陽だまりのねごと

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高齢者虐待死の加害者は息子が最多

2007-12-20 05:49:35 | Weblog
高齢者虐待死32人 加害者は息子が最多 06年度(朝日新聞) - goo ニュース

いったい何年前の資料で調査をしたの?
厚生労働省の調査の手ぬるさが分かる。
ねんきんやら薬害患者救済のいい加減さを思えば、
この省はヤル気があるのか?ないのか?

介護現場ではこれは周知の事実。
しかも介護保険の利用を押さえるのために
家族が同居もしくは同一敷地内に住んでいるだけで
家事のヘルパーを最近使えなくしたのも厚労省。

痛みがあり体の動きも不自由な要介護状態の老母が
逆に
同居の60歳過ぎた息子の
生活全般の面倒をみている現実に
何件も遭遇する。
この手がかかる息子が居るために
掃除洗濯料理にヘルパーが使えない。

面倒をみてくれていたかぁちゃんが
いよいよ自分の面倒をみてくれなくなったどころか
自分に面倒をかける事態が来た時
誰しも虐待に走るワケではないけれど
やさしい気持ちだけでは介護は出来ない。

これは虐待死だけを調査したもの。
死にいたらないが表に出ない虐待は数知れない気がする。

母の気持ちの中には
老いても
我が身はどうあれ
息子へ不自由はさせたくない気持ちも根強い。

虐待ではないけれど
無理をして息子の世話までしている老母は多い。
双方に自覚のない虐待と言えなくもない。

調査結果から、問題点を洗いだして
これから解決策をいつの日か考えるのだろう?たぶん。

息子とふたり暮らしの我が身。
先行く高齢世帯を目にするにつけ、身につまされている。