陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

ばらまき施策の民主党にも不安

2007-12-18 06:16:55 | Weblog
85歳男性に12年分、特例法で時効年金2750万円支給(読売新聞) - goo ニュース

時効年金2750万円にも驚くが
当時は55歳支給だったことに驚く。
いつの間に10年も支給年齢が上がってしまったのだ!
思わず今の80代はいいなぁ~とため息。

徐々に徐々に厳しい世の中になって
定年60歳から65歳まで、今では何とか働くことが当たり前。
高齢者には簡単になれない。

団塊世代より後に控える中年世代は
いつまで働くんだ?と言う不安の中で
気力、体力、記憶力落ちの自分を鼓舞しつつ踏ん張っている。
医療費だって使わせない方向へ走っており
メタボなどと脅しをかけられ切磋琢磨しない人はダメ人間みたいな風潮。
日夜、健康維持、現状維持の努力を強いられて悲鳴をあげている。
後期高齢者75歳以上になって初めてお助けの時代まで見えそう。
我らは『一生現役』が当たり前で『楽隠居』は望めない。

私立高生に年10万円援助 民主、通常国会に法案提出(共同通信) - goo ニュース

中学校修了までの子ども一人につき、
親の所得制限や国籍要件は設けないで国が月2万6000円を支給。
財源として5兆8000億円が必要な『子供手当法案』提唱も民主党だった。

年金も医療も障害者福祉も
社会保障のどこをとっても財源不足で不十分な今、
それを担う子どものために金を使い少子化に歯止めと言うのだろうが、
そんなハシタ金をばらまくことが有効だろうか?

子供手当など出さなくても
世の親たちは義務教育以外にじゃんじゃん教育費を使っている。
親のために金を出し渋っても
子のために金を出し渋しぶる話はあまり聞かない。

手当などなくなって先、
閉じこもり、ニート、アルバイターの中年親は
自らの先行き不安の中で
成人した我が子を支える。
『それは自業自得よ。子育てが悪かった所為』
との声が聞こえてきそうだが、
そう言う人の中に
発達障害者が多く含まれているとも聞く。

我が子かわいやで教育費をつぎ込まれた子が
他人を蹴落とすがごとく
いじめに走り
発達障害児はターゲットとなった。
そのキズは成人になっても簡単には癒えない。
ゆえに
子供にお金をかけるにも方法があると深く感じるところがある。
『教育の在り方をもっと考えて使えよ』と私憤がうずく。

こういう票稼ぎにしか見えない
財源もはっきりしない施策ばっかり口にする
民主党に国の舵取りを任せることにも不安を覚える。








37歳無職男の親

2007-12-18 00:16:47 | Weblog
乱射容疑者 消費者金融に借金 父の退職金で返済も(産経新聞) - goo ニュース

37歳無職の男の事件。
こういう事件の親の気持ちがとても気になる。
簡単に甘やかし親と言って責めることは私にはできない。

どこか破たんしている息子に気が気でない日々が積み重なり
自分たちの老い先を気にしつつ
いつまでも親としての役目が終わらない辛さを噛みしめて
必死で出口を求められていたのではないかと想像する。

何年にも渡って心痛の連続の結果がこれだ。

死の道連れにした人たちや遺族へいたたまれない思いで
今、居られるだろうことは想像に難くない。

自らの死に場所に少年時代まで通っていた教会を選ぶなら
死に至る前に、
他人まで巻き込む死のストーリーを考える前に
教会に自身の救いを求めてドアをノックして欲しかった。

お母さんは信者さんだったと言う。
通っていた教会へ息子が迷惑をかけた自責のにもかられているだろう。


我が家にもまた
光射す出口を求めて悶々としている息子が居る。

10年後、息子は37歳。
迷路から抜け出しているだろうか?

もちろん迷い子がすべて事件を起こすなどと
思っていないことを
誤解のないように付け加えておこう。

ただ、子を思う親とは哀しい存在だと思う。