比較的重度の痴呆症の方が多いこの施設は職員さんも大変だろうと思います。
今日も演奏が始まる前から、一人の老婆が「何かチョウダイ!なにかちょうだい!」と連呼
大きな声なので意外と精神的に応えます。
しかし演奏が始まるとおとなしくなって眠ってしまいましたのでほっとしました(ー_ー)!!。
今日は、「港」から始まって「りんごの唄」まで約1時間の演奏でしたが
「長崎の鐘」を演奏したら男性の方が「昔を思い出してしまった」と涙を浮かべられ
他の男性も「かえり船」でも門司に帰っていたアニキの事を思い出したと涙され・・・
「これが歌だ!これが歌なのだ」と叫ばれました。
意外なことに「戦友」では、女性の方がハンカチを目に当てて・・・
懐かしい曲に当時の風景が思い出されるのでしょう・・
しかし、最後の「りんごの唄」で皆様元気を取り戻され大合唱!!
大変盛り上がって、明るく終了出来て良かったです。
最近は、原曲通りの「前奏・伴奏・後奏」メロディを口ずさむ方も多く、
やはり手を抜いてはいけないなと実感しました。
しかし、昔の流行歌の前奏は難しいものが多く、マドンナ久恵も必至で練習しなくてはついてこれません。
でも行く先々で「夫婦(メオト)で演奏に来てもらって嬉しい」と言われるのが励みになっているようです。
眠っていた「オネダリおばあちゃん・・」演奏が終了したとたん
「オカシ頂戴!なにかちょうだい!!」と連呼がはじまりました。・・)^o^(・・
8/20の夏祭りに招待されましたので、他の予定を変更してお伺いするつもりです。
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