いよいよ明日、2016年7月10日(日)は、参議院選挙投票日である。今回の参議院選挙は、私たちに立憲主義回復を図ることを求めている。立憲主義回復は、たんに戦争法を廃止して憲法第9条を守ろうということではなくて、憲法に基づく政治を取り戻して傷つけられた民主主義の根幹を回復させて政治を主権者国民の手に取り戻していこうということである。勤労者の実質的な可処分所得が下がり続けて多くの人々の生活が圧迫されている。日々の生活でいっぱいいっぱいっだったり、長時間労働で健康が脅かされるようでは人間らしく生活できているとはいえない。生活にゆとりがなく、健康保持も困難な状況が放置されているということは、私たちの健康で文化的な最低限度の生活を営む権利(日本国憲法第25条)が侵害されていることそのものである。
以上のように考えると、自由権のみならず社会権(生存権)が私たちの生活に密接に関わることの前提が立憲主義だということとが分かってくる。だからこそ、野党(日本共産党、社会民主党、民進党、生活の党と山本太郎と仲間たち)が戦争法廃止、立憲主義回復を図るために、また貧困と格差の是正など各党での合意事項に基づいたことを実現するために共闘しているのである。緊急の課題を乗り越えるために理念や政策などの違う政党が合意事項に基づいて共闘することは野合とは根本から違うのである。
日本共産党の河野ゆりえ都議会議員(江戸川選出)が12時30分から13時頃にかけてJR平井駅北口前で日本共産党躍進と山添拓候補、31歳の若手弁護士を国会へ送り出すために支持の輪を広げるよう、住民へ呼びかけた。
河野ゆりえ都議会議員は、アベノミクスの破たんを告発するとともに消費税増税を中止すること、安心して子育てできる日本をつくること、過労死を生み出さないためめの働き方のチェンジを住民へ訴えた(詳細については動画をご視聴ください)。
本日は雨が降りしきる中でも地元の日本共産党の党員及び後援会員が日本共産党躍進と山添拓候補の勝利を勝ち取るために平井駅北口前での街頭演説を盛り上げるように横断幕を使用するなど住民へ日本共産党の訴えを目に見る形で示すように努めた。
東京選挙区では有力8人の候補者が横並びで激戦・接戦を行っている。このような情勢で日本共産党躍進、山添拓候補の勝利を勝ち取るためには最後まで支持の輪を広げぬくことが重要な意味合いを持ってくる。河野ゆりえ都議会議員は、演説を聴きに来ている人々、地域の人々へ日本共産党と山添拓候補への支持の輪をさらに広げていくことを呼びかけて最後の訴えを締めくくった。
日本共産党中央委員会公式サイト
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2016参議院選挙政策
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