陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

あてにならない私の体力さてどうする?

2008-02-18 06:46:25 | Weblog
姑の入院はまだまだ続きそう。
最短は2週間で本日退院予定だったが、
熱が出たり下がったり、
自己申告でまっくろな便が出たと言うのでそちらの検査も入った。

姑はテレビもラジオも見ない。
新聞投稿が趣味だった人にノートと筆記居用具を用意したが
1字も書かれた様子がない。
ひたすら7階という高さの窓から見える空を見て過ごすと言う。

病院は快適な室温に保たれている。
3度3度食事が運ばれてくる。
差額個室にはトイレも洗面所もあり
部屋から出る必要がない。

ナースと廊下を歩く練習をするが、
コロの付いた点滴のスタンドにすがらないと
病室内も歩けないとも言う。

高齢者ほど使わない部分の衰えは早く回復は遅い。
まだまだ、帰ったら散髪を待っている人がいると
仕事を続ける意欲は満々だが、
段差の多いあの寒い家で、ひとり暮らしすら難しく思える。

しっかり廊下を歩かないと歩けなくなると
行くたんびに言うと
歩けなくなったら困るからちゃんと歩いていると答える。

ところが見舞いに来た人には
「こんな髪も顔もきたない恰好で部屋を出れない。」
と言ったらしい。

家から化粧道具を持って来ようかと言ったら
『家はぐちゃぐちゃだから』と私が入る事を拒否する。
物が無くなったと騒がれても困るから留守宅に近寄らないに限るが
眉毛が薄い事を当人は気にしている。
入院の日のこっけいな描き眉がないと
廊下にも出られないのかもしれない。

便のまっくろに驚いたが
ナースが確認したら普通に見えるのだけど
本人がそう言うから検査をするとの事。

熱は下がったどこも痛くも悪くもない
来週には帰れると本人が言うから
ナースステーションで聞けば
高熱が出たり下がったりで抗生剤の点滴も続いているから
当分は無理との事。

病気の本態はやっつけても
心身機能を奪ってしまう入院生活が長引くのは困る。
自分ではしっかりしているつもりの姑の判断力のズレは
実子でない嫁がどうやって修正モードに持ってゆくのか?

すでに2週間でこれまでの生活が維持出来るか不安な様相になった。
88歳の独居。今までが元気すぎたのかもしれない。

おばぁちゃん係と張り切っていた息子は
インフルエンザではないがウイルス性の風邪を診断されている。
ようやく熱は下がったままになったが、激しい咳が続いている。
できれば家に居てあったかいものでも食べさせたいが
仕事にも行かねばならず、
姑の病院へは無論行かせられない。

仕事もなかなか面倒なケースを抱え、病院へも通い
遅く帰宅しても息子と猫の世話もろもろが待っている訳で
私に体力がそうあるワケでもなし…さて困った。