カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

フレンドシップサマーコンサート

2011-05-15 07:30:14 | 日記

昨日夜、19時から沖縄コンベンションセンターで開催された「第3海兵遠征軍音楽隊」:Featuring The ⅢMEF Band)の演奏会がありスタッフと出かけてきました。在沖米軍関係のイベントに出来る限り参加して今の沖縄の様々な顔をみたいと・・・。吹奏楽の演奏とアカペラでのコーラスなど趣向をこらした素晴らしい、アメリカらしい演奏会でした。観客の多くの人たちも、最後はスタンディングオーべーションでアンコールを求めるほどでした。久しぶりに聞くブラスバンドの音色に感激しました。中でも[宇宙戦艦ヤマト」の曲が流れると指笛に、拍手大喝采でした。観客の多くは、中学生、高校生できっとブラスを部活か何かで活動している子供達なんだろうなと思いました。このような機会は、本当に素晴らしいと思います。

最後は、ホールの出口で整列して待つ演奏スタッフ一人ひとりと握手と言葉を交わして、帰路につきました。帰りの車中では、少し興奮気味の会話でブラスバンドの素晴らしさを再確認しました。音楽は、国境を越え、言葉を越えて笑顔を結ぶ素晴らしいものだと再確認しました。このすばらしいバンドが宜野座村に是非来て演奏して欲しいと痛感しました。北部でもきっと多くの人たちが楽しんでくれるのではないでしょうか?

音楽は、日々の生活を豊かにしてくれる。それは、クラシックのみならず、ジャズ、ポップス、コーラス、演歌歌などどんなジャンルの音楽も心の隅々まで染込んできます。その時の心模様で人を励ましてくれたり一緒に泣いてくれたり・・笑顔を100倍にしてくれたり・・・。ささやかながら、始めた音楽イベントを大切にしたいと痛感しました。この小さな演奏会を、楽しみにしてくださる方が、1人でもいらっしゃる限り続けて行きます。


ランチコンサートとレカンフラワー

2011-05-14 07:31:07 | 日記

明日カンナリゾートヴィラのプロムナード(長い大理石で作られた廊下)のレストラン入口でランチコンサートが開かれます。ランチコンサートに花を添えようと昨日、レカンフラワーアーティスト「フローラル光(ていら)」の當間光江さん「アトリエ花楽」の真栄城 京子さんがレカンフラワーを届けていただきました。

L’ecrin Flower(宝石箱に包まれたドライフラワー)花の水分だけを特殊な方法で抜き立体で仕上げられた花の宝石箱 

しばらくは、このホールに展示させて頂く事になりました。花の美しさを閉じ込めた美しい宝石箱がホテルの品格をあげてくれています。ありがとうございました。なお、あと数点お持ち頂くことになっていますので、カンナヴィラがレカンの美術館のようになります。

明日のコンサートは、障害者の方々にも声を掛けさせていただいています。レカンフラワーが音楽と共に華やかさと安らぎを演出してくれることでしょう!

お越し頂いた當間さん、真栄城さんがお帰りになるころちょうど、庭園スタッフが花の剪定を行っていたので黄色のひまわりのような花をお持ち帰り頂きました。タイミングも良く、カンナで咲かせた花がレカンフラワーになるなんてとてもうれしい事です。

以前、カンナヴィラでは、池坊さんの花展とJazzと言うジョイントイベントを開催しました。花と音楽のハーモニーは、お越し頂くお客様にはとても喜んでいただいています。

私自身はこれといって才能もなく、こうして才気溢れる方々の応援ができることがとても楽しみなんです。お客様が一緒になってホテルを演出してくださって、楽しんで頂けることは感謝と感激でいっぱいです。ホテルは、こうして多くのお客様に支えられながら多くのお客様をお迎えしております。

明日は、レストランも予約でいっぱいです。お陰さまでご予約で満席を頂いています。でも、庭園やカフェでお過ごし頂くことも充分できます。こうして多くのお客様にお越し頂き、レカンフラワーも、演奏者の方々もきっと喜んで頂けることでしょうね。

 


バリアフリーネットワーク

2011-05-13 09:07:57 | 日記

ホテルにおけるバリアフリー環境は、決して良い環境ではありません。どこのホテルもバリアフリー環境が整っていない事に意外性を感じています。ホテルこそ、バリアフリー環境が整っていて当たり前と考えていただけにちょっと驚きです。自分のホテルの環境が充分ではないことで障害をお持ち方々には、ご利用されにくいと考えて色々と調べていくうちにわかったこと。

バリアフリー環境を作ることは費用が掛かると考えていましたが、全くそうではなく先ずは、受け入れるスタッフの心構えから始まることがわかり始めました。些細なことがとても大切。健常者への心遣いと同じように考えて親切や安全を考える事が大切。わからないから不安、心配につながっている現実。

バリアフリーネットワークの方と話しをしていたら、解決できる問題がたくさん見つかりました。障害と一口でいっても様々。だから、どう対応してよいかわかわない・・・と考えがちですが、きちんと向き合ってみるとそのゲストが望んでいる事をどう解決しどう対応するかは、ほとんどスタッフの努力や配慮で解決する。または、解決できなくてもその一生懸命の姿が障害を持つ方に伝わる。これは、普通お客様のリクエストに一生懸命応えていく姿と同じではないか?と思う。

バリアフリーネットワークの方から頂いたレポートの最後に「スタッフの皆様がここまで熱心に考えてくださるだけで、充分「安心」です。ここに書いたのは、本当に「贅沢を言えば」と言うレベルのことです。既に揃っているマンパワーで十分に「安心」で「素敵」な時間が過ごせることと思います。

多少の不便はあっても、「安心感」を持っていただけるホテル作りをすることが大切なことだと思いました。色々なイベントもこのような事柄を念頭において行って行きたいと思います。音楽を楽しむことは共通の思い。一緒になって人生を楽しむことできる環境は私たちの心構えから始まる。

 


フライベントに向けて2

2011-05-12 07:40:35 | 日記

カンナリゾートヴィラフライベントに向けての企画が動き始めた。フラサークルの女性たちの熱心で楽しげな姿に私たち企画サイドも構想の段階よりも熱が入り始めた。真夏の夜の夢を飾る素敵なイベントに仕上げたい!曲に合わせて衣装を変えて踊るなんて考えてもみなかった・・曲のイメージと衣装がマッチしてとても素晴らしい!生演奏を実現したいと思い、今日は、音楽プロデュースをしている方とランチミーティングをする事にしました。知恵と力と技術を結集して、踊る方にも、見て頂く方にも楽しんで頂きたいと思います。

赤く染まる夕焼けの空がファーストステージを飾り、満天の星空と輝く照明がセカンドステージを彩る。地域の方々にも是非見て頂きたいと思い、地元の企業にも参加を呼びかけて地域ぐるみでのイベントにしようと企画を広げ始めました。

イベント企画は、最初はこんなことできたらいいなぁと言うイメージから始まります。そして可能かどうかプランをラフに組み立てて徐々に積み上げていきます。とにかく、楽しいイベントにするイメージから始めます。集客対象者へのイメージなどからイベント時の設営など。落書きから始めてイメージを広げて行くといい感じになります。

音楽は、人々の心を高めてくれたり、癒してくれたりしますが、踊りも見る人々を幸せにしてくれます。沖縄の宜野座村には、こんなに素敵な女性たちがいます。そして、華やかな衣装を身にまとい、見る人たちにたくさんの幸せを届けてくれます。今回のイベントは、参加型イベントでミニフラ教室を行います。同じ衣装を身に着け花飾りをして簡単な踊りを学び一緒に踊ります。記念撮影もサークルの方々と一緒に!

その土地に住む人々と交流していると笑顔が生まれ、思い出を記憶の底にきちんと残すことができる旅はきっと心を豊かにしてくれるはずです。普段の日常に返っても褪せることの無い楽しい旅の記憶。通り過ぎるだけの旅より触れ合う旅の方が私は好きです。もちろん、一人静かに過ごすことも・・・素敵です。遠くから眺めながら自然に笑顔が湧いてくるなんてこともあるかも・・・。素敵な旅を・・楽しみましょう!


フライベントに向けて

2011-05-11 07:22:03 | 日記

朝からの雨模様で心配していたフライベント用ポスター撮影も夕方5時頃から雨もあがり空と海の色に不安を持ちながらも開始。仕事を終えてジーンズ方で駆けつけて来てくれた美女たち。衣装に着替えるとたちまちフラガールに!!!ワオー!笑顔!笑顔!笑顔!でも、始まるとちょっと緊張気味でスタート。

イベントまで1ヶ月。カンナリゾートヴィラでのフライベントは7月17日夕方から、2ステージを予定。夕暮れのプールサイドとメインガーデンの2箇所で場所を変えて行います。

それにしても、フラってハワイで、ショーとして見ていた印象とまた違って、とても身近で笑顔がいっぱいで素敵でした。地元宜野座村のフラサークルのメンバー。30人くらいいらっしゃるとか。昨日は、17人くらいのメンバーでした。明るい時間帯でプールサイドでのフラと、陽が落ちて、ガスの炎とイルミネーションの下でのフラは全く違う魅力溢れるものでした。

このイベントは、宜野座村の人たちと宿泊のゲストの交流の場になるといいと考えています。飛びいり歓迎やフラミニ教室にしようと相談はじめました。踊る姿をパシャ!衣装に着替えてパシャ!と普段と違う自分を見るのもいい!

ホテルが人々の交流の場になって行くのがとても楽しい!そして、笑顔が集まる事がなにより素晴らしいと思う。沖縄の東海岸のすみっこで小さな楽しみが広がりつつあります。地域の人々にとっても癒しの空間であり、リゾートでありたい。