2016年9月6日(火)、セバタ勇区議会議員はJR平井駅南口駅頭で駅頭宣伝を行った。私も地元の党の同志とともに宣伝行動に参加した。私達は、日本共産党都議団の活動報告を行った。
日本共産党都議団は、2016年8月29日、東京メトロ銀座線青1丁目駅で発生した転落死亡事故(2016年8月15日)を受けて再発防止とホームドア設置促進を求めて小池百合子都知事あてに申し入れをした。8月15日、東京メトロ銀座線青山1丁目駅で盲導犬を連れて歩いていた品田直人さんがホームから転落し、電車にひかれて死亡した。事故の詳細については、東京新聞の該当するページをご覧いただきたい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201608/CK2016081702000136.html
日本盲人会連合が実施したアンケートで、視覚障害者の約4割が駅ホームから転落した経験があると答えている。また、約6割の視覚障害者が転落防止のためにホームドアの設置を希望している。
http://nichimou.org/notice/160823-information-2/
一方で、ホームドアや可動式ホーム柵の設置状況が都内706駅のうち32%(地下鉄58%、JRと私鉄20%)にとどまっている。日本共産党都議団は小池百合子都知事に対策を急ぐように求めた。応対した都の担当者は、「大事なことだと認識しています」と答えた。
小池百合子都知事に対する日本共産党都議団の主な要請内容は以下の通りである。
- すべての駅の危険箇所の実態を把握し、駅員や利用者に周知・徹底する。
- 危険な柱にラバーを巻いたり、転落防止の効果がより高い点状ブロックの全駅への敷設を勧める。
- 国と連携して、ホームドアや可動式ホーム柵の具体的な整備目標と計画を定めて、設置促進を図る。
- 点字ブロックが柱などによって塞がれている都営地下鉄の岩本町駅と東大島駅の可動式ホーム柵設置を前倒し実施。