何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

弁当日誌2月21日

2011-02-21 23:58:33 | 弁当日誌
チヂミ
野菜粥
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お姫様のおはなし2

2011-02-21 23:02:48 | お姫様のおはなし
ある夜、お姫様はふらりとお城を出ました。

誰に誘われたわけでもなく、夜の街へくりだしたのです。


タッタタッタと両腕をふってこぎみよく、東をめざしました。

フッフ、ハッハと息を整えて、はやさをまもって

「めざすはらーめん屋のとおりよ」



お城かららーめん屋のとおりまでは緩やかな坂が続いており

日頃あまり運動をしないお姫様のからだにはこたえました。


「毎朝きちんと腹筋、背筋、側筋、腕立て、少々のヨガをやっているのに…、どうして…」
あまりにも早いデッドゾーンのおとずれに、お姫様は不甲斐無さを感じました。

「言うが易しね」
お姫様はつい最近こどもたちとはなしたことをおもいだしました。

「デッドゾーンに入ったら、くるしいけれど速さを守り続けることよ。
 もしもそこでやぶったりなんかしたら、そのあとはもうくるしくてたまらなくなるんだから」

思いだしながらお姫様は恥ずかしい気持ちになりました。
「ああ、言うが易し…こういうことを言うのね。言うが…」

また一つ賢くなりました。

お姫様はにがしょっぱい気持ちになりながら言葉を繰り返し、そして速さを破りました。


歩き始めたのです。


「まあ…!こんなに楽だなんて…」
ある種のカルチャーショックが起こったように感じたのもつかの間
「これが諦めるということ…」
お姫様はつばをのみました。


お姫様は速さを破ってなお、目的地まで撤回してしまいました。
細い川のところで北に向って歩き始めました。
「まあいいわ、この川が大好きだし」

そうです。
別にらーめん屋に行ってラーメンを食べたかったのではないのです。
走ってダイエットをしてみよう、そう思ってお城を飛びだしたのですから
お財布も持たずに



「北に向って、川のとぎれるところまで行ってやろうじゃない」

お姫様は心に決めました。





「…でもやっぱり北大路通まででいいわ」

と思いなおしました。



北大路通を西にむかって歩いて行くと、ミスタードーナツがまぶしくひかります。
その西側にある薬局も閉店しているのにまぶしくひかります。

川端通りまで行くと暗くすこしおちつきました。

「やっぱり川はいいわね」
お姫様はひとりでにうれしくなりました。

そうです。
さっきからずっとひとりで居るのだけれど、なんだかたのしくてたまらないのです。

そとの空気がおいしく感じるのはどうしてでしょう。

けしてお城が金魚の餌臭いからではないはずです。それだけではないはずです。






「とっても大きな舞台にいるみたい、わくわくしちゃう」



お財布も、
やくそくも、
お仕事も、
ようじも、

なにももたずに

お姫様はただ外にでてきました。

お城の鍵だけ携えて


走ったり
歩いたり
段の上にのぼってみたり
ただ夜の街をみたり

なにもかんがえずに
なににもおわれずに

じぶんでたてたやくそくも、すきなように破っては作って

とても楽しいのです。



「これはいいわ、ぜひ毎日とりくみたいところだけれど」


「きっと、あしたにはわたし、これに今よりもなれてしまうのよ」

























とことことすっかり歩きながら

あまりよくない本ばかりだと言われている本屋の店頭に、
桂枝雀のCD本が売られており、お姫様はたいへん欲しくなりました。
「420円だなんて…」
チラと横にめをやるとそこには15年以上も前に卒業した「なかよし」が売られています。
「このような画風がいまの流行りなのね…」

時の流れを感慨深く思いながらお姫様は軽く信号無視をしました。
その途端ふみきりがなり始めたので、すこし驚きました。


お姫様はお城のすぐ近くの神社で滑り台をしました。

小さな旅の終わりに。

滑り台は、のぼるとすぐ斜面になっており、すわるところが少ないちょっと危ないものでした。




お城にもどると1時間も経っていました。

そしてそのことをいっしょうけんめい書いていたら1時間経ってしまいました。





ちょっと、「しまった」と思いました。


コメント (2)
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めにものみせてくれる

2011-02-21 21:42:51 | Weblog
どういういみだろう

こんばんわ


わたしはうかつですけどかわらずげんきです

おもしろいことをかんがえていたらひやっとすることがあったりして

おっとっととなります


やせたいあまり、はしればいいんじゃないかとおもいはじめました


さいきん知り合ったひとのことばつかいがおもしろくてしかたない

うふふ


きちんとならせばよいことをしりました

とってもけんこうなにんげんなので、ふけんこうになるほうがむずかしいのです

もしくはほんのすこしのふけんこうにもたえられないのです

会議がおわってないのにおなかがすきすぎてすごくいらいらしたりとか

どうかとおもいますけど、すごいけんこうなのでしょうね




どこにもいけないきがしてしまうのは

ちゃんといくとこをそうぞうしてないからで

おきなわ

とおもったらたちあがってくるものがありますよ


おもいでとか

わたしはかさねてかさねてほってほってしてきたひとですが

そいでもふりつもることしってて

もじゃもじゃしますけど

たぶんいたいふりをしているだけなのです

じぶんのものがたりをだいじにしたいからこうどうでもってひょうげんしてしまうのです


いたいことはいっぱいあるけど

なおるんだったらそれはやっぱりうそみたいなものです



でもいたいことはいやなので

わたしはとってもけんこうだから


ときどきそれがかなしくなるけど


たぶん

このさきにしか、ないのでしょう
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