2015年8月2日京都生まれの男の子、三代目アルファの成長日記です
ゴールデンアルファのブログ 「おいでアルファ」
あらためての記-血管肉腫と心タンポナーデ(7)
イタズラも絶好調だった5歳の頃の兄ちゃん
■2012年5月14日(月)の記/犬生初の…
昨日から何も食べていなかったアルファですが、一夜明けて翌日の食欲は旺盛でした。つくづくと思う事ですが、犬は、いや他のペットも同じだと思いますが、身体のどこかに異常をきたすと途端にご飯は食べなくなる。一概には言えませんが、それまで大喜びで食べていたのに急に食欲をなくすのは病気のサインだと思っても間違いない気がします。逆に言えば、食欲こそが健康のバロメーターです。
それにしても、あの危篤状態からたった一日で、こんなに元気になるとは不思議でなりませんでした。心臓が元通りに動き出し、血液を循環させて体中に酸素を送り届けている、健康ならごく当たり前のことが、今とてつもなく有り難く、奇跡のように思います。けれど、院長先生からは『アルファ君は元気そうに見えますが、それは見かけだけです。重体だと思って下さい。散歩も厳禁です。』と告げられたことは胸に刺さりました。人間なら、きっと絶対安静、面会謝絶というところなのでしょう。
すぐになくなるティッシュ
山羊か…
そうそう、もらった薬には、利尿作用があるらしく、アルファは頻繁にトイレに行くようになりました。水を飲むのもかつてないほど多く、飲んではトイレの為に庭に出て行きます。実は、あの日アルファは、心膜のみならず、腹水もパンパンに貯まっていて、院長先生は、この利尿剤の働きで身体の水分を外に出し、腹水を治めようと考えたようでした。
アルファはいつも私の布団の上で寝ているのですが、この日の朝、我慢が出来なかったのか、ふとんの上にオシッコを少し漏らしていました。朝早く、大急ぎで庭に飛び出して行ったけど、きっと間に合わなかったのでしょう。
彼の名誉のために記しておくと、パピーの時代も含めて、今回がアルファの犬生初めてのおもらしでした。更に申し添えますと、これ以降、亡くなるまでトイレの失敗は一度もありませんでした。