遠野ごたく帳

田舎暮らしの何気ない日常を届けます

リベンジ八甲田 その2

2013-08-01 12:02:12 | 山登り&スキー&温泉

金曜夜の酸ヶ湯はかなりのドシャ降り。

翌日の降水確率は60%。

登山は半分あきらめながら眠りについたのだが・・・

翌朝・・・なんと晴れてました。降水確率も20%になっている。

昨夜は今年もダメかなと思っていたけど、もう登るしかありません。

 

大岳もちゃんと見えている。

さあ頂上目指していざ出発!

 

登山口で酸ヶ湯と大岳を描いている人がおりました。

完成した絵が見たかったですね。

 

登山コースは酸ヶ湯から仙人岱を通り大岳へ、

大岳から毛無岱を通りまた酸ヶ湯に戻る周回コース。

(酸ヶ湯~大岳3.9Km 大岳~酸ヶ湯4.9Km)

 

登山口にはこんな標識が・・・

誰か八甲田から秋吉台まで踏破した人がいるのでしょうかね。

 

登り始めのこの辺り、昨夜雨が降ったせいで道はぬかるみ歩き難かった!

 

樹木帯を抜けると「地獄湯の沢」というガレ場。

硫化水素ガスが噴出しているそうです。この場所かどうかわかりませんが

昨年も火山ガスのせいで死亡事故があったそうです。

 

「地獄湯の沢」を無事通り抜け、仙人岱到着。

ここで休憩。湧水をいただきました。

冷たくておいしかった!

 

この場所は以前は大きな湿原だったけど、

登山者に踏み荒らされ消失したそうです。

現在は木道が整備されているので大丈夫。

(後ろの山が目指している大岳)

 

わずかに残っている湿原。(後ろの山が小岳)

 

仙人岱の湿原に咲いていた「ミヤマキンポウゲ」。

高山植物はけっこう撮ったけど、うまく撮れていなかった(ボケていた)

 

休憩後、雪渓の上を歩いて大岳を目指します。

 

気温と雪渓との温度差で冷気が発生しているけど・・・

写真では微妙ですね。

 

雪渓脇には「ヒナザクラ」がたくさん咲いておりました。

 

奥の山も手前の山も北側にアオモリトドマツが生えていない。

それは北側は雪が多く遅くまで雪が残っているからとの事。

 

「鏡沼」

爆裂火口に水がたまったもの。

モリアオガエル、クロサンショウウオ等、青森県で一番標高の高い両生類の産卵場なそうです。

 

鏡沼を過ぎると、山頂まではあとわずか。

でもこの階段状の岩場はけっこうキツイ。誰かがバテテいます。

 

そして大岳山頂到着。ゆっくり登ったので約2時間半かかりました。

山頂はあいにくガスで周囲は見えず。残念です。

でも今回は雨が降らなかっただけでも良しとします。

(1584.6の.6が薄くなっているのは何故?意図的だと思うけど・・・)

 

山頂は風がほとんど無かったので、ここで早めの昼食を食べ11時過ぎに下山開始。

次回につづく・・・・