愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

労働者の団結の意義を理解しない愚か者

2010年01月27日 22時55分12秒 | 人間らしく働くルールの確立を
 近頃、自分のブログへのアクセスの際のキーワードに「協同運輸」というのが目に付くときがあります。どういう人が見ているのかまでは分かりません。検索をする人として考えられるのは、ユニオン北九州の組合員、あるいは当該労組に敵意を持つ人、あるいは、労働運動に携わっている人などであろうと考えられます。

 今頃になってずいぶんと痛々しいコメントを寄せてくる御仁がいました。どんな、たわごとを発しているのか晒してみましょう。



なにこれ (アンジェラ・アキ)

2010-01-26 02:30:27

社長もガラ悪いけど

会社にマイクもちこんで

ギャーギャー叫ぶのも

おかしくない?

近所迷惑…

労働者の見方ぶるけど

実際金目当ての説も

和解金の八割持っていくとも聞いた事がある

ユニオンに頼んだ時点で

職場復帰はもう無理だし

一人でなんもできない連中だしね

 ずいぶんと痛々しいまでに労働者の団結を理解していないか、妨げることを意図する側からの発信らしいコメントです。

 ギャーギャー叫んでいるのは労組の側ではなくて経営側です。まるでヤクザみたいです。こんなのは近代的労使関係ではありません。近所迷惑だと?労働者が自身の権利行使を近所迷惑とレッテルを貼り付けるのは、何か意図があるのかね?と問いかけたくなります。

 また、金目当てという説だと?根拠は?どこから聞いたのですか?ユニオンに頼んだ時点で職場復帰は無理とは、いったい何を根拠にしているのでしょうか。まず、この案件は不当解雇ではなく労組への経営側による暴力的恫喝です。それを、組合員が問題をただそうとしたからといって職場復帰が無理とはいったい何を根拠にそこまで断じるのでしょうか。一人では何にもできない連中と、「アンジェラ・アキ」と名乗る御仁は労働組合を中傷していますが、ならば問いましょう。

 雇用する側と雇用される側との圧倒的な力関係の差異のもとで、一人で経営側に対等に渡り合える労働者がどれほどいるのでしょうか。一般的な傾向でいうならば、経営側と対等に渡り合う労働者は皆無です。団結によって、労働者ははじめて経営側と対等に渡り合えます。こういう意味では、多くの労働者は一人では何も経営側にできない、「ノー」といえないわけです。だからこそ、経営者の中でも労組の意義を理解しようともしない輩は労組つぶしに躍起になるわけです。それにしても、こういう与太コメントを他人のブログに書き込み、そのときの名前を「アンジェラ・アキ」とは、当の本人に大変失礼と私は感じます。いずれにしても、かかる与太コメントを寄せてくる御仁は、愚か者と言うにふさわしいです。哀れなやつです。

 問題の記事は以下のページです。

http://blog.goo.ne.jp/aleido_che_guevara/e/66b6188c9cb7c3f4c12c24b56a3c9405


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