陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

ついつい見てしまうコムスンニュース

2007-06-12 06:59:15 | Weblog
コムスンの外部譲渡を明言 折口会長、辞任は改めて否定(朝日新聞) - goo ニュース

落ち着くところへ売られてゆくらしい。
名の上がっている大手介護産業も
東京都での不正受給業者に名を連ねていたけど
スケープゴードコムスンの影で何にもなかった顔で
『おたすけしたい』

24時間の訪問看護は引き継げないとか。
引き継げない人々への今後の介護は
尿が漏れないように
オムツを重ねて厚く当てることなどで
深夜介護はやぁ~めたって対応されるのだろうか。

施設に名乗りを上げた外食産業は
グループホームについては買うとは言っていない。
有料老人ホームで
認知症がひどくなって迷惑行為が起こったら
余所へ行ってよねと
退去を迫られるなんてことにはならないか?

しかし介護職の大半がパート、臨時で
正社員でも年収
100万円台、200万円と言う会社の本社が
ホリエモンと同じ六本木ヒルズってのは
本当に福祉をやっていない
働く人にも利用者にも
儲かったお金が還元されていなかった証明のよう。

家庭のことだった介護が社会のものとなって
一度も子自ら
動けなくなった親に
繦褓当てることもなく
体を拭いてあげることもなく
認知症の進んだ親に
子自らの生活を邪魔されまいと
血なまこになって入所施設を探したりが
当たり前の事として語られる。

かつては子育てと同じく家で行われていた
介護はプロのするもので
出来ないのが当たり前の風潮すらある。

家庭介護者への労力軽減で始まった介護の社会化は
すっかり家庭から介護を切り離して見る芽を育てた。

そのプロに支払われる介護報酬額では
介護のプロが食べてゆけない。
薄い報酬をなんとか死守して
事業として儲けをもくろんだ企業のなれの果てが
コムスンだろう。

コムスン関連のニュースには
『売上』『新規』と言う言葉が出てきた。

サービスを提供していることは『商品』で
うまみのあるとこをから買い手がつくらしい。

高齢になって人のお世話が必要になったら
商品価値として値踏みされる存在になるのかな?




怒りたくないよう

2007-06-12 00:32:06 | Weblog
朝から電話で某ケアマネがしゃべっている。
この人が3月から当事業所の責任者なのだ。
看護師からケアマネ歴3年。10歳年下。

相手は利用者らしい。
『○○でぇ~』
  語尾上げが気になる。だんだんむかつく。
『おとうさん』
  おいおい、利用者を名前で呼ばないでお父さんはないだろう?

電話が済んだら私に菓子袋をくれた。
会社の取引銀行が配ったボロいファスナー付きビニール袋に
クッキーが入っている。
日曜日にどこかで貰った物だという。

 『私、クッキーだめな人なんですよね。』

 『その袋ボロだと思いません?ちゃんと閉まらなくって』

人にモノを上げるマナーなんて彼女に望まないけれど
自分がキライなモノを
『良く食べるね』と言う侮蔑ぽい口調で
そんな自分がいらないゴミを
押し付けられて喜ぶ人は居ないという
想像力が欠如している。

今度は役所から彼女へ電話が入った。
それ以上事務所に居て、キレてはイカンから
同系列の隣接老人福祉施設へ出かけた。
玄関ロビーに今までなかった水槽が置いてある。
中は小さな植物の鉢が3つあって、人工芝が敷きつめてある。
水車小屋や真鋳の猫の置物も置いてある。
いったい何なのか訊ねたら、蛍が入って居ると言う。
昼間で光っていないが4匹見つけた。
水槽内には、水っ気がないが蛍は大丈夫か。
隠れようとして二匹は敷き詰められた人工芝にもぐっている。

近所の河原でそこの職員が捕獲してきたそうだ。

おもわず
『ここから出られない蛍がかわいそうう』
と口に出してしまった。
『入居者は蛍が光る頃はもう寝ている人ばかり』
と事務員さんは自嘲的。
蛍は成虫になって10日くらいしか生きられないし
その間に子孫ものこさなくちゃいけない。
保護しなければ絶滅しそうな蛍を
捕まえて飼うとはどういう了見なんだろう?
会社経営者ご親族の施設長の趣味なのか?

元気な利用者から蛍の出る近くの川辺まで
連れ立って見に行くと聞いた。
歩行のむつかしい人は職員が車椅子で蛍狩りをさせてあげてもいい。
蛍スポットは元気な足なら5分とかからない所にある。
水槽の箱庭蛍はいったい何の意味があるんだろう。

気が付いたら就業まで笑うことがなかった。
まだ。月曜日。週が始まったばかり。オヨヨ