進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

父が大事にしていた畑

2011-06-05 17:01:16 | Weblog
父が定年退職後にせっせと通い詰めていた畑



私たちはどれだけ父が育てた野菜を食べたことでしょう。
子どもたちが小さい頃は、いも掘りもしました。


父がこの病気になって、畑の管理ができなくなり・・・
でも、父の介護で畑まで手が回らず、一年はそのまま放置状態でした。

草が伸び切り私たちの手には負えない状態で、そんな畑を見たら父がどんなに無念だろうと頼んで草を刈ってもらいました。

それからは、なんとか定期的に草刈りだけはしています。


今は、まだ何かを植えるという余裕がなくて。。。



蕗を採って母に持って行き、
一緒に父のところへ行きました。


父に畑の話をすると、いつもは固く閉じている目が開きました!
畑の話をすると、「あ~、う~」と声も出ました。



畑に行きたいだろうなぁ~



父はどうしたいんだろう。
どうしてほしいんだろう。
と、考えますが、私も母も父には生きててほしい。
そう思っている私たちの気持ちは父に届いていると信じています。



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コメント (2)
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