大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

父に会う

2021-11-30 06:23:00 | ひとりごと

鹿児島にいる父(魂の父)、竪山勲さんがハンセン病問題の全面解決のために東京に来ているとのことで、昔、脳脊髄液減少症を保険適用にするために頑張っていた患者さんと一緒に会いに行きました。


もう父とはずっと会っていなかったけれど、見るなり手を握りしめて、そして肩を抱きしめてくれました。

泣きそうに嬉しかった。


そして積もる話しを何時間もしました。

話しが尽きない。

脳脊髄液減少症の当時の活動の話や、ハンセン病の話、菊池事件の話。神様の話や、祈りの話。

深くて、優しくて、あったかくて、面白い。

目が綺麗で、心が純真。沢山話し、沢山笑いました。


自分は神様が後押ししてくれていて、つき動かされている、生かされているって言っていました。父母よりも長く生きた命に感謝し生かされている使命についても感じている。命が繋がり誰一人欠ける事がなかったから自分がいて、先祖にも思いを馳せると言っていました。


私の旧友で竪山さん宅にいる友からちょうど電話があり、久しぶりに話しました。彼女は、お琴を奏でる優しい方。今鹿児島のハンセン病療養所で学芸員として働いています。私が東京で竪山さんと会っているのを知らず、電話でびっくりしていました。また会いたいねって話しました。鹿児島に会いに行きたいです。


縁は不思議だと思います。人と人は出会うべくして出会い、不思議と会った回数に関係なく心が強く通う人がいます。そういう縁も大切にしていきたい。



実の父は高知で入院しています。入院してアルコールがぬけさっぱりした顔の写真を母が送ってくれました。父は歩けなくなり、病み上がりの母は介護ができなくなりました。なかなか私は関東にいるから会いにいけていないけど、着実に年はとって痴呆は進んでいるから、会える時に会いに行くことは大切だと思いました。


私の大切な3人の父に、長生きして欲しいです。



元神

2021-11-29 07:02:00 | 十里桃花

一年に一回は十里桃花。崑崙山の神仙界を舞台に描かれる50回以上のシリーズを3回も観ている私はちょっぴりマニアなお馬鹿かも。笑。この神仙界の中国ドラマはハマりました。何度観ても涙が出る所もあります。


神仙界でも上神の主人公の白狐の神様が、元神(自分の魂、霊力のようなもの)がバラバラになってしまった自分の師匠に自分の血を注ぎ肉体だけでも保つように努力する場面なんかは、涙。まさに、心血を注ぎ込むわけです。しかし、元神はバラバラになり目を覚ますことはありません。主人公も瀕死になります。


何万年も生きる神仙が亡くなるとは、混沌に還ることです。師匠は自分の元神を持って、悪魔から神仙界を守ったのでした。


ネタバレに成りますが、師匠の元神は、ほんの僅かな一滴のカケラが実は残っていました。それは別の神様の身体の中でゆっくりと何万年も休むことで、かけらを練り固め、終盤に復活することとなります。


波動の違い過ぎる上神である師匠の元神を知らず知らず身体を貸して練り固めていた神様は、長い間身体に不調をきたし寝込みます。



元神が練り固められ師匠が復活をしたら、預かっていた神様の病も治りました。その後、しかしながら、師匠と心血を注ぎ助けようとした白狐の弟子が結ばれる事はありませんでしたが、師匠の双子の弟との純愛ストーリーが続きます。


この部分を観て、人は神様の分け御霊をどの人も持っていると信じている私は、その分け御霊は、生きている限り、この元神と同じように感じました。自分の中にある元神を練り固め珠の様に硬くするのも、どんどんと雲らせるのもその人によると思います。肉体があるうち、生きているうちはそれが出来ます。


十里桃花の師匠のケースは、究極の自己犠牲により神仙界を救ったわけですが、自己犠牲も凄く自神を痛め瀕死にしました。病になるというのは、生きづらさや頑張り過ぎ、暴飲暴食、自己否定みたいな、やはり、自己の内にある元神を犠牲にしたり、傷つけていたり、攻撃しているのかもと思いました。


元神は他人によっては傷つかないけど、自分の心の選択によっては傷ついてしまう可能性があるかもです。傷つきそうって思った時には、休みなさいと病をプレゼントしたりするのかも。あなたの中の元神をゆっくり快復させなさいってことかな。


師匠は、昔恩を与えた、別の神の身体で元神を僅かなカケラから練り上げたように、復活には時間がかかりましたが、快復しました。


自分を守るのは責務だと思えます。辛い時でも命を投げ出したりしてはいけない。どんな経験の中にも、学びがあり成長があるはずだと思います。自分の内にある元神、分け御霊を自分の肉体が生かしてもらっている間は何があっても守るんだと思っています。







優しさは最強

2021-11-28 06:42:00 | ひとりごと

右も左もわからない職種に40歳を過ぎてから飛び込みました。そんな時、私の隣の席には静かな穏やかな若い女性が座っていました。私よりも10歳位は若いのに、落ち着いているなぁという印象でした。


ある時、私よりもも15歳くらい年上のおばさま達が、あの方は鬱でずっと休んでいたのよ、治ってしばらくたつのに、まだ仕事を制限してもらってズルい人だと私に言ってきました。ああ、そうなんだ、でも、病気だったんだから仕方ないし、病気を言いふらすのは良くないし、その方は辛かったんだなぁと思いその話は聞き流しました。

ただ、わたしはそのおばさま方と話すより、若い方と静かに隣に座っている時の方が随分心地よかったです。


だから、わからないことなんかは、その若い方にたずね、教えてもらいました。


あまり、自分の事を私もその若い方も話さないのですが、ある時、 去る人へ向けて一言メッセージを書いた色紙の文字を見ました。


その若い方は、優しさは最強とだけ書いていました。次の年も、同じ言葉を書いていました。そうこうするうちに、2年位経ってから自分の話しを打ち明けてくれました。


仕事して数年経った20代の時、原因不明の指定難病になり身体が動かず意識はある状態を過ごし、障害を持つことはほぼ確実の状態でずっと入院していた。当時の仕事のストレスは相当だった。そして、幸い奇跡的に何も後遺症なく職場に復帰できた。紙をめくることが出来たとき泣いた、とか話してくれました。だから、今でも辛そうな人をみるとほっとけないと。


また、復帰後、通常勤務が難しい時に依願退職をトップにほのめかされた事や、入院中の色々な言葉はかけられると辛いものがあったと具体的に内容も話してくれました。


私は、あの方はずるい人だと言ってきたおばさん方の根も葉もない噂話を、その方の話しを聞いて更に酷いなとも思いました。私から見るとその方はおばさま方に何の迷惑もかけていない。


優しいことが最強だと彼女が思うのは、自分が辛い時に人からかけられた言葉を良くも悪くも痛い程感じたからだと思いました。噂話もなんとなく感じとっていたかもしれません。


辛い時、聞きたくない言葉はあり、それゆえ、話したくない時もあります。聞きたくない言葉は、その人の気持ちに目を向けていなくて、自分を前に出した言葉かもしれません。


辛い時も良い時も、優しさは最強。だから、優しい人はそれを持っていることを自分の強みだと思ってよいように思います。


優しさは愛ですから。






風媒花

2021-11-27 05:09:00 | ひとりごと

我が家のベランダに植えた榊の植え木に、何処からか日々草の種が飛んできて咲いています。榊は常緑樹。常緑樹の榊を傘にこんな所でぬくぬくと。笑。


夏の花ハイビスカスにはビニールをかけましたが、こちらにはビニールはかけていません。私は日々草をベランダに植えたことはありませんから、どっかから飛んできた風媒花です。花言葉は楽しい思い出とか。


日々草は夏の花。この夏は楽しかった〜っとは言えないかな。正直、辛かった。でも、辛いことは気づきなさいっていう神様からのプレゼント。だから、有り難く受け止めて抱きしめます。神様を思うと大丈夫だと思えます。


すると、秋も終わりになり、辛さは和らぎどこからともなく飛んできた種から季節外れの日々草が。私の住まいはマンションのかなり上の階なのに不思議な日々草。



楽しい思い出今までに山ほど沢山あったよね!見る視点を変えてみたら?これからも楽しい思い出作れるよ、そう言われているみたいです。



季節外れの花が咲いたり、植えてもない花が咲く不思議なベランダに、日々の小さな喜びを見出せます。



どっからともなく飛んできて咲いてくれた日々草。楽しいから笑うのでなく、笑うと楽しくなるから笑おうねと言われているみたい。



薄い紫の色が優しく可愛いです。花は良いですね。種はただ落ちた場所に花を咲かすだけですね。






箱根神社元宮

2021-11-26 05:19:00 | 神社仏閣

前日の雨があがり青空が見えたので、箱根元宮に行きたいというと、夫も行きたいと思っていたということで、ロープウェイに乗り箱根神社元宮へ行きました。ロープウェイに乗る所で、今日は宮司さんがいらっしゃいますと教えていただきました。


山頂にのぼると、かなり風が強く気温もぐっと下がりました。寒さに、山頂少し歩いたらもう帰りたいという長女。オイオイ、参拝がまだだよー、と目的をいうと最後まで一緒にまわってくれました。笑。芦ノ湖だけではなく、駿河湾も見渡せてきれいでした。






夫が、こっちが家の方向だよと指差して言いました。末娘は家はどこどこ?と探しています。兎に角、何処に行っても方向感覚がある夫は、何処に行っても方向音痴の私から見たら凄いです。


山頂に着くと小さく箱根元宮と富士山がみえました。神社は森林で囲まれていると思っていましたが、ここは全く木々がありません。






元宮まで歩くと、折角だから御祈祷をお願いしようと家族で御祈祷してもらいました。箱根大神の祝詞でした。

宮司さんが常駐しているわけでなく月に2回こちらでは神事がなされているようで、宮司さんがいらっしゃる事も珍しいことのようです。


丁寧に宮司さんが御祈祷してくださいました。有り難かったです。元宮の社から出ると、強風。うわぁ、冷たい!しかし、社の背後に裾野まで広がる大きな富士山がハッキリと見えました。感動。霊山ですね。来て良かった!











縄が張ってある向こうに石がゴロゴロ。紀元前の縄文時代くらいから信仰があったようです。昔は、修験道が命懸けで登った場所。今はロープウェイ。楽させていただきました。参拝できて感謝。


本当は箱根神社も含めて3社周りたかったのですが、夫は私達を送り届けてまた単身先に戻らないといけないので、箱根神社は横目に見ながら次回参拝しますと帰路につきました。