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今の時期、勤め先にはたくさんのお客様がいらっしゃいます。連休のせいか、小さいお子さんを連れた家族連れの方も多い。
そんなお客様の中の、ちいさな男の子の三兄弟が、お昼頃ガラス戸の前で騒いでいました。おっ、と思ってそちらに行くと、「ツバメが倒れてる!」と言うのです。
見ると、窓の外の装飾タイルの上に、ツバメが一羽落ちていました。
「あ、きっとガラスがあると思わないで、ぶつかっちゃったんだね」と言うと、男の子のひとりが「ぼく、見てくる!」と外に飛び出して行きました。
「飛べるくらいだから、心配ないよ」と男の子たちに言いましたが、ちょっと気がかりだったみたい。
それにしても、初めてツバメを間近で見ましたが、黒いとばかり思っていた羽根が、翼は緑がかって頭は青い光沢があり、こんなに美しい鳥だったのか、と思ってちょっと感動しました。
やんちゃだと思っていた男の子(ツバメを見に行った子)が、帰るとき、「あの、ありがとうございました」と言ってくれたのも、嬉しいことでした。