愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

歴史の本流をつかもう

2009年08月08日 09時26分30秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
ダイジェスト版 党創立86周年記念講演会 「正義と道理に立つものは未来に生きる」


 そういえば、今年は党創立87周年記念講演会をしなかったですね。まぁ、都議選で手一杯でそれどころではなかったし、今では総選挙真っ最中ですから。それはともかくとして、今回あえて昨年の記念講演会のダイジェスト映像をこのブログの記事で掲載するのは、このダイジェスト映像からだけでも、昨年から今に至るまでに世界が大きく変わり始めていることをかんじられるからです。

 例えば、核兵器の問題では大きく世界の変化がありました。オバマ大統領がプラハでの演説で核兵器を廃絶することをめざし、呼びかけていきました。昨年の今頃のアメリカではブッシュ氏がアメリカで大統領を務めていましたが彼は核兵器を実戦で使うことを考えるような人です。昨年の党創立記念講演では志位さんはブッシュの核戦略批判をしていました。また、私自身の経験でも、昨年の労働組合で行なった核兵器廃絶署名をしたときにはやはり志位さんと同様にブッシュの核戦略を批判していました。今年(おとといの18時から19時まで)の、核兵器廃絶要求署名ではオバマ大統領のプラハ演説での発言などをうけこれを後押しして核兵器廃絶への展望をかつてなくきりひりらいていこうという呼びかけの仕方でした。

 昨年の今頃の、日本共産党の幹部の講演会の内容を聞くなどする事によってでもここ1年間の情勢の変化には目を見張るものがあります。今までの10年が1年の間にひとまとめになってやってきたような感じです。

 アメリカ国内に核兵器固執勢力がいまだに根深くうごめいていることや、日本国内にも田母神氏のごとく「核武装」論を唱えるような逆流が一部にはあります。6日に日本会議広島という極右団体が田母氏を呼んで「核武装」論をテーマにした講演を行なうという暴挙にうって出ました
田母神氏が広島で講演 「被爆国として核武装すべき」を参照)。このような逆流をもたらす反動勢力の策動には警戒は必要ですが恐れる必要、悲観主義に陥る必要はありません。核兵器固執勢力が追い詰められています。だからこそ、必死で巻き返しを図ろうとしています。広島と長崎、そしてビキニ島での水爆実験と日本は3回も核兵器の被害を受けています。核兵器と人類は共存できません。人類の未来への安全を考えれば核兵器を廃絶する以外に代案はありません。ですから、核兵器を廃絶する流れこそ歴史の本流を歩むものです。核兵器固執勢力に未来はありません。

 いまこそ、核兵器廃絶への流れをいっそう強固にするチャンスです。

 今月30日には総選挙があります。このたび行なわれる総選挙は、核兵器廃絶への願いを総選挙にぶつけて日本国内の「核抑止」論者など憲法の平和原則を破壊しようと企む反動勢力を包囲して孤立させる歴史的チャンスです。

 総選挙で政治の中身を変える一歩をつくり安心して暮らしていかれる日本、憲法第9条を活かしてアジアと世界の平和に貢献する日本をつくっていきましょう。


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