進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

胃瘻へ向けて

2007-08-29 23:15:39 | Weblog
胃瘻へ向けての検査、準備が進んでいます。
父は今の状況をどのように理解しているんだろう?
大学病院で確定診断をしていただいたときの主治医からの説明は、
本人にはざっとの説明で、予後がどうなるとかは聞いていません。
ましてその時点で、自分で調べ事ができる状態ではありませんでした。
時々刻々と変わる自分の状態をどのように思っているんだろうと、
辛くなります。
説明しても理解したのかどうかを知る術もない。
ただ微かな表情の変化を感じ取るしかありません。
まだ、しゃべれる時に、主治医にしきりに聞いていました。
「これからどうなるのか」
身近な病気ならおよそ想像もつくけど、きっと、父には予想だにしない状況だと思います。
胃瘻造設についての検査や、いよいよの手術をどのように説明しようか?
いっそ、何も理解できないなら楽なのに…
話は全て聞こえてわかってる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする