私はたまに精神科医のyou tubeをみます。
脳の疾患に関して科学的にわかりやすく説明してくれます。その先生は、脳🧠を大きく4つにわけて説明してくれます。
精神科で考えるべき脳の部位は
不安を感じる扁桃体
理性でものを考える前頭葉前野
記憶に関係する海馬
報酬系や快楽を求める依存に関する側坐核
のようで、扁桃体が真ん中にあってそれぞれ3部位と繋がり、複合的に影響を与え病気を生み出しているような感じだと説明していました。
心(脳)の病を様々な角度から教えてくれて、この部位がこうなっているから、統計的にみてこの部位が異常な場合はそこの部位に効く薬をと。
そして、唯物論が絶対であり、心は脳であり、🧠脳は物質だから、心なんて実際はないんだよと解説します。
なるほどなぁ。脳を究極的に現代医学で科学するとそうなるのかなぁと思いました。心はあるようで無いですよね。無いですが、未だに心の病って言葉はありますから、不思議です。
そんな心の病について、実際知っているもの、知らないもの、沢山あり、脳神経科では、沢山ある症状をカテゴライズして病名をつけます。
しかし、aとbとcというべつの名前の病名が実は重なり、その幾つかをひとりの患者が同時に合わせ持っているケースは臨床をしていると沢山あると医師は仰っていました。そして、障害が気づかれず生きにくさから病になるケースもあると。
人の病、特に脳の病をカテゴライズすること自体が難しいのかな。
不登校、ひきこもり、ゴミ屋敷の問題、◯◯依存、妄想による◯◯事件
などなど、これらには多かれ少なかれ何らかの心の病が隠れている可能性があるとみていると医師は指摘します。また、病気の性質上、サポートを得られないまま放置されたりすることで様々な問題がおこる可能性も指摘しています。
私がその医師の先生の動画をみるのは理由がありますが、単純にいうとその医師が優しいからです。
カウンセリングなんかは、1時間だと万に近いお金がかかるから、患者さんが無料で知識を得られるように、また、自分を責めがちな患者の家族の心をサポートするためにも、動画を始めたと医師はいいます。そこが、優しい。
脳について医師が教えてくれるのは有り難いです。
そのお医者さん、唯物論を唱え、心=脳=物質で、心なんてそもそも無いんだと断言しながらも、youtubeを始めた動機は、心があるなぁ、優しいなぁと私は感じます。☺️
そのお医者さん、マインドフルネスを説いたり瞑想を勧めたりもしています。
つづく