最近、ブログに手が回っていないのでやっつけぽくなるけど動画くらいは貼り付けておきます。
明日は、都議選の投票日ですね。都内各地で認可保育所が不足しているために子どもが生まれても働くために子どもを預けておくところがなくて困っている人が少なからずいます。また、特別養護老人ホームが足りなくて終の住み処に困っている人がいます。石原慎太郎氏が東京都知事になってから都営住宅が新規としては一戸も建設されていません。猪瀬直樹氏が都知事になったけど、彼も石原都政の後継者でしかありません。
石原都政が始まってから東京都の福祉切り捨てには尋常でないものがあります。東京都の予算全体に占める民生費(福祉予算)は、石原都政が始まってから切り捨てられた結果として、全国で47位になりました。住民の生活と福祉の増進を旨とする地方自治法の要請と現在の都政はあまりに真逆の道を歩んでいます。猪瀬直樹都知事も基本的には石原慎太郎氏と同じ路線を継承しています。このようなことでは、都民の暮らしが良くなる訳ありません。だいたい、今の日本はオリンピック招致している場合じゃないんです。原発事故は収束していないし、国民経済だって冷え込んだままです。最重要課題は都民の暮らし向上のために知事が全力を尽くすことであってオリンピックではないのです。
若い人には、結婚している人には子どもを産んで育てられるかということなどが都政に絡んでくるし、高齢者には終の住処の問題が都政に関わってきます。あと、住宅に関しては脱法ハウスを野放しにしないためには、「住宅は福祉」の観点に立った住宅政策を講じることが必要です。そのためには、都営住宅を増設する他、家賃補助を取り入れることが必要になってきます。住宅問題は年齢層を問わず人間の生活基盤の根本に関わってくるから重要です。
いずれにしても、明日の都議選は参議院選挙の前哨戦と言われているし、地方自治体の本旨が問われているから「誰がやっても一緒」だと安易に棄権することは間違っていますね。
私の加入政党たる、日本共産党東京都委員会の都政への政策をご一読いただけると幸いです。
くらしと経済をたて直し、 原発ゼロ、憲法が生きる東京と日本を
http://www.jcp-tokyo.net/seimei/13togisen_appeal.htm
みなさんとすすめる日本共産党の緊急・重点政策
http://www.jcp-tokyo.net/seimei/13togisen_juuten.htm