日本共産党は1922年7月15日に生まれました。今年は、日本共産党創立88周年です。日本共産党と祖母の年齢が同じというのは偶然の一致。今日というか、昨日というか、日付変わってるし、それはともかくとして、8月3日は午後6時半から日比谷公会堂で日本共産党の創立88周年記念講演がありました。
仕事が終わったあとに行ったのでやはり私が会場へ着いたときには満席でした。いくら選挙で負けたからといって88周年記念講演の場で係員から「空いている席へどうぞ」なんて言われたら、いよいよ日本共産党は終わりか、ということになってしまうかもね。
私が会場へ着いたときに志位さんは選挙での論戦のことに関して、消費税の問題について暴露したけど、日本の政治をどのように変えていくのかということの訴えができていなかったというようなことをお話していました。選挙で議席を後退させたことを中央委員会の責任であるということから講演が始まりました。
実は言うと私は最後までは会場にいませんでした。ちょうど、学生時代からの友人と最近知り合った人と出会って、それだけならばいいけど、脱落して日和ってwどっかで食事でもということになっていったわけです。言い訳すると、ここ最近夏風邪らしく微熱がでたり、ときには38度まで熱が上がるようなコンディションで長時間立ち見するような体力がないといえばそれまでなんですが。
記念講演の映像はUSTREAMEで見られます。そのうちYouTubeでも見られるようになるとは思います。
http://www.ustream.tv/recorded/8690790
友人たちと食事をしながらですが、今までならば志位さんが語気を強めるようなところだと拍手が出てたのに今回はそういうのがなかったなぁという話が出てきました。
選挙で負けた原因は、一つだけではありませんが、どのような活動にも困難をもたらし、選挙戦の敗因の一つの要素として十分なものに党組織の高齢化があります。党を構成する党員の高齢化と対応して読者・支持者の高齢化は顕著です。私の知る限り。こうなると、若い世代への党の影響力は極めて乏しい、あるいは皆無ということになります。また、若い人と接点がないと、若い世代の思想状況を把握するのが難しくなり、これは情勢判断に影響します。このことが、東京選挙区において日本共産党のところへ行ってもよさそうな票がみんなの党の松田さんへ流れていき、小池晃さん落選へとつながっていったと考えられます。これが全てということは言うまでもありません。
このブログ寄せられているコメントにあるように党員の高齢化、支持者の高齢化、読者の減少は先送りのできない状況です。党の中に若い世代を増やすことができなければ、党組織の中から革命運動の担い手がいなくなり、日本共産党は国会議員どころか地方議会議員の擁立もままならないような極小のセクトへ衰退するということにもなりかねないでしょう。このような兆候は、詳しくは差し支えるので申し上げられませんが、すでに出始めているとすべての日本共産党の党員は認識するべきです。
完璧を求める訳ではありません。
一般常識の範囲の事です。きちんと身なりに気を使うとか、明るく朗らかに話すとか…相談があれば寄り添う態度で接するとか…
今や、小汚い格好の人のいう事を真剣に聞いてもらえる時代ではありません。
ユニクロだってある時代です。
このままでは、ひとりよがりの偏屈老人集団とのレッテルが貼られて、地方の議席も漸減していくでしょう。
みなさまの近くの地区委員会には清潔感がありますか?
きちんと明るい雰囲気ですか?
新聞配達店みたいになっていませんか?
そこは、市民が明るい未来を語り合う場たりえてますか?
人は第一印象でほぼイメージを固定するそうです。
今日の志位さんの話の内容によっては、身の振り方を考える時期かも知れないと思ってます。
確かに、周りを見ると、小汚いと言われても仕方ないような身なりの人はいます。
高級ブランドに身を包む必要はどこにもないですが、あまりみすぼらしい格好をしていて「これが共産党」なんて思われたら党にとってマイナスなのは確かです。
情報が氾濫する現代社会においては、話を聞いてもらう努力が必要です。
せっかく政策はピカイチなんですから、ダメなところを認識して、多党の、というよりは、一般の方々を参考にすればいいのです。
長年弾圧されてきた後遺症かも知れませんが、共産党員さんの多くは組織的に内向的だと思います。
集団ひきこもりみたいに思われていては、国民政党になれるはずはありません。
広く一般人の日本共産党に対するイメージを調査して、未来に輝く希望の政党にならなければなりません。