石原慎太郎氏が都知事になり、石原都政を引き継いだ猪瀬都政の姿勢は、福祉を贅沢として敵視するものでした。石原都政及び猪瀬都政の約14年間に福祉予算が削られていき、都の予算に占める福祉予算の割合が全国第2位から第43位にまで後退していきました。このしわ寄せの一つとしてシルバーパスの有料化や老人医療費への予算の削減とこれに伴う高齢者の医療費の負担増などがあります。また、14年間都営住宅の新規建設が全くないことは、都民の生活基盤の整備から重大な影響があります。都営住宅は余っているのではなくて足りなくて宝くじを当てるくらいに入居が難しいわけです。国民所得が低迷し続ける状況下において都民の生活を貧困から守るためには、福祉を都政の中心に据えることで生活の負担を減らしていくことが急務です。
宇都宮けんじ都知事候補は、都民の生活と福祉の向上を図るために都営住宅の新規建設や民間住宅の空き家を借り上げて公共住宅として活用すること、家賃補助制度設置の検討などの様々な政策を提案しています。一つ一つをブログ記事で取り上げて掘り下げると分量が大変長くなります。ですから、政策の詳細に関しては宇都宮けんじ都知事候補の選挙母体である「希望のまち東京の会」のHPでご確認いただけますと幸いです。
【希望の政策】http://utsunomiyakenji.com/policy/
猪瀬前都知事は、徳洲会グループからの不明瞭な5,000万円を受け取り疑惑に答えられないままに都知事の職を投げ出しました。今こそ利権から決別する都政をつくる時です。このことを考えた時、細川護煕氏は、佐川急便から不明瞭な1億円を受け取り、疑惑にまともに答えられないままに首相の職務を投げ出しました。この問題に対して真剣に向き合えないようでは、細川護煕氏は都知事として相応しくありません。舛添要一氏は、ファミリー企業で資産隠しをしたり資金管理団体や政治団体の事務所を自宅に置く形で政党助成金を還流させるようなことをしています。
佐川急便関係→http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-25/2014012515_02_1.html
政党助成金還流→http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-01-23/2014012301_04_1.html
カネと利権にまみれた都政を脱却することは都政を都民の手に取り戻すために不可欠なことであり、細川護煕氏と舛添要一氏に東京都知事の職務に就かせるわけにはいきません。これに対して宇都宮けんじ都知事候補は、弁護士として豊田商事事件、クレサラ問題、オウム地下鉄サリン事件被害者救済、東日本大震災被災者救済など社会悪と戦ったり苦難に遭遇した人々への支援活動に取り組み、利権とは対極の生き方をしてきました。都民の手に都政を取り戻すためには、様々な社会悪と戦い弱い立場の人々の味方になって生きてきた宇都宮けんじ氏こそ東京都知事に相応しいのです。
都政を変えて国を変えていく第1歩として宇都宮けんじ都知事候補の勝利が大切です。宇都宮けんじ都知事候補の勝利のために支持と支援の輪を拡げていただきたく私は思う次第です。
希望のまち東京をつくる会HP:http://utsunomiyakenji.com/