進行性核上性麻痺と闘った父とその家族の記録

進行性核上性麻痺と診断され6年2か月。89歳まで闘い抜いた父、それを支えた家族の記録。

父、帰宅!

2010-03-24 23:23:35 | Weblog
日曜日に父が帰ってきました~
今回も和服姿です。

母は父に見せようと玄関を飾り、父が丹精していた椿と水仙の鉢を飾っていました。
椿と水仙は、父の帰りに合わせたように咲いていました。

今回も家族みんなが待ち構えていたので、みんなの手で車いすを家に上げました。


母が最初にしたことは、父に庭を見せたこと。
きっと母は父に見せるために庭掃除をしたと思います。

前回より父はシャンとしていたような・・・


今回も許可をもらい大好きだったお酒を!
今回は、地酒の「生酒」

母が何度も父の口に入れていました。
父は、かみしめて味わってるようでした。

口をきちんと閉じてゴックンってしました!!!
久々にゴックンを見ました。


しばらく車いすのままでしたが、
畳におろすことできますか?とお聞きすると、OKと。

布団にすがるようにして座ってみましたが、
しんどそうなので、畳に横になりました。

畳の父は家族と近い気がして…
しっかりと目を開けてましたよ。

畳に座った時血圧が上がったのでちょっとびっくりしましたが。。。


元気な頃の父は、私たち家族がわいわいガヤガヤしゃべってるのを、黙ってうれしそうに聞いていました。
何だかそのころを思い出すようなひと時でした。

時間が来てまた介護タクシーが迎えに来てくれて、看護師さんと介護士さんとともに病院へ帰って行きました・・・



今日、父のところへ行きましたが、血圧もその後落ち着き大丈夫でした。




今日は、胃ろうカテーテル交換の同意書を書いてきました。
また交換の時期が来たようです。

胃ろうにして2年7カ月
病名がついてちょうど3年になります。
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