6月14日は、東京都議会議員選挙の告示日です(投票日は6月23日)。
石原都政にひき続いて猪瀬都政も大企業本位の大型開発型都政を続ける一方で相変わらず福祉に冷たい姿勢を示しています。
日本共産党の各地域の予定候補者などが言っているだろうことに特養ホームの増設があるかと思います。人間は、若死しない限り誰でも年老いていきます。年老いた時に社会から棄てられてしまうような扱いはあんまりです。人生のエンディングを安心して迎えられるように社会基盤を整備するのは、国家と地方自治体の責務です。この問題に対して都議会内外で最も系統的に取り組んでいる政党は、日本共産党です。
都内各地域で保育園があまりに不足していて生活のために夫婦共働きしようにも預けられる保育園がない、という状況が深刻です。子どもたちの健全に育つ環境を整備するのは、国家と地方自治体の責務です。今の時代、夫婦共働きでなければ結婚生活を正常に続けるのは困難です。夫婦の間に子どもが生まれることは、極めて自然なことであるにもかかわらず、国民・住民が安心して子どもを産んで育てられないことは、社会のあり方として異常です。子育てに関する問題でも都議会内外で最も系統的かつ真剣に取り組んでいるのは、日本共産党です。
江戸川区におきましては、日本共産党からは、河野ゆりえさんが立候補します。4年前の都議会議員選挙では、河野ゆりえさんは、次点に泣きました。日本共産党を支持していようといまいと、河野ゆりえさんの落選により、江戸川区に日本共産党の都議会議員がいないことは、都議会への陳情、日頃の相談窓口などのことで住民には相当の損失でした。
河野ゆりえさんを都議会に送り出せば、日本共産党を支持している人にとってもそうでない人にとっても福祉の向上のために河野ゆりえさんは、江戸川区内のどの都議会議員より良い働きをします。今度こそ、河野ゆりえさんを都議会へ送り出すことが大切です。
日本共産党の都政に対する基本的な考え方については、以下のページをご覧頂けますと幸いです。
http://www.jcp-tokyo.net/seimei/13togisen_appeal.htm
上の画像は、6月2日に河野ゆりえさんがフェイスブックで青年会議所主催の公開討論会のことを語ったものです。
選挙が近づくと各地域の青年会議所は、予定候補者を招いての公開討論会を開催します。これは、各予定候補者どうしで政策を有権者の前で語らせて明らかにして国民・住民の政治参加を促すことを目的としています。6月2日の夜は、私は脱原発アクションのために国会議事堂周辺に行っていましたから青年会議所主催の公開討論会に行くことができませんでした。とはいえ、公開討論会の様相は気になるからフェイスブックでの河野ゆりえさんのタイムラインを見たら、画像にある通りの状況があったわけです。
地域の団体が国民・住民の政治参加を促すために取り組んでいる行事に予定候補者が、それも現職の都議会議員が出席しないとはどういう了見でしょうか。宇田川さとしさん(自民党)、田島和明さん(自民党)及び上野和彦さん(公明党)は、現職の都議会議員でありながら住民を前にしての公開討論会に出席しないというのは、議席にふんぞり返って住民要求実現のために今まで都議会議員として仕事をしてきたとはいえない、今後もするつもりがないことを自己告白したようなものですね。ああ、そうですね。自民党及び公明党は政権に返り咲いたし、安倍内閣への支持率が結構いい数字だしているから、余裕だから公開討論会に出席して労力を使う必要がないとうことなんですね。よく分かりました。
自民党や公明党は国政において与党だし、盤石な基盤があるから選挙は余裕ですね。羨ましい限りです。これに対して河野ゆりえさんをめぐる状況には、大丈夫なんて言える要素はないのですよ。
公開討論会をすっぽかせるほどの余裕のある、宇田川さとしさん、田島和明さん、上野和彦さんの陣営を私は、本当に羨ましいと思ってしまいます。
宇田川さとしさん陣営
田島和明さん陣営
上野和彦さん陣営
上記3名のような余裕ある選挙戦というのを私もやってみたいものです。羨ましいですね。