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進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

散歩

2007-08-27 21:29:28 | Weblog
今日は、喉に痰が少なく声がよく出ていました。
いつぶりでしょう?
今日は父と会話ができました。
最初はいつものように「あ~」「あ~」しか言えなかったのですが、
「はるか」と。
入院する前に行っていた、小規模多機能ホームのことです。
「はるか」に行きたいねというと、うん。
はるかの人、おじいさんが来なくなって淋しくなったって言ってたよと言うと、
「あー」と。
それからしばらくして、「さんぽ」と。
お散歩行きたい?と聞くと「うん」
もう帰ろうかと思った時だったのですが、せっかくの父の思いを叶えてあげたくて看護師さんにお願いして、車いすに乗せてもらい、約20分、病棟を散歩しました。

松江城が見えていたようです。
20分間体が倒れることなく、ずれることなく座っていました。
いつもベッドで天井ばかり見ているので、きっと、つかの間のお散歩気分転換になったと思います。

明日は胃カメラの検査があります。

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