のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

送風機、ゴー

2013-03-13 | KA
 今日は、暑いくらいです。モコモコから葉はすっかり出て、優しい緑が綺麗です。
 ピラティスで、跳ぶことになりました。体重の負荷なく出来ることを思い出し、ふくらはぎのリハビリテーションには、良いと思いました。でも、たくさん跳んだので、アキレス腱を断裂した方の足には負担が掛かってしまったようです。
 客席は、映画の宣伝のブレスレットが、今日も光っていました。赤い色が目立ちました。影絵の場面で出て行く時に、ペンライトのように左右に振っているお客様がいらしたようです。
 精神的に少し整えないといけないことはありましたが、身体の準備は出来て、調子は良さそうでした。ふくらはぎは、まだ気を付けて使わなければなりませんでしたが、使えるものは全て使って、気持ち良く舞えました。
 一回目のショーが終わると、ステージマネジメントに呼び出されました。最近、タタミと呼ばれる舞台前にある幕が、フルートを回す場面の後に上手く閉まりません。その対策の説明でした。キャプティビティの始まりが静かなので、いつも送風機を止めているそうですが、そのためにお客様の方から舞台に向かって空気が動き、幕が押されるのではないかと言うことで、送風機のスイッチを私が踊り出してしばらくしたら入れてみると。音が聞こえることはないだろうから、問題はないと思うが、もし何か問題があったら伝えて欲しいということでした。
 二回目のショーが始まり、一回目に少し違和感があった左膝に加え、大腿の後ろにほんの少しの違和感を覚えました。その心配と、送風機のことで、少し変な緊張がありました。しかし、キャプティビティで舞台に立つと、送風機のことはすっかり忘れ、フルートを回す場面になり、いつものように舞い始めました。すると、ゴーと大きな音が鳴り、送風機のことを思い出すことになりました。身体が急に縮こまり、緊張していくのを感じました。大丈夫と言い聞かせながら、ふくらはぎのこと、膝のこと、滑らない床も気になって、少しおかしくなりそうでした。しかし、音は消えていきました。誰かが音の確認をしていて、あまりにもうるさいので消したのか、それとも、送風機の回し始めだけ騒音となるのかと思いました。床は滑りませんが、フルートは扱い易くありがたいと思いながら、演技を無事に終えました。舞台を降りると、幕を見守る人々の姿が見えました。
 衣装部屋の方が、
「ああ、今日は大変なショーだったわね。明日は何事もないと良いわね。」
 クライムと呼ばれる場面で、指示が遅れて危険なことがあったようです。自分のことに夢中で、気付きませんでした。
 こちらでは、寄付を募ることがとても多いように感じます。ボーイスカウトのクッキーは美味しいので、みなが喜んで寄付をします。今日は、サラがみなが寄付のために注文した品々を運んできました。たくさんあるので、台車に載せて運んできたようです。私達は、お金を出すだけですが、子供のためとはいえ、注文を受け付け、運んで分けて大変なことだと思いました。私は、冷凍の春巻きを買ったので、夕食に頂きました。
コメント
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