愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

2013年を振り返って

2013年12月31日 17時30分57秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 2013年、私は、自公政権が2009年に政権を一度手放した時より遥かにたちの悪い悪政の総合商社化してきたことを痛感させられた年でした。同時に2013年において自由民主党と日本共産党以外の(政治的立場として)「中間政党」の凋落が際立ち、政党間の力関係が東京都議会議員選挙及び参議院選挙を契機に激変し始めました。「中間政党」と言っても自民党政治の歪み、すなわち大企業優遇と対米従属政治を根本から糺す立場を持たず政治の中身として自民党政治を延命させる存在でした。日本維新の会に至っては、極右の突撃部隊の役割を果たす始末でした。このように中間政党が自らの政治的存在意義を打ち出せない情勢において日本共産党と自由民主党とが政治路線のみならず力関係についても自共対決の様相が鮮明になってきました。

以上のことをふまえて、自公政権の暴走を痛感させられただけにとどまらず、私は日本共産党をはじめとする進歩と革新をめざす勢力と自民党や公明党をはじめとする反動勢力との一大決戦の近づいていることを2013年の一つの特徴だと考えています。特に参議院選挙では、東京都における日本共産党の得票が比例代表で第2党であることと吉良よし子さんの3位当選は、政党間の力関係の変化を際立たせました。

自公・安倍政権は、国民生活を顧みず消費税増税をごり押しして12月6日には秘密保護法制定を強行しました。悪政が酷くなるほどに、これに抵抗して打ち破ろうとする国民の力が強まってきています。政権勢力の反動的暴走に私たちは警戒する必要があります。しかし、恐れずに立ち向かうことが大切です。2013年を糧にすることで2014年を政治革新へ一歩一歩近づける展望があります。

さあ、2014年の手始めとして東京都知事選挙で勝利をおさめましょう。