愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

麻生首相との連名ポスターだと票が減る?

2009年03月19日 01時22分50秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
衆院選の“顔”に苦慮 個人ポスター禁止で自・民神戸新聞 - goo ニュース

 現在の公職選挙法では、選挙の半年以内(より正確には公示より半年以内)からは候補者個人の写真を張り出すのができません。だから、どの政党も候補者のポスターから政党ポスターに張り替えます。皆さんも、例えば日本共産党であれば、地元の候補者と志位さんとの連名だったり、地元の議員との連名になっているポスターが街に張り出されているのを見たことがあるかと思われます。

 そういう状況の中で、各地方の自民党組織や関係者からは(政党ポスターとして)麻生総裁・首相との連名ポスターだと票が減るとの声が噴出して地方によっては麻生総裁・首相との連名ポスター張り出しを断るところさえ出てくる始末です。地元の地方議会議員と候補者との連名にするケースもあります。それにしても、首相との連名だと票が減るという声が噴出するとは本当に自公政権は末期的な到達点に達していますネ。

 私が住んでいる江戸川区では、東京16区予定候補者である、かわい恭一さんと都議会議員河野ゆりえさんとの連名ポスターが張り出されていますが、これは志位さんとの連名だと票が減るからだというのではありませんよ。今年は総選挙と都議会議員と両方の選挙があります。河野ゆりえさんは現職の都議会議員なので連名ポスターに載せることが都議選にむけた宣伝になるからです。河野ゆりえさんと志位和夫さんとの連名ポスターは貼りだされています。


 今年の都議会議員選挙は
公示:7月3日
投票:7月12日
任期:7月22日

参照元:http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/schedule/schedule_h21.html#to

 衆議院選挙の日程は分かりません。ただし、衆議院議員の任期は今年の9月10日です。だから総選挙のにっていを麻生政権が引き伸ばそうにも限度はおのずと知れてきます。このたび行なわれる総選挙と都議会議員選挙の行く末は日本の針路を大きく左右することになります。

 国民いじめの自公麻生内閣に国民の審判を下し、国民が主人公の日本への道をつくっていきましょう。


日記@BlogRanking

うつ病にかかりやすい人とは

2009年03月15日 19時10分17秒 | 自然科学
「うつ」は心の弱い人がかかるもの?|8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解|ダイヤモンド・オンライン

 上記の字をクリックするとダイヤモンドオンラインの該当記事にアクセスできます。うつ病に関する医学的なことが解説されています。これは、私のgooホームのブログ友達のトッペイさんのブログで知ったサイトの記事です。ダイヤモンドオンラインの記事を読めば自民党総務会長である笹川氏の発言にいかに根拠がないかを理解できます。

 ブログ友達のトッペイさんの記事
「うつ病=気が弱いから」また無理解発言によれば自民党総務会長は明治大学法学部中退だとのことですがそれにしても彼は法学部でいったい何を学んだのでしょうか。法律学は、社会にさまざまな人間同士のつながりがあり、そういうつながりのなかで生きている人間の生活を守るために貢献すべき学問です。事実に基づかないで思いつきで困難にある人を不用意に虐げる発言をするような人は法学部で何も学ばなかったのでしょう。政治家の言動は社会に与える影響が大きいです。そのことをわきまえない人物は政治家失格です。どうみても、自民党総務会長笹川氏は国会議員を辞めるべき人物です。

 不見識且つ他人に対する思いやりのかけらも感じることのできない自民党総務会長笹川氏に以下の言葉がふさわしい。

 Fuck You ! 

日記@BlogRanking

うつ病患者は気が弱い?―自民党笹川総務会長は国会議員失格

2009年03月15日 16時00分42秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
うつ病休業は気が弱いから? 自民・笹川総務会長が発言朝日新聞 - goo ニュース

 うつ病休業が気が弱いからとは、笹川議員はいったいどういう見識をしているのでしょうか。過労を蓄積させるような労働、すなわち人の生活を破壊するような労働のあり方が社会に蔓延していることがうつ病休業に追い込まれる労働者を増やす原因になっています。こういう状況をつくりだした財界や歴代政権の罪は重いです。それにもかかわらず、自分達の責任を棚上げして労働者側に責任を擦り付けるとは筋違いもはなはだしいですね。また、根拠もない偏見を振りまくような笹川氏は政治家失格です。笹川氏は国会議員を辞めるべきです。

 麻生内閣が発足してからずいぶんと短期間に政権側からの暴言が相次ぎ最近では酔いどれ大臣と揶揄されるような醜態を閣僚が犯すような状況が頻発しています。もはや麻生内閣には統治能力がないといわざるを得ません。麻生内閣の醜態は自公政権の末期を如実に示しています。


日記@BlogRanking

カルデロン一家への追放は許さない!

2009年03月14日 16時39分17秒 | 国際政治・経済
東京新聞:17日の全員送還を通知 カルデロン一家 入管 両親の自主帰国求める:社会(TOKYO Web)

 日本国政府はカルデロン一家にたいして非正規滞在であることをもっぱらの理由として全員送還、あるいはノリコさんを日本にのこして両親を帰国させる、つまり一家を離散させることをはばからない態度に終始している。日本国政府の行なっていることは、子どもの利益を最優先にするべきという国際的義務に反する。条約など国際法規の遵守は日本国憲法第99条に明記されている。

 カルデロン一家の問題に関して言えば法的には出入国管理法の問題や子どもの権利条約の問題がある。日本国憲法第99条の問題が当然絡んでくる。そして、この問題に日本がどのように対応するかで、日本が真の法治国家であるかどうかが正面から問われる。

 事の発端は、ノリコさんの両親が日本国に適法でない形で入国したことにある。これ自体はほめられたことではないし、日本国の主権を保持する観点からすれば一般論、原則論として適法でないやり方での外国人の日本国への入国を許すべきではないといえる。同時に考えておくべきことは、民主国家においては外国人の出入国に関することは国家権力の都合ではなく国民の平穏な生活を守るため、ということが第一に考えられなければならない。カルデロン一家の適法でない入国の仕方、非正規滞在そのものはほめられたことではないとはいえ、一家は日本で長年にわたって暮らしており、日本で生まれ育ったノリコさんは日本語しか話すことができない。また、カルデロン一家は、非正規滞在ということをのぞいて、普通に働いて家庭を持ち子どもが学校に通っていて平穏に暮らしていたという実態がある。だからこそ、埼玉県蕨市内の住民の少なからぬ人々が一家の在留特別許可を要請する署名に応じるのである。同時に言えるのは、ノリコさんだけではなくカルデロン一家には日本にしか生活の基盤がないことである。だから、カルデロン一家をフィリピンに日本国政府が強制退去させることは、ノリコさんをはじめとする一家の家庭生活を根底から破壊することを意味する。また、カルデロン一家を強制的に全員送還する、ノリコさんと両親を引き離すようなやり方は、一家の隣人の平穏な生活すら揺るがす。なぜならば、長年にわたり、一家が社会に根付いて暮らしていたことにより、一家が暮らしていることを前提にした地域における人間関係、ノリコさんの例えば学校での友人関係などをはじめとする地域での市民社会の「秩序」が形成されている。したがって、カルデロン一家を日本国からフィリピンへ強制送還するにはノリコさんの両親の日本国への入国の際の法的手続きや非正規滞在という問題以上の理由が必要である。カルデロン一家の件に関しては入国の手続きや非正規滞在以外の問題は見当たらない。

 カルデロン一家をめぐる法的な論点は、出入国管理法など外国人の出入国や日本への在留に関する法律以外にもいくつもある。まず、日本国憲法第98条の問題がある。この条項では日本国憲法が日本国における最高法規であること、及び日本国政府が締結した条約や確立された国際法を遵守する旨が書かれている。ノリコさんの年齢は13歳である。したがって、憲法第98条をふまえて考えれば日本国政府が批准している条約の中でノリコさんと最も関係の深い条約として「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」がある(以下、子どもの権利条約と表記する)。

 日本国政府はまず、政府自身が批准している子どもの権利条約をふまえ、ノリコさんの福祉と利益を最大限に守らなければならない。これは、繰り返すようであるが日本国憲法第99条の取り決めでもある。子どもの権利条約第9条では子どもとその両親が離れ離れにならないようにすることを締約国に義務付けている。虐待などにより、子どもがその両親から引き離すことでしか子どもの利益を守ることのできない場合は話しは別である。この旨も子どもの権利条約第9条に明記されている。では、カルデロン一家の非正規滞在を理由とした強制退去により、ノリコさんと両親を離れ離れにすることがノリコさんの最善の利益となるかどうか、否である。カルデロン一家の場合は非正規滞在以外にこれといった問題点が見当たらずノリコさん自身は両親とともに日本で普通に暮らしていただけである。もちろん、日本で生まれ育ち、日本語しか話すことのできないノリコさんを両親とともにフィリッピンへ強制退去させることがノリコさんの最善の福祉と利益をもたらすとはとうてい言えない。日本国政府は子どもの権利条約第9条の規定に関して、出入国管理法による強制退去により子どもとその両親が分離させられる場合に適用されるものではない、という解釈宣言を行なって子どもの権利条約上の義務を逃れようとしているが、これは子どもの権利条約のねじまげであり同時に詭弁である。日本国政府の態度は国際社会に通用するものではない。アムネスティインターナショナルは、日本国政府の解釈宣言を、とうてい受け入れられないと厳しく批判している。


http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=619

 このたびのカルデロン一家の件では真の法治国家とは如何なる国家なのか、法の正義を守るということはどういうことなのかを、私は考えさせられた。というのは、一つにはウヨどもが「日本は法治国家」というお仕着せの形式論をもちだして嘯(うそぶ)いているのをネット上で見かけたし、日本国政府は基本的にウヨどもと同質の立場に立っていたからである。そして、実態をわきまえないお仕着せの形式論は、かつてパレスティナ地方にいたパリサイ派の偽善者を思わせる。

 民主国家において法の正義は、社会的に弱い立場にある人が強者の論理により虐げられないように、国家が守ることにより実現される。また、法治国家とは法律を形式的に守ればそれだけでいいということではない。国家による法律の守り方、適用の仕方は法の正義にかなっていなければ真の法治国家足り得ない。国家は、社会的弱者を強者の横暴から守ることを中心に法律を制定し、適用することによって法治国家として存立し、法の正義が実現される。法治国家の原理であるほうの支配及び法の正義とは、統治者や強者のためにではなく支配される側である人民、そのなかでも社会的弱者に弱い立場にある人のためにある。近・現代国家において法治国家の思想や統治方法が生じたのは、権力者や強者による暴力支配を社会からなくしていくためである。ここでは、詳細については触れないが、法治国家や法の支配に関する考え方にも歴史があり、発展がある。方向性は一貫して社会的弱者を守る方向へ法治国家、法の正義に対する思想が発展してきたし、社会そのものが発展してきた。国際法に関しても同様のことが言える。

 このたびのカルデロン一家の案件で、現在の日本国政府や政権を担う勢力には、法の正義を実現しようという意識がまるでないことが現れた。現在の日本は、真の法治国家とはとうてい言えない。日本国憲法では第99条において国際条約や国際法の遵守が明記されている。カルデロン一家には13歳のノリコさんがいる。これを考えれば、憲法第99条により子どもの権利条約をまず考えなければいけない。子どもの権利条約では子どもが家庭で暮らしていくことができるように締約国に義務付けられている(子どもの権利条約第9条)。条約上、子どもが両親から引き離すことができるのは、虐待などでそうすることでしか子どもの利益を守ることができない場合のみやむをえないとされる。カルデロン一家の案件では、日本に入国する際の手続き上の問題以外は埼玉県蕨市内で普通に暮らして働いて家庭を築き上げていただけである。ノリコさん一人を日本に残して両親をフィリピンへ「帰国」させることがノリコさんへの福祉を守ることとは相容れないことは明確であり、子どもの権利条約における義務違反を政府は犯した。日本の法体系では、国際法である子どもの権利条約は、憲法の下位法であるが国内法の上位にある。だから、日本国政府は本来ならば出入国管理法という国内法より国際法である子どもの権利条約を中心に考えノリコさんの福祉を中心に考えなければならなかった。しかし、日本国政府はノリコさんへの福祉より統治者側の都合を前面に出して一家に対する排除を正当化した。出入国管理法に基づく処分による親子の別離が子どもの権利条約第9条の適用を除外する、という政府の解釈宣言は日本の法体系においても、国際社会に対しても通用し得ないごまかしと詭弁である。

 日本国政府・森法務大臣は、子どもの権利条約の義務違反を犯して、同時に日本国憲法第99条(条約、国際法遵守)をふみにじった。日本国政府・森法務大臣は、真の法治国家とは無縁の、て法の正義の実現と相容れない暴挙を犯した。結果、ノリコさんと一家の平穏な生活は日本国政府の行為により、根底から破壊された。一家と交流のある人々の生活にも多大な不安を与えて平穏な市民生活の「秩序」を壊した。

 以上のことから、日本国政府・森法務大臣の行為は以下のように結論付けられる。


日本国政府によるノリコさんおよび一家への仕打ちは権力犯罪である!

追記
 私は自分の住んでいる街でカルデロン一家と類似したことが起きるかもしれない、という前提でこの記事をアップした。


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血液型で学び方やおススメ資格が分かるだと?(BlogPet)

2009年03月11日 08時24分17秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
Aleido Che Guevaraの「血液型で学び方やおススメ資格が分かるだと?」のまねしてかいてみるね

血液のくせが見出されていないことは本人の進路上の問題にしかすぎません?
少なくとも血液型によって適当なことは証明されます。
少なくとも血液の認知の認知の認知の認知の問題に勧める資格というの進路上の問題に血液の希望等によって適当なものであるかによって決まります♪
少なくとも血液型は証明されます!!
学び方の進路上の進路上のヒントとお資格を「

*このエントリは、ブログペットの「キキ」が書きました。

血液型で学び方やおススメ資格が分かるだと?

2009年03月08日 22時42分35秒 | 自然科学
血液型でわかる 学び方のヒントとおススメ資格を徹底分析&大公開 / 特集 - goo進学&資格

 まず、第一に血液型は血液のたんぱく質の問題にしかすぎません。学び方や彼或いは彼女に勧める資格というのは本人の進路上の希望等によって決まります。学び方にしても本人の認知のくせがどのようなものであるかによって適当な方法が見出されます。少なくとも血液型によって学び方やおススメ資格が分かるようなことは証明されていません。証明されていないことを「血液型でわかる 学び方のヒントとおススメ資格を徹底分析&大公開/特集-goo進学&資格」とポータルサイトに押し出すとは企業としての社会的責任をまともに自覚しての記事掲載とはいえません。

 雑誌の付録にあるようなたわいのないことでの「血液型占い」や「星占い」程度であるなら私はとくに目くじらを立てませんが、進学や就職にかかわる資格の情報は本人の人生に大きくかかわります。このようなことに関して血液型云々と証明されていないことを断定的に打ち出してポータルサイトに掲載するとは―このブログを一方的にgoo事務局に削除されることを覚悟の上で言うけれども―当記事を掲載する担当者の見識と社会的責任の自覚の問題、およびこのような記事をポータルサイトに掲載することを許した「ポータルサイトgoo」の運営元NTTレゾナントの責任を私はこのブログを通じて問わざるを得ません。

 以前に私は大槻教授が執筆した「大槻義彦の最終抗議」(集英社新書)に血液型が企業の人事などにまことしやかに取り入れられたという実に笑えない問題が論じられていました。証明されていないこと、しかも生まれつきの血液型でもって人を輪切りにするようなことは社会にいわれのない差別を生み出していくとともにファシズムを生み出す要素になります。

 科学的な根拠のない、科学的に証明されていないことを断定的に取り上げ利益を得ようという浅ましい考えはどこの企業にもしてもらいたくないことです。迷信が社会に蔓延しての健全な産業の発展はありえないのです。企業としての社会的責任は重大だと言うことを私はあいまいにはしません。

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定額給付金、どうするよ?

2009年03月07日 19時01分12秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 定額給付金が国会で決まりましたが、私が住んでいる江戸川区では来月から定額給付金の申請書が区民に届けられるそうです。今朝、瀬端さん(日本共産党江戸川区議会議員)から聞きました。

 では、日本共産党はどうするのか、ということです。定額給付金を受け取るのか受け取らないのか、ということです。日本共産党の国会議員団は国会議員は受け取りませんということを決めました。ただし、国会議員団の決定を党員や党員の家族に対して縛りをかけない、これが日本共産党の見解です。国会議員の場合は、法案審議の過程で反対し、反対討論をした現場の当事者そのものです。だから、国会議員が国会において反対しておきながら定額給付金を受け取るのでは筋が通らないということで日本共産党の国会議員は定額給付金を受け取らないのです。

 定額給付金は2年後を見込んだ消費税増税とセットで考える代物です。定額給付金は消費税増税着手金としての性格を持っています。定額給付金は毒饅頭(まんじゅう)とも例えられています。2兆円もの国家予算を投じてこのような天下の愚策を行なうより、例えば、現在経済的な理由で高等教育から排除される若者が増えているし、修学旅行へ行かれない子が増えているのだから、いろいろな形で教育課程から排除される青少年が出てこないように教育予算を増やすほうがよほど日本の未来に希望が持てます。高校や大学へ家庭の経済状況を心配することなく進学できるようにするほうがもし、2兆円を使うならばそのほうが日本の未来へつながります。

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労使間の"パイ"は限られる?

2009年03月06日 21時27分38秒 | 人間らしく働くルールの確立を
 資本家階級(とくにこの記事においては独占資本を念頭に私はおいています)が労働者の戦いを押さえ込んでいくためのごまかしとしてあげられるものに「パイ」論があります。とくに不況が深刻なもとでは労使間のパイは限られているから賃上げはできないなどと言う形で資本家階級からごまかしが振りまかれます。

 そもそも、パイとはどういうことでしょうか。社会全体で生み出された価値のことでしょうか。だとすれば、一般的に社会全体で生み出される価値の総量はその時代における生産力によって決まる、ということ以上には何も出てきません。つまり、労使間で社会的に生産された価値(パイ)の取り分が固定されているということにはなりません。労働者の賃上げすなわちパイの取り分が増えれば使用者側の利潤が減るだけです。労使間のパイが限られているから賃上げはできないことの説明は、資本家階級の側は何一つ説明していません。と言うより、説明できません。ごまかしですので。冷静に考えれば見えすいているごまかしを資本家階級がするのは、利潤を極大化するために可能な限り労働者の労働力商品を安く買い叩き、そして剰余価値を労働者の労働力から吸い上げようとし、そのためには労働者階級の戦いを押さえ込む必要があるからです。力ずくで労働者階級の戦いを抑え続けることは無理です。だからこそ、いろいろなごまかしを振りまき、労働者階級を思想的に眠り込ませようとします。

 みなさん、職場において経営陣がなにかもっともらしいけどなんだか怪しい、胡散臭いことを言っているときには、何かあると警戒するのが労働者階級として賢い考え方ですよ。このことは、資本家階級の利害代表者たる自公政権に対しても同様です。もう春闘が事実上始まっています。資本のごまかしに騙されないように資本の論理というのと戦い方を学んでいかないと……。


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