のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

VITALITY

2009-04-27 | 日記
 日曜日、月曜日の休演ですと、日曜日はゆっくりして月曜日に駆け回るというスケジュールになることが多いのです。銀行は月曜日でないと開いていませんし、郵便局も月曜日でないと開いていません。ダンスのレッスンを受けるならば月曜日ですし、保険屋さんだって月曜日にならないと営業しません。効率よく回れるように、やりたいことを書いておきました。
 今朝はそれを見て、「あっ。」と訂正。バレエのレッスンは、あと一週間ほど待った方がふくらはぎが喜ぶ気がします。でも、痛めていたことを忘れていたぐらい回復していることは分かりました。
 バレエがだめでもジャイロトニックなら大丈夫かな、と急いで電話をしてみました。すると40分後に予約が取れて、すぐに支度をしてレッスンを受けてきました。久しぶりのジャイロトニック、頭の回転が遅くて、これは定期的に来なくてはいけないと思い知らされました。
 今日は初めて、いつもと違う器具を使いました。すると、先生が「ふーん…。」と。私は自分の膝下の長さが特に短いのを知っていたので、恥ずかしく。でも、先生はそうはおっしゃらずに「脚だけじゃなくて、全体が小さいだけよ。これは日本人用に改良しないといけないわね。」と。私の膝下の長さはどうにかその器具を使える程でした。
 夜はBelieveのアーティスト達によるダンスの公演『VITALITY』を観に行きました。これは本当に良かったです。みなさん伸び伸びと自分のしたいダンスをしていて、生き生きとしていました。そして、良く身体の動くこと。日本人の友達二人は、他のみなさんとはさらに違う動きが出来て、さすがに選び抜かれてここへ来ている人達だと思いました。
 終わると踊り終えたばかりのダンサー達とお話ししたり、Believeの振付家、ウェイド・ロブソンさんにもお会いすることが出来ました。
 このショーを企画した若い彼女の輝いた顔、みなさんのダンスへの情熱、ショーのタイトル通りのとても素敵なショーでしたが、ショーの後にとても衝撃的な知らせを聞き、その後はいたたまれない気持ちになりました。
 そして、一人の友人のことを思い出しました。彼女はキャラクターを自分で生み出すほどクリエイションに積極的に参加し、開幕してからもどんなことがあっても休まないほど熱心に取り組んでいたのに、突然辞めさせられました。彼も同じように取り組んで来て、同じように辞めさせられることになりました。どうしてこの会社はいい加減といいたくなるような人々を残して、彼のような人を辞めさせるのか。
 家に帰ると、いつもは全く気にならないのに、無音であることに耐えられず、音楽を掛けました。そしてあとは何もできませんでした。

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