アロハ ウハネ
第五の歌では、ポーカノカノ、「夜に穴を掘るモノ」が登場します。それは、野ブタのことです。四つ足動物として初めて登場します。豚が地面を鼻を使って掘り、タロイモの水田を始め、土の掘り返しを始めた存在であるため、とても大事な最初の四つ足動物として登場しています。カマプア’アという半神半人がハワイの神話に多く登場しますが、この神は時として豚の姿で神話に登場しますので、このカマプア’アの祖先の誕生の歌がこの第五の歌であると思われます。前回も記したウリの家系が王家の最初と思われており、カマプア’アもその系譜に属すると考えられます。また、黒い豚がもっとも神聖であると考えられていました。天界から現れた豚たちにも階層があったというのは面白いです。神々や天使たちにも階層があるようなので、これもありうるという事ですね。
「カマプアア(Kamapua'a)は、ハワイ神話に登場する、半神半人の男神である。その名前はハワイ語で「豚の子供」を意味する。女神ヒナの息子とする説がある。普段は美男子であるが、本来は獰猛な豚の神であってその姿をとることもある。時には雑草にも変身する。彼の背中には剛毛が生えており、美男子の姿になったときはこれをマントで隠すとされる。彼はまた海の神でもあり、ハワイの州魚であるフムフムヌクヌクアプアアの化身ともされる。オアフ島、カウアイ島などでは勇敢に戦って王家の争いを制する戦士でもある。カマプア'アは女神ペレとは愛憎関係にあったとされ、結婚して子供を儲ける一方、火山の噴火や海水による洪水を伴う大喧嘩を繰り返したと言われている。二人はハワイ島を分けて支配した。プナなど風下の乾燥した地域がペレのものとなり、風上の湿った地域すなわちコハラ、ハーマークア、ヒロがカマプアアのものとなった。豚はしばしば農業や豊穣を象徴することから、火山(ペレ)による農地の破壊と農業(カマプアア)の再生の繰り返しがここに反映されていると考えられる。なお、夫婦の子について、一説ではオーペル・ハアア・リイという名でハワイの王族と平民の祖先とされるが、別の説では幼い頃に死んだとも、魚のムロアジ(ハワイ語では「オーペル」)になったともされている。その後のカマプアアは海の底に行きその国の王女と結婚したため、ペレは彼を恋しがって歌を歌ったと言われている。」ウィキペディアより
481. ポーカノカノの時がやってきた
482. ポーラロウリの子孫を増やすために
483.この新しい世代のモノは濃い肌色をしていた
484. ポーラロウリの子孫は、黒い肌だった
485. 彼女は、「夜に穴を掘るモノ」の妻として夜を共にする
486. 大地を掘るその鼻は先に飛び出している
487. 大地を掘り起こせ
488. 後ろに盛り上げて
489. 前にも盛り上げる
490. 豚の子供が生まれる
491. 草むらの中に潜んでいる
492. ロイロアのタロイモ水田を耕す
493. 水田がどんどんと増えていく
494. 島々に水田が何十倍にも広がっていく
495. ここは夜に穴を掘るモノたちが棲む土地
496. 長い家系の祖先
497. 豚のチーフの血を引く家系
498. この時代にはもっとも高位の地位に立つ
499. 夜に穴を掘るモノが生まれて生きた時代
500. ポーラロウリと夜を共にした
501. そして夜は子供を産んだ
502. おっちょこちょいが生まれた
503. 平らな頭の自慢屋が生まれた
504. 斜めに曲がった頭のモノが生まれた。尊敬されていた。
505. 薄色の毛のが生まれた。不思議な存在。
506. 金毛で白肌のモノも生まれた
507. おでこがへこんだモノが生まれた。毛は他のモノよりもモシャモシャしていた。
508. 頭が丸い、少し鈍いモノが生まれた
509. 黒いのが生まれた。真っ黒だった。
510. 一般階層のモノたちが生まれた。落ち着かないようだ
511. 労働階層の働きモノたちが生まれた
512. 好ましいモノたちが生まれた。愉快な様子だ。
513. 奴隷階層のモノたち生まれた。野蛮な生き物たちだった
514. 毛が逆毛で立っていて、戦いに適していた
515. 詠歌を歌うシンガーたちが生まれた。のんびり屋だ
516. 大きなお腹の大食家たちが生まれた
517. 内気な恥ずかしがり屋が生まれた
518. メッセンジャーたちが生まれた。あちらこちらに使いに廻った。
519. 怠け者たちが生まれた
520. 気難しく、ケチなモノたちが生まれた
521. ちっぽけで弱々しいモノが生まれた
522. ずんぐりむっくりが生まれた
523. 胸板の厚い勇敢なモノたちが生まれた
524. 家族思いのモノたちが生まれた
525. 雑種が生まれた。祖先が交差している
526. シラミだらけの卑しいモノたちが生まれた
527. リーダー格の勇者たちが生まれた
528. 血色の良いチーフたちが生まれた
529. ならず者たちが生まれた。どこかへ分散して行った
530. 色々なモノたちが、あちらこちらに広がり増えて行った
531. ロリロアの子供達がどんどん増えて行った
532. 何もない荒地がどんどん花開いて行った
533. 欲望の瓢箪からどんどん芽生えて行った
534. 家系を引き継いで子孫を繁栄していくという欲望だ
535. オマの子孫を繁栄していく歌
536. 「夜に穴を掘るモノ」が代々と繁栄していった
537. ポーの時から始まった
538. Po--no (まだここはポーの世界が広がっている)
大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その意識を忘れずに、母なる地球と空なる父にも心を広げ、全てはポノ!
今週もマイ・アロハ・ワールドを形成していく事に意識を向けていきましょう〜
aloha&pono
クムリポ ハワイ語で書かれたものが以下のサイトで掲載されています。
http://www.sacred-texts.com/pac/ku/ku31.htm
第五の歌では、ポーカノカノ、「夜に穴を掘るモノ」が登場します。それは、野ブタのことです。四つ足動物として初めて登場します。豚が地面を鼻を使って掘り、タロイモの水田を始め、土の掘り返しを始めた存在であるため、とても大事な最初の四つ足動物として登場しています。カマプア’アという半神半人がハワイの神話に多く登場しますが、この神は時として豚の姿で神話に登場しますので、このカマプア’アの祖先の誕生の歌がこの第五の歌であると思われます。前回も記したウリの家系が王家の最初と思われており、カマプア’アもその系譜に属すると考えられます。また、黒い豚がもっとも神聖であると考えられていました。天界から現れた豚たちにも階層があったというのは面白いです。神々や天使たちにも階層があるようなので、これもありうるという事ですね。
「カマプアア(Kamapua'a)は、ハワイ神話に登場する、半神半人の男神である。その名前はハワイ語で「豚の子供」を意味する。女神ヒナの息子とする説がある。普段は美男子であるが、本来は獰猛な豚の神であってその姿をとることもある。時には雑草にも変身する。彼の背中には剛毛が生えており、美男子の姿になったときはこれをマントで隠すとされる。彼はまた海の神でもあり、ハワイの州魚であるフムフムヌクヌクアプアアの化身ともされる。オアフ島、カウアイ島などでは勇敢に戦って王家の争いを制する戦士でもある。カマプア'アは女神ペレとは愛憎関係にあったとされ、結婚して子供を儲ける一方、火山の噴火や海水による洪水を伴う大喧嘩を繰り返したと言われている。二人はハワイ島を分けて支配した。プナなど風下の乾燥した地域がペレのものとなり、風上の湿った地域すなわちコハラ、ハーマークア、ヒロがカマプアアのものとなった。豚はしばしば農業や豊穣を象徴することから、火山(ペレ)による農地の破壊と農業(カマプアア)の再生の繰り返しがここに反映されていると考えられる。なお、夫婦の子について、一説ではオーペル・ハアア・リイという名でハワイの王族と平民の祖先とされるが、別の説では幼い頃に死んだとも、魚のムロアジ(ハワイ語では「オーペル」)になったともされている。その後のカマプアアは海の底に行きその国の王女と結婚したため、ペレは彼を恋しがって歌を歌ったと言われている。」ウィキペディアより
481. ポーカノカノの時がやってきた
482. ポーラロウリの子孫を増やすために
483.この新しい世代のモノは濃い肌色をしていた
484. ポーラロウリの子孫は、黒い肌だった
485. 彼女は、「夜に穴を掘るモノ」の妻として夜を共にする
486. 大地を掘るその鼻は先に飛び出している
487. 大地を掘り起こせ
488. 後ろに盛り上げて
489. 前にも盛り上げる
490. 豚の子供が生まれる
491. 草むらの中に潜んでいる
492. ロイロアのタロイモ水田を耕す
493. 水田がどんどんと増えていく
494. 島々に水田が何十倍にも広がっていく
495. ここは夜に穴を掘るモノたちが棲む土地
496. 長い家系の祖先
497. 豚のチーフの血を引く家系
498. この時代にはもっとも高位の地位に立つ
499. 夜に穴を掘るモノが生まれて生きた時代
500. ポーラロウリと夜を共にした
501. そして夜は子供を産んだ
502. おっちょこちょいが生まれた
503. 平らな頭の自慢屋が生まれた
504. 斜めに曲がった頭のモノが生まれた。尊敬されていた。
505. 薄色の毛のが生まれた。不思議な存在。
506. 金毛で白肌のモノも生まれた
507. おでこがへこんだモノが生まれた。毛は他のモノよりもモシャモシャしていた。
508. 頭が丸い、少し鈍いモノが生まれた
509. 黒いのが生まれた。真っ黒だった。
510. 一般階層のモノたちが生まれた。落ち着かないようだ
511. 労働階層の働きモノたちが生まれた
512. 好ましいモノたちが生まれた。愉快な様子だ。
513. 奴隷階層のモノたち生まれた。野蛮な生き物たちだった
514. 毛が逆毛で立っていて、戦いに適していた
515. 詠歌を歌うシンガーたちが生まれた。のんびり屋だ
516. 大きなお腹の大食家たちが生まれた
517. 内気な恥ずかしがり屋が生まれた
518. メッセンジャーたちが生まれた。あちらこちらに使いに廻った。
519. 怠け者たちが生まれた
520. 気難しく、ケチなモノたちが生まれた
521. ちっぽけで弱々しいモノが生まれた
522. ずんぐりむっくりが生まれた
523. 胸板の厚い勇敢なモノたちが生まれた
524. 家族思いのモノたちが生まれた
525. 雑種が生まれた。祖先が交差している
526. シラミだらけの卑しいモノたちが生まれた
527. リーダー格の勇者たちが生まれた
528. 血色の良いチーフたちが生まれた
529. ならず者たちが生まれた。どこかへ分散して行った
530. 色々なモノたちが、あちらこちらに広がり増えて行った
531. ロリロアの子供達がどんどん増えて行った
532. 何もない荒地がどんどん花開いて行った
533. 欲望の瓢箪からどんどん芽生えて行った
534. 家系を引き継いで子孫を繁栄していくという欲望だ
535. オマの子孫を繁栄していく歌
536. 「夜に穴を掘るモノ」が代々と繁栄していった
537. ポーの時から始まった
538. Po--no (まだここはポーの世界が広がっている)
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大いなる聖なるものとして生まれた私たち
その意識を忘れずに、母なる地球と空なる父にも心を広げ、全てはポノ!
今週もマイ・アロハ・ワールドを形成していく事に意識を向けていきましょう〜
aloha&pono
クムリポ ハワイ語で書かれたものが以下のサイトで掲載されています。
http://www.sacred-texts.com/pac/ku/ku31.htm
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