金曜夜の酸ヶ湯はかなりのドシャ降り。
翌日の降水確率は60%。
登山は半分あきらめながら眠りについたのだが・・・
翌朝・・・なんと晴れてました。降水確率も20%になっている。
昨夜は今年もダメかなと思っていたけど、もう登るしかありません。
大岳もちゃんと見えている。
さあ頂上目指していざ出発!
登山口で酸ヶ湯と大岳を描いている人がおりました。
完成した絵が見たかったですね。
登山コースは酸ヶ湯から仙人岱を通り大岳へ、
大岳から毛無岱を通りまた酸ヶ湯に戻る周回コース。
(酸ヶ湯~大岳3.9Km 大岳~酸ヶ湯4.9Km)
登山口にはこんな標識が・・・
誰か八甲田から秋吉台まで踏破した人がいるのでしょうかね。
登り始めのこの辺り、昨夜雨が降ったせいで道はぬかるみ歩き難かった!
樹木帯を抜けると「地獄湯の沢」というガレ場。
硫化水素ガスが噴出しているそうです。この場所かどうかわかりませんが
昨年も火山ガスのせいで死亡事故があったそうです。
「地獄湯の沢」を無事通り抜け、仙人岱到着。
ここで休憩。湧水をいただきました。
冷たくておいしかった!
この場所は以前は大きな湿原だったけど、
登山者に踏み荒らされ消失したそうです。
現在は木道が整備されているので大丈夫。
(後ろの山が目指している大岳)
わずかに残っている湿原。(後ろの山が小岳)
仙人岱の湿原に咲いていた「ミヤマキンポウゲ」。
高山植物はけっこう撮ったけど、うまく撮れていなかった(ボケていた)
休憩後、雪渓の上を歩いて大岳を目指します。
気温と雪渓との温度差で冷気が発生しているけど・・・
写真では微妙ですね。
雪渓脇には「ヒナザクラ」がたくさん咲いておりました。
奥の山も手前の山も北側にアオモリトドマツが生えていない。
それは北側は雪が多く遅くまで雪が残っているからとの事。
「鏡沼」
爆裂火口に水がたまったもの。
モリアオガエル、クロサンショウウオ等、青森県で一番標高の高い両生類の産卵場なそうです。
鏡沼を過ぎると、山頂まではあとわずか。
でもこの階段状の岩場はけっこうキツイ。誰かがバテテいます。
そして大岳山頂到着。ゆっくり登ったので約2時間半かかりました。
山頂はあいにくガスで周囲は見えず。残念です。
でも今回は雨が降らなかっただけでも良しとします。
(1584.6の.6が薄くなっているのは何故?意図的だと思うけど・・・)
山頂は風がほとんど無かったので、ここで早めの昼食を食べ11時過ぎに下山開始。
次回につづく・・・・