小説・みすゞ荻田 芳久河出書房新社このアイテムの詳細を見る |
映画の脚本を書いた人が小説仕立てにしたもの。
遊郭通いの夫から淋病を移され
子をなしてから離婚。
実家へ帰っての自殺。
決して明るい生涯の人ではなかった。
夫以外の家族は皆あたたかな人であるのが救い。
みすゞが我が子ふさえに愛情深いのが救い。
感性の豊か過ぎる繊細な人に
この最悪の伴侶でなかったら、
みすゞの人生は違っていたかもしれない。
夫は映画に実名公開を拒んだそうだ。
しかし、小説は初めっから暗い。難解。
イメージ的な描写が凡なる脳みそでは理解不能。
朝4時起きで散歩、庭いじりと体を動かした後
昼食でお腹がふくれた
昼下がりに読み始めたワタシが悪いとは思うが、
途中でぐわ~~っと寝てしまった。
詩が書いてあるところだけ、目と頭が冴えたけど、
小説全般おもしろいとは言えなかった。
詩の書かれた原風景(漁港仙崎)についてはよく分かった。
そう言えば、
↓映画の方も明るいとは言えない感じだった事を思い出した。
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