進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

面会希望

2010-05-04 09:36:30 | Weblog
80まで元気そのもの
100まで生きる!って言ってた父
毎日欠かさずウォーキングしてました。
体にいいことしてました。
でも、難病になりました。

何だろっ?って思う。。。



父は、とにかく人のため、自分はさておき人のために生きてきた人生でした。

今の父
今は自分では何にもできない
でも今度はみんなが父のことしてくれてます。

それが父がしてほしかったことなのかはわかないけど、今は父のためにみんなが動き、みんなが父のために動くことでいっぱいいろんなことに気づかせてもらってる。


今の父は苦しいとか痛いとかないようです。
それが家族の救い・・・



昨日、母と父の昔の仕事仲間のお宅へ行きました。
その方が父のところへ行きたいけど、行っていいものかどうかと言われました。
行って喜ばれるのか、来てほしくないと思われるのかと。



是非行ってくださいっていいました。
父はきっと喜ぶ!
こんな姿を見られたくないと思う父ではない。
父のこと誰も忘れてないよって。
みんな父のこと覚えてるよと。


そのあと、病院に行きそのことを言うと、父はわかったようで大声で答えてくれました。
目から涙が流れ落ちました。


話すことは理解してます。
だから、言葉の返事がなくてもどうぞ話しかけてください!
顔を見せてあげてください。



病院の受付で、面会希望をされた時、病室を教えていただくようにお願いして帰りました。

コメント (3)
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