鹿児島にいる父(魂の父)、竪山勲さんがハンセン病問題の全面解決のために東京に来ているとのことで、昔、脳脊髄液減少症を保険適用にするために頑張っていた患者さんと一緒に会いに行きました。
もう父とはずっと会っていなかったけれど、見るなり手を握りしめて、そして肩を抱きしめてくれました。
泣きそうに嬉しかった。
そして積もる話しを何時間もしました。
話しが尽きない。
脳脊髄液減少症の当時の活動の話や、ハンセン病の話、菊池事件の話。神様の話や、祈りの話。
深くて、優しくて、あったかくて、面白い。
目が綺麗で、心が純真。沢山話し、沢山笑いました。
自分は神様が後押ししてくれていて、つき動かされている、生かされているって言っていました。父母よりも長く生きた命に感謝し生かされている使命についても感じている。命が繋がり誰一人欠ける事がなかったから自分がいて、先祖にも思いを馳せると言っていました。
私の旧友で竪山さん宅にいる友からちょうど電話があり、久しぶりに話しました。彼女は、お琴を奏でる優しい方。今鹿児島のハンセン病療養所で学芸員として働いています。私が東京で竪山さんと会っているのを知らず、電話でびっくりしていました。また会いたいねって話しました。鹿児島に会いに行きたいです。
縁は不思議だと思います。人と人は出会うべくして出会い、不思議と会った回数に関係なく心が強く通う人がいます。そういう縁も大切にしていきたい。
実の父は高知で入院しています。入院してアルコールがぬけさっぱりした顔の写真を母が送ってくれました。父は歩けなくなり、病み上がりの母は介護ができなくなりました。なかなか私は関東にいるから会いにいけていないけど、着実に年はとって痴呆は進んでいるから、会える時に会いに行くことは大切だと思いました。
私の大切な3人の父に、長生きして欲しいです。