この動画は米海軍による厚木基地での戦闘機飛行訓練の様子を撮影したものだ。この訓練は5月22日から24日にかけて行われた。
日本共産党参議院議員の田村智子氏がニュースを聞いて視察し、防衛省及び外務省に聞き取りを行った。このことから、米軍による戦闘機飛行訓練直前に日本国政府にした、それも米軍はメール1本で済ますという始末だ。そもそも米軍の戦闘機が本国において住宅街の真上を飛び交うか?こんなことは、米軍の本国ではありえない。在日米軍は日米安保体制の上にあぐらをかき、占領者意識丸出しで日本を半植民地かなにかの扱いをしている。だから、アメリカ本土では米軍の戦闘機が住宅街を飛び交うということがありえないのにも関わらず米軍は動画に撮影されているように我が物顔で日本国では民間人が生活している、この上を飛び回っているのだ。
動画を視て私は、米軍戦闘機の騒音はひどいものだと改めて思った。私が学生の頃、都学連の人たちとともに日本平和委員会の人をガイドにしながら立川基地を見に行った。もちろん、基地の敷地内には入れないが。日本平和委員会の人の説明を聞いていたときは、この間に何度も米軍機が発進してそのたびに戦闘機の轟音のために話がまるで聞こえなくなり説明が中断したのだ。動画を見るだけだとピンと来ないかもしれないが、戦闘機の轟音に包まれると周囲の音がほとんど聞こえなくなり、人と人との会話が成り立たなくなる。短時間のことでも米軍機の出す轟音に悩まされたくらいだから米軍基地周辺に居住している人の苦労や苦しみは計り知れない。また、米軍基地が街なかにあれば米軍兵士による凶悪犯罪にさえ脅かされる。
アメリカ本国ではありえないような、実に日本をバカにしたような態度を米軍がしているのは、日本国が日米安保条約体制によって日本が軍事、外交の重要な部分をアメリカに握られている、事実上の従属国だからだ。
在日米軍基地の問題のみならず外交、内政など各分野のあらゆる部面においてアメリカ覇権主義の影が日本国民につきまとう。沖縄の基地問題はもとより、日本全国における在日米軍基地、在日米軍兵士による凶悪犯罪に国民が脅かされないようにするには日米安保条約を条約第10条に基づいて解消通告をアメリカ政府にするしかない。日米安保条約体制を終わらせる最も現実的な方策は、日本共産党の躍進をかちとり、そして革命政権を樹立していくことである。
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