけで、配点11点中(和歌が○として)10点取った。
でも、もう他で落としてるからねぇ

『事典 和菓子の世界』
中山 圭子
岩波書店 2006年刊

このアイテムの詳細を見る

↑当blogで紹介済みかと思ったけど、まだだった。
いずれ、ちゃんと紹介します

★ランキングへの御協力、どうかヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苦手意識が強いんだぁ-「茶と禅」編

2010年09月11日 00時00分11秒 | 茶道文化検定
2級を受けた友人が問題と解答(のコピー)を進呈してくださるって。
実は気になってたんだけど、お願いするのを躊躇っていた。(図々しいかなぁと)
だから、嬉しいです。(そして、こちらからも1級の情報を進呈させていただきました)

でも、解いてみて7割以下しか得点できないようだったら~って思うと、コワい。

なんかさー、答え合わせをしているとね、だんだん自分がおバカになっているような気がする。
それにしても、疲れるなぁ。

【茶と禅】
苦手意識が強いけど、去年の2級は意外に出来て9問中8問正答(88.9%)
でも、1級はこんなに上手くいかないよねぇ

問1は一行物がもてはやされ始めた時代(4択)
練習問題からの出題(問4)

問2は雲門禅師が弟子たちに発した言葉を問う4択
「あれ? 去年の2級は逆問が出てたゾ」と思った。
「日日是好日」の言葉を発したのは誰でしょう?ってね。

問3は中国宋代に成立した禅寺の生活規範をまとめた書物(4択)
わかりませーん。だいたい、「茶の歴史」じゃないのぉ
やっぱり、公式テキストp16に書いてあった。
「禅苑清苑」か。けっ、完全に全く投げてたゼ。

問4は「関山」の写真。この種類って?(4択)
これはテキストにあった、あった~と必死に思い出す。
イチかバチかだったけど「道号頌」でたぶん大丈夫なハズ。p137

問5は穴埋め4択
なかなか覚えられなくて難儀していたけれど、練習問題(問7)そのまんまでヨカッタ
だけど、選択肢が微妙に入れ替わっているから、要注意ね

問6は茶掛においる墨跡第一の記述がる茶書は?(筆記)
にハッキリ記述はないんだけど、「南方録」しかないよなぁと思って書く。
後の見直しで「あれ?南坊録だっけ?」と混乱し、一度は書き直す。
イヤ、違う南坊宗啓だ。タイトル「茶は南方の嘉木なり」に由来してるから~。
思いなおし、再度書き直す。
ちなみに、一昨年の3級で間違えた3問のうちの一つが南方録がらみだった。
リベンジができたぜぃっ

で、頁捲って唖然
問7 これは誰?(絵に描かれている人物名を筆記で書く)
カンザンジュットクだとはすぐわかったけど、「寒山拾得」の「得」を「徳」と書いた
だいたい、寒山拾得が陣明と知ったのは最近だ。
この4月の「細川家の至宝」展で横山大観が描いた寒山拾得図屏風がステキで
やっと、意味がわかったのよねぇ
だから、非常に惜しかった。

というわけで、配点11点中、8点獲得。(正答率72.7%)
健闘したものの、目標ライン(80%)に届かず。
ガックシ
それにしても惜しかったなぁ。「拾得」。
★ランキングへの御協力もヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手間ひまかけてこそ?-「懐石」編※追記あり

2010年09月10日 00時00分56秒 | 茶道文化検定
やっと、熱帯夜から解放された。久しぶりに朝暑くて目覚めることがなかった朝。
朝日新聞朝刊の欄、「直伝 和の極意 茶の湯」の紹介ダ

フムフム。今夜は点心の作り方かぁ。(←テキストで見て知ってたけど)
どれどれ~ ん? あれ? ネガティブっぽい批評だなぁ

「無理のない範囲で」と力説されながら、「必ず落としぶた」とか「赤だし2度漉し」
とか言われるとだんだん面倒くさくなってくる。


って、どんな内容なワケ?
そんなに一般ピープルから見れば、現実離れした内容なのかなぁ?
と心配しつつ見たけど、さすがに面倒くさ~とは思わなかった

まぁ、日常生活でこんなに手間ひまかけて料理してるわけじゃないけどサ
落しぶた持ってないから、ナスはラップかけて電子レンジでチンだな。
伏見唐辛子も関東じゃ手に入らないから、シシトウかピーマンで代用かな。
ちょっと、応用力とか機転を利かせるのも、茶人のたしなみ?
って、要するに“手間ひま”かけてないじゃん

それにしても、盛り付ける器が山道盆というのは抵抗あったけど、千歳盆の蓋だったんだネ。
なんか、ホッとした

ところで、「おもてなし」ができることと、検定の問題を解けるか否かはまた別物だよねぇ
というわけで、答え合わせ、本当は「茶と禅」編なんだけど、順番変えてみた

【懐石】
一昨年から、懐石についても勉強し始めたので、イケるかなぁと思ったんだけど
去年の2級は5問中、正答は2問だけ(正答率40%)
今回も難しかったぁ

問1は「両次」(四択)
いきなり「は?」な設問だったけど、1つは「飯次」と書いてあったので、
「じゃあ、湯斗(湯桶)かなぁ」ということで。
だって、湯次って公式テキストに書いてあったしー。

問2は飯台の茶事(四択)
飯台は公式問題集の練習問題に出てきたら、チェックしていた。
公式テキストも読んだけど、ピンと来なくて間違えた
そーいえば、物相のこと書いてあったっけ。
まさか、ココが出題対象となるとはねぇ。(細かすぎ

問3は『烏鼠集』にある「軽い仕立ての食事」(四択)
公式テキストp190にちゃんと書いてあったのに、読み飛ばしてた
へぇ、「茶の子」ってカズノコとかコノワタみたいな肴の名前じゃなかったのねぇ。
っていうくらいの無知でした

問4は酒次の名称。(否定問題で四択)
いくらなんでも角樽(つのだる)は茶席に出さないよねぇ。。。
このあたりの選択肢の出し方が極端すぎる

問5は懐石の四つ椀の名称(穴埋め各四択)
さっぱりわからなかった。
公式テキスト198pの上の欄外に写真があって小さく書いてあった。
今は利休の時代じゃないんだから、今さら実用的でないモノを覚える必然が理解できん
坪椀も平椀も知らん(←逆ギレ?)

問6は茶会の料理について(穴埋め記述)
公式問題集の練習問題p53そのままの出題だから、ココは取れた。
もっとも、「本膳」も「精進」も不意打ちだとちゃんと書けなかったかも
(実は何回も書き取り練習した)

問7は利休の懐石に関する狂歌が記された茶書(記述)
自分では「利休百会記」と書いたつもりなんだけど、控えには「利休百会集」と書いてある
だ、だいじょうぶ~
そもそも、それが正答かどうかもわからないけど。。。(スミマセン)
だって、他の書名、知らないもん。
 →※追記(2010.9.11)
 コメントでご指摘いただき、正答が判明しました。
 公式テキストp181にしっかり記載ありました
 「長闇堂記(ちょうあんどうき)」でした。
 答え合わせの時でさえ、探し出せませんでしたワ
 御協力、ありがとうございました。


というわけで、配点12点中、自信のあるものだけ掻き集めても6点止まり(正答率50%)
ココはねぇ、公式テキストと公式問題集を細かく読み込んで丸暗記するしかないなぁ

★ランキングへの御協力、どうかヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本の紹介も交えつつ-「茶道具」編

2010年09月09日 00時00分17秒 | 茶道文化検定
暑いと思っていたら、今度は台風
久しぶりの雨ははウレシイけれど(朝顔も喜んでいる)、
ちょっと極端
でも、なんという進路なのでしょう。
一瞬涼しくなったものの、フェーン現象なんやらでまた暑さはぶり返しそう。

さて、答え合わせも粛々と進めないといけないけれど、他に書きたいこともあってジレンマ。
ホンネは「答えあわせはあまり目立たせたくない」ので、
今回は今読んでいる本の紹介に混ぜてしまおう

『茶人 織田信長』
江口 浩三
PHP研究所 2010年6月刊

このアイテムの詳細を見る


試験前に図書館に予約をかけておいて、1週間前に受け取った。
が、時が時だけに(?)「試験が終わってから読もう」と放置。
結果として、得点に影響はなかったものの、「試験前に読んでおいた方がよかったかな
という内容。

今回出題された中で「蓼冷汁天目」というのがあって、「なんじゃ、こりゃ?」
出てきてたよ。
「茶の歴史」編にも出題された「朝倉教景」も。
そもそも、信長サンは名物狩りなんてもんで茶之湯御政道をやったから、
後世の検定試験の問題が増えているわけで。。。
(でも、彼の政策があったればこそ、茶道が今に生き残っているのかもしれないけど)
なんてことを考えながら読んでいる。

名物道具の勉強にはいい本。
ただ、研究論文みたいで読み物には不向き。

天王寺屋会記や山上宗二記から信長の茶の湯に関する足跡や関係のある道具を拾い出していて、
そこはすごいなぁと感心しつつ、何回も読み返してやっと頭に入ったような。。。?
だから、原文読むなんて、ワタシにはとてもムリ
じっくり読んで、検定対策に一助したいと思ってる。

ということで、答え合わせの第3弾。

【茶道具】
何分、茶道具展フリーカーなので得意分野としたいところだが
そうでもない。
去年の2級の成績では15問中、正答は12問。(正答率80%)
だから、ちょっと手こずりそう。

問1は瀬戸茶入の礎となった研究書の著者(四択)
遠州か不昧かで迷ったんだけど、遠州は多忙だったし、そんなヒマなさそ
と選んだ勘は当たりだったようで。→公式テキスト105pに記載。
個人的には「君台観左右帳記」か「古今名物類聚」が筆記で書かされそうと予想していた。
ヤマが外れたなぁ コワいなぁ。。。と不安になった。

問2は染付の顔料の主成分(四択)
何分、コバルトブルーって言うからねぇ

問3は棗の作家の年代(四択)
列挙されている4人の名前は見覚えがあるけれど、桃山時代と江戸時代の区別してなかった。
(原羊遊斎くらいだったらわかるけど、いないし
109pに記載あり。関宗長だけ江戸時代だったのかぁ。
漆芸大好きなワタシとしては落としたくない設問だった
ここまできて、4択初めての不正解。
さらに難所は続く。

問4は天目茶碗の生産地(四択)
「蓼冷汁天目」だけ見覚えがなく、否定問題だったので、仕方ないから選ぶ。
113pを参照すると、案外それでよかったのかも。
茶道大辞典も引いたけど、決め手の記述ナシ

設問の意図が意味不明なんだよねぇと思いながら頁を捲る。

問5は長次郎の相棒(四択)
これは7月の東京地区講演会で聴いたばかりじゃないですかぁこちら

問6は香合に関する四択の穴埋め
イはねぇ、「唐物漆器」と続くので、散々迷ったんだけど。
「存星」という名称を覚えてなかった モノはわかるんだけど。
キンマは南方だから違うと思ったんだけどねぇ。。。 イチかバチで。
漆器を2問とも落とすとは、情けない。
その分、ロとハはちゃんと抑える。
東の大関は「交趾の大亀」。現代では藤田美術館のが有名ですねぇ。→こちら
西の大関は「染付の辻堂」。社中に写しがある。今、五島美術館で展示中→こちら

問7は記述で、高麗茶碗「熊川」のヨミ
熊川茶碗を覚えたのはサンリツ服部美術館だったかなぁ。
やはり今、五島美術館でも見れる。
ずっと「こもがわ」だと思っていて、「こもがい」と読めるようになったはわりと最近
実はこれで、今回2年前の間違いに気がつき、慌てて修正した。→こちら

問8は信楽水指の名称を漢字で記述
「ほら、あれだよ。芋、、、、いも、、、、芋○」と思い出せない。
他の問題を解いている時に突然思い出し、「あ、わかった」と叫びそうになった。
「芋頭」。
と思ったけど、信楽というよりは南蛮だよねぇ?
で、捲って101pを読み返したら、「鬼桶」だった
完全に間違えた~
このGW中に訪れた湯木美術館「釜と水指」展では両方見てたんだけどね。→こちら

というわけで、得点は配点12展中8点。正答率66%で
早くもここで黄色信号点滅したのであった。
ちなみに、現在までの答合わせでは配点35点中、得点29点。正答率82.8%)

※余談
9月2日から、ブログ内検索がおかしな感じになってました。
ワタシはブログで過去の記事や記載や書名や道具、場所etc.アーカイブ的に使っていたので、
かなり不便な変更でした。
同じように不便を感じていたユーザーは多かったようで、やっと9月8日にモトに戻った。
なんかねー。サーバーに負荷がかかるんだって。
でも、blogもここまでくるとちょっとしたデータベースだもん。
便利に使いたいよね。
このblogを閲覧して下さってる方の中にも、ブログ内検索を使っていただいている方がいたら、
そういうことですので、今後とも御贔屓に。
★ランキングへの御協力もどうかヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詰めが甘かった?-「茶事・茶会」編

2010年09月08日 00時00分30秒 | 茶道文化検定
相変わらず、記録的な猛暑が続く。
ふと、「あれ?今年は夏椿や木槿を見てないなぁ」。
ワタシが世話しているわけではないけれど、庭に植わっている。
この夏は視界に入って来ない。
さっそく探しに行ったところ、あった。
が降ってないからねぇ かなりヒサンな咲き方だった。
可哀相。

で、答え合わせの続き。

【茶事・茶会】
昨年の2級では7問中6正答(正答率85.7%)で、決して苦手ではない分野。
だけど~。これは明らかに書けなかった設問もあるからね

問1は帛紗の裂の材質を問う四択
これは問題集問5と全く同じ設問。だから
難易度的には茶碗3つだから2級に出題されるのかと思いきや、1級でも出るのね。
(今一つ理解できない難易度表記

問2は懐石が吸物・八寸だけの茶事を問う四択
類似問題あったし、これは公式テキストを読んでいれば正答できる。

問3は向付に生魚を避ける茶事は?を問う四択
公式テキストに解説あり。
“幻のテキスト”巻末の1級予想問題に「焼物が出ない茶事は?」というのがあった。
一昨年は全くわからなかったんだけど、友人は「この前、朝茶事行ったからわかる」。
それ聞いて、「やっぱ、経験しないと茶事は理解できないなぁ」と思った。
で、この夏は念願叶っての朝茶事行けたから、これもわかった

問4は利休道歌からの出題で、穴埋め部分を四択
去年1年間かけて百首読んだので、これもわかった。→こちら
もっとも、たまたま覚えてるのが出ただけなんだけどね
暗誦しているわけではないから、「まんま書け」と言われたらアウト。
ちなみに、2級は最後の一首が出たらしい。
利休道歌の主な歌は公式テキストに解説あり。巻末に一覧もあり。。
友人が「『きく』だよねっ」と確認しにきた。→こちら
でも、1級のこの設問は「茶事・茶会」というよりは「茶道具」の分野に入るような気がする。

問5は玄々斎が最初に点茶盤を使用したイベントを問う四択
一昨年の第1回茶道文化検定の3級では点茶盤を考案したのは誰かと問われた。(問59)
これが「難易度が上がった」ということなのだろう。
これも公式テキストに記載はある。
ワタシ自身は2006年2月に参加した青年部主催の「茶の歴史」の講義で聴いた。
思えば、それが茶道史をちゃんと勉強しなきゃと感じたキッカケだった。
一緒に参加した社中の相弟子は「まったく、覚えてないよ

問6以降の3問は筆記。

問6は四規
和敬清寂はヤマを張っていた。
「寂」が難しくて、何度も書き取りした。その甲斐あってウレシイ

問7は完全にノックアウトされた感じ
問題集に「暁の茶事」の出題があったので、
公式テキストを周辺の解説を含めてちゃんと読み込んでおくべきだった。
この辺りの詰めの甘さが今回の反省点
でも、一番難しい茶事でめったなことでは経験できない茶事を出題するのはキビシする

問8は口切の茶事からの出題
茶業から出るような気がしていたので、不意を衝かれた感じ。
「御」を入れた方がよかったっけ~?とか「茶入」が濃茶いれる器っぽいし、
「日記だっけ? 記だっけ~」とこわごわ書いたので、自信なし。
前の設問がキョーレツだったせいもあるし
公式テキストで確認して正答と知り、すごく脱力した。

ということで、結局11点の配点中、2点落とした。
全ての設問が公式テキストからの出題だった。
取れるべき箇所で満点取れなかったのは、致命的だったなー

★答え合わせは長くなるので、主に溜め書きになりますが、
ランキングへの御協力はどうかヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記憶の底力?-「茶の歴史」編

2010年09月07日 00時00分57秒 | 茶道文化検定
さて、答え合わせの内容をどうやって書こうかなぁ。。。とちょっと思案している。
問題そのまま書くのは著作権法的におよろしくないけれど、
事柄は事実や事象だから、そもそも「著作権」そのものが発生しない。
(要するに「問題文」が著作物なワケよ)
まともに書きすぎて、安直に答えをコピろうとする輩にググられてもイヤだし。
なんてことを考えながら、まとめてみた。

【茶の歴史】
昨年の2級では12問中11問が正解(正答率91.7%)。
間違った1問も簡単な引っ掛けに躓いただけなので、今回も得点源をねらってたけど、
さて、結果は如何?

問1は鎌倉時代に茶道具に関する手紙を書き残した武将。(四択)
北条姓の4人が並ぶ。
これは、北条(金沢)貞顕だと即答
だって、5月から6月にかけて3回も金沢文庫に通ったもんねぇ。 参考→こちら
でも、選択肢を見て改めて「貞顕って、日本史の中では影が薄い」と思っちゃった。

問2は近衞家熙の侍医だった山科道安の著書。(四択)
いきなり「えっ ワカラン」ですワ
まぁ、『御堂関白記』はないだろーとは思ったけど
藤原道長だもんねぇ。
家熙は2008年1月に東博で開催された「宮廷のみやび 近衛家1000年の名宝」で存在を知った。→こちら
以降、けっこう注目しながら資料にあたってきたつもりだったんだけど
残る3つのうちから字面に「どっかで見た」記憶があった『槐記』にした。
公式テキストを確認したけど記載が見つけられず、茶道大辞典を引いたら、正解だったみたい
(正に、これぞヤマ勘 でも、どこかで視界に入ってたのだろう)

問3は「つくも茄子」の来歴の中で登場する所有者。(四択)
「つくも茄子」はこの1月から3月にかけて静嘉堂文庫で展示されてたから。
それを2度も観に行って、展示解説も聴いたから。こちらこちら
解説文に書いてあったのを目にした記憶があったのかもしれない。
朝倉教景を選択。
確認する気はなかったのだけど、試験翌日から読み出した「茶人 織田信長」という本に出てきた。
ホッとしつつ、もしかすると去年読んだ「名物茶入の物語」にも出てた?→こちら

問4は江戸時代前期に活躍した茶人。(四択)
それぞれ3人の名前が列挙されていて、3人とも該当の時代で当てはまらないと正解にならない。
これは消去法でいく。
津田宗及は織田信長の茶頭だし、村田宗珠は珠光の後継者、万代屋宗安は堺の人だし~。
てなわけで、「千宗旦、金森宗和、小堀遠州」を選んだけど、どうかなぁ。

問5は江戸時代後期もしくは近代の茶人とその著書。(ダブル四択)
イの4人とロの書名で、どちらも記憶にあるものから組み合わせがしっくりくるものを選んだ。
だから、当たった自信はない
公式テキストにまず当たってみる。
竹川竹斎はテキストにはあるけど著書の記載はなく、辞典を引くがやはり著書の記載なし。
高橋箒庵は『大正名器鑑』。これはテキストにもあったし、問題集にも出題されていた。
だけど、選択肢は「大正茶道記」。つまり引っ掛けダ。
益田鈍翁はコレクターとしては有名だけど、著書を残した覚えがない。
やって、残るは草間直方。とすれば著書は『茶器名物図彙』かなぁ。
ちなみに、公式問題集の茶の歴史の問10、問14がわりと近い問題で、解説にも記載あった。

で、頁を捲ってギョッ

問6は茶書に関する設問
茶書の内容についてはハナから読む気ナシ
設問から推理する。
イは語句を穴埋めするんだけど、ロの著者の「茶うえの号」(←誤植「茶の上の号」)を注目。
四択に「宗観」がある。ならば、井伊宗観。つまり、井伊直弼のことだ。
次に茶書の内容をチラッとみたら「是、一会極意の習なり」。
だったら、一期一会でしょう。
ハは初めての記述。この茶書の書名は? もちろん「茶湯一会集」。
他の人のブログを読むと、「茶之湯一会集」と“乃”を入れてしまったという失敗があるようで。
まぁ、彦根で2回実物見たしねぇ。→こちらこちら
おっ、草稿が展示されたのかぁ。
号「宗観」は『一朝の夢』という小説が印象に残ってたからこちら
「懐かしいなぁ」と思いつつ、現在開催中の彦根城博物館の展覧会観たくなっちゃった。
「井伊家伝来茶道具名品選-名物茶器から直弼まで-」

なんてこと考えつつ、次へ。
問7は永西の著書の書名(記述)
問1から順に時代を下ってきて幕末まできたのに、いきなり鎌倉時代に遡るって
と戸惑った。(もしかして、混乱させるためにワザと出題した?)
あまりの唐突さに呆れつつ、「喫茶養生記」と書いた。
これは春の茶道資料館の展覧会「茶書にみる茶の湯の歴史」にも出てたもんねぇ。→こちら

で、「茶の歴史」編はおしまい。
配点は12点あって、どうにかこうにか取りこぼしナシ

さっき、ヤマ勘と書いたけど、茶道具展を観て歩いてはblogに書き綴る行為の賜物かなー。
と思う。
同時にこの問題の出題者も茶の湯フリーカーだっ
っていう気がする。

もしかしたら、金沢文庫の「鎌倉の茶」展を観て、同じ講演会を聴いてたかも。
なぜならば、中国の最初の頃の歴史と日本の伝来当初のところで通説とは違う話が出た。
だから、「講師はこう云ってるけど、検定で従来の通説が出たらイヤだなぁ」と思った。
その微妙なところがモノの見事に避けてあった。
しかも貞顕と喫茶養生記と確実な事実の部分のみの出題したのかも?

ほかにも「つくも茄子」にスポットを当てた展覧会は今年あったばかりだし、
近衛家はともかく、井伊家の展覧会も試験の直後に開催されるしね。

2級以下の問題はまったく見てないので、どんな出題だったのか知る由もないが

しっかし、答え合わせも楽じゃないなぁ。
続きは明日以降
★頑張ってるので、ランキングへの御協力、ヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自己採点

2010年09月06日 00時01分08秒 | 茶道文化検定
やっと時間に余裕ができ、茶道文化検定1級の試験問題と向き合った。

公式テキストや公式問題集に加えて、去年の問題集で過去問題も参照し、
大枚叩いて買った茶道大辞典、淡交テキスト「茶花編」、事典『和菓子の世界』、
虎屋文庫の冊子も動員。

午前中から始めて、昼食休憩や夕方の諸々を挟みつつ、夜になってもまだ続く。
『龍馬伝』の寺田屋騒動は気になって仕方ないので、中断。
続く『無縁社会』は暗い気持ちになるので、返って調べ作業がはかどった。

で、終わったのは10時前。
ずっとやっていたワケではないけど、答え合わせにこんなに時間を要するとは

最初はハラハラ、どきどき。
「茶の歴史」は、「茶事・茶会」は暁の茶事の水(井華水)のみ書けず
茶道具は好きなハズの漆器を2問とも落とし
「書けた」と思った筆記も勘違いで実は間違ったことが判明。
苦手意識が強い「茶と禅」は健闘したものの、目標点に達せず。
「茶席の花」は今回は手こずり、6割に留まる。
懐石は今年も手ごわくて、半分取るのがやっと
菓子は「木」で間違う。(虎屋文庫のビデオ、ちゃんと観ておくんだった
「茶室・露地」は他の流派はやっぱ詰めが甘かった。筆記が書けて、どうにか半分。
そして、「茶業」。今年もボロボロ 4割かぁ。
宇治検定じゃないっつーのと怒りを覚える。

で、自己採点の結果は100点満点中の69点。
受けた時点で「7割前後かなぁ」という手応えだったので、今更落胆せず。

もともと、調べ学習は得意(!?)なので、楽しんでやっていた。
でも、来年に向けて、あと11点以上の上乗せかぁ。
大変だな、こりゃ。

公式テキストを全部読めば満点とれるわけではないしね。
どこまで“延びしろ”の知識を伸ばせるか。
気が遠くなりそ

具体的な答え合わせの内容、実は半分原稿書いた。
blogがネタ切れした時に小出しに紹介しようかな。
やっぱし、自分で解答を見つけてこそ、初めて実力になるもんだと思うしネ
★ランキングへの御協力、ヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶道文化検定受けての雑感もどき

2010年09月01日 00時01分02秒 | 茶道文化検定
試験から2日(日付が変わってるから3日)経って、他のサイトやブログをググってるワタシ。
3級と4級は今回も合格率が高そう。
2級も話題に出来るヒトは合格点に達してるみたい。(だから、書ける?)
それに比べて、1級は。。。(そもそも、ヒットもあまりしないし)

マスコミ的には京都新聞が記事にしてましたね。→こちら
あと、大阪読売新聞にも小さく掲載されていたみたい。

へぇ~。学生さんの都合に配慮したから夏の日程の実施だったんだぁ。
(てっきり、夏休みの時期だから会場が格安料金で確保できるかと思ってたヨ
てことは来年も夏開催ってコトか。
高麗茶碗はともかく、伊勢物語の「唐衣~」は難問というより、珍問だよ。
(どちらも書けたから、いいけど)
でも、一首まるまる書くにしては解答欄が小さすぎる
あるヒトは「小さすぎて、まさか一首まるまる書けという設問とは思えなかった」と。

それに実害はないとはいえ、「ん?」と思う箇所があった。
問題用紙には「茶室・露地」となっているのに、解答用紙には「茶室・露路」。
どーでもいいことだけど、めっちゃ気になって、帰ってから調べちゃった。
ま、「露地」とも書くし、「露路」とも書くらしいとわかったけど、、、さ。
問題用紙だって、3箇所の誤植。
後からわかった3箇所目は、まさに解いている途中で「あれ? え?」と混乱した
安くはない受験料払っているのだから、せめて誤植はやめて
と思っちゃう。
(だから、ちょっとの書き取り間違いにも目をつぶってよ! なんてね)

で、答え合わせはまだしてない
どうやら、今回は情報が回ってきそうにないので、自力でやるしかなさそうだ。

やっと問題用紙を開いて、とりあえず配点計算だけした。
9分野に12点、11点、12点、11点、10点、12点、11点、11点、10点と配点されている。
フクザツ~。
でも、それくらい試験時間中にやっておけばよかった。
残り30分を残して退出するくらいなら、その時間を利用して配点計算して、
ついでにそこで自己採点までしておけばよかったなぁ
絶対に自信のあるところだけ足し算し、その上で加点できるところをもう一踏ん張り
ってことができたのに。
そうすれば、試験が終わった後の自己採点もラクチンだったのに。
来年はそうしよっと。

思ったところで、今夜は力尽きる。
試験会場で自分が出した解答が正解か否かのチェックは~週末だなぁ
平日はさすがに忙しいから、無理っ
★来年も一緒に頑張ってくださる方、ランキングへの御協力もヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱帯夜も47日連続!?

2010年08月31日 00時00分34秒 | 茶道文化検定
ある意味、怒涛の8月がやっと終わる。
茶道文化検定もとりあえず終わり、張り詰めていた緊張の糸が切れたのか、
試験当日の夜は頭痛がひどくて
からブログを予約投稿して、「龍馬伝」をやっとの思いで見てダウン。

何分、熱帯夜の連続で慢性的な寝不足だったしねぇ
ホント、今月は体調的にもキツかったっす。
(もっとも、気候のいい時期に試験が実施されたとしても、結果は同じかなー

答え合わせはまだしてない。
そのうちに解答集の情報が回ってこないかなーと図々しく期待。
回ってこなかったら、おいおいに自力でやろう。
(なんせ、結果通知は2ヶ月後だから。2級~4級は1ヶ月後なのにねぇ)
ちなみに、後から何度でも解き直したり、問題をコピーして“再利用”できるように、
問題用紙には絶対に書き込みをしない。
余白に書き写しておくようにしている。

余談だけど、
試験の前の晩、3級と2級の結果通知を見直してみた。
一昨年、3級は6,377名受けて、6,303名が合格(合格率98.8%)
このうちの3,367名が去年2級を受けて、2,051名が合格(合格率60.9%)。

ということは、1級を受けるヒトは最大2,000人ちょっとだったのねぇ
この暑さだし、全国で1,000人ちょっとかぁ。
「意外に少ないんだなぁ」と思った。
ちなみに、ワタシが受験した会場では1教室のみで99名。
まぁ、こんなものか。
このうち、何人が合格証を手にするのだろう。

ワタシは今回の合格はたぶん無理だと思う
「落ち込むかなぁ」と思ったけど、わりと平気で。

受験しに行く朝などは、一抹の寂しさも感じたくらいだから。
「これであっさり受かると、ブログのネタがなくっちゃうなぁ」って
だって、8/29のアクセス、なんと648IP
gooブログのアクセスランキングも706位に急上昇
1,458,792ブログの中でだよ~。
上位1,000位以内に入るとアクセスランキングのリストに入れる。
(だから、どーだっていうのだけど)
去年も一昨年も試験当日はアクセス数がグーンと延びたけど、
今年は延び幅がさらに広がっている。

検定の存在が回数を重ねるごとに世間的に認知されているんだなぁと実感している。
検定をキッカケにこのblogの存在を知ってもらい、何人かは常連さんになってくださるし。
(と、常連が増えたからといって、別にワタシが儲かるワケではないのですが

というわけで、2級or3級or4級な方も1級な方も、
次回に向けて、ワタシと一緒に頑張りましょう

落ち込んでない理由はもう一つある。
暑かったけど、つらかったけど、ワタシはワタシなりに頑張ったもん。
そりゃ、8割正答はできなかったかもしれないけど、0点じゃないもん。

「寒山拾得」を「寒山拾徳」って書いちゃったけど
かきつばたの和歌書けたほか、書けたところもあったもん。

実は定家や家隆の“わびさび”になぞらえた歌を出されたアウトだった
まさか、中学2年の時に覚えた和歌がこんな歳になって役立つとは~
って、たった2点だけどサ

公式テキストや公式問題集をちゃんと読んでおけば取れる問題もあるけど、
“公式”の枠を超えたところは一朝一夕には身につかない。
今回も、日頃の茶の湯フリークがあったればこそ答えが絞り出せた所もあったし。
まさに、底力ってヤツ
まぁ、今回は底力の量が足らなかったけど
検定も合格か不合格で分けるんじゃくて、TOEICみたいだったらいいのに。

でも、今の茶の湯ライフは決して間違ってない。
次の試験まで、自信をもって、茶の湯フリークしまくろっと
って思って、そこんとこだけは元気もらった。
★一緒に頑張ってくださる方、ランキングへの御協力もヨロシク致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶道文化検定

2010年08月30日 00時00分10秒 | 茶道文化検定
茶道文化検定、受けてきた。
1級はやっぱり難しかった。
難しすぎる

頑張ったけど、8割正解は無理かなぁ
まだ、自己採点してないけど。
筆記、カンザンジュットクはわかったけど、
トクの漢字を間違ったのは残念
帰りので多摩川を渡った時にハッと気がついちゃった。悔しい~
全くわからない設問も幾つかあったしね。
試験会場を出た後、五島美術館に寄った。
茶道具を鑑賞してたら、出題の物がチラホラ。
頭がクラクラ~
役には立ってはいるんだけどねぇ

前の日と合わせた疲れがどっと出て、帰り道は頭痛
帰宅しても治まらず、楽しみにしていたはパス
★しんどいので今夜はこれで失礼
 よろしればランキングへの御協力(クリック)を致します。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶道文化検定の受験票

2010年08月14日 00時01分50秒 | 茶道文化検定
茶道文化検定の受験票が届いた



1級なんですよねぇ

1級はマークシートによる択一方式と記述式で出題は80問以内。
試験時間は100分。合格ラインは80%以上の正解デス。

この夏の猛暑でヘロヘロなんで、受験勉強の進捗はかなり悪いです
今回は来年に向けての度胸だめしって感じって、割り切ってマス。

だって、8割なんてムリだもん
去年の2級の問題、いまだに何回やっても数問間違えるし。
同じ問題ばかり間違えて、ほんと理解できてないんだなぁと、
この前は肝据えて、間違えた箇所のみ公式テキストを読み返しました。

ここ数日は3・4級用の公式テキストを読み返してます。
3・4級の内容って、1・2級に全部書いてあるのかと思ったら、そうではなくて
重要なポイントが実は3・4級用にしかなかったりするワケよ。
また、項目によってはわかりやすく記述してあるので、頭に入りやすかったり。

半月前でこうだから、結果は押して知るべし
皆さん、がんばりましょー
★こちらもヨロシクシマス。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶道文化検定公式問題集2

2010年06月23日 06時08分43秒 | 茶道文化検定
茶道文化検定の公式問題集2を購入して1週間。
(昨日の某全国紙の朝刊1面下に広告も出てましたぁ)

で、肝心の手ごたえについては~
1級レベルの問題あまりの難しさに落ち込んでおりまする
(ちなみに、1級の最高得点者は表彰されるそうですヨ

2年前、初めて公式テキストを開いて巻末の予想問題に挑戦したとき、
重箱の隅をつつくような出題の仕方に不快感を感じてしまったけれど
今回はちょっと違う印象。
確かに、「この出題に何の意味があるの」というようなものもある反面、
「やっぱ、二十四節気や千家十職は漢字で書けるようになっておかないとネ
と問題と解きながら反省することもある。

何分、正答率80%が合否ラインなので、1回で合格はムリかな

去年、ワタシが知るうる限りで公式テキスト以外からの出題は1問だけだった。
(3級の「緑茶は不発酵茶」のみ)
出題の範囲は「公式テキストを中心に幅広く」とはある。
今年、とくに1級は初回だから~
公式テキスト以外からの出題はないっと山をかけてさらえてみよう、かな。
(洗脳されそうでコワイ気もするけれど
この間、他の読書ができないのはつらいなぁ
『茶道文化検定公式問題集〈2〉1級・2級用―練習問題と第2回検定問題・解答』
茶道文化振興財団
淡交社 2010年刊

このアイテムの詳細を見る

茶道文化検定の公式サイト→こちらこちら
★今日もブログランキングへの御協力をシマス。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする