あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

ドリームメーカー、トラブルメーカー。

2010-07-11 00:32:29 | 本(エッセイ・ノンフィクション他)

昨日の深夜から今日にまたがって放映された、スマステーションを懐かしく観ました。

それというのも、“大人の女性が選ぶディズニーアニメ”の特集だったから。

最近の目を見張るような技術のCGアニメーションもいいのですが、やはり大昔のアニメーションのエレガントさに魅かれます。

(子どもの頃テレビで観たものとかあるし)

そして、観ていて思い出したのがこの本です。

ぼくが絵本作家になったわけ―ビル・ピート自伝 ぼくが絵本作家になったわけ―ビル・ピート自伝
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:1993-02

このビル・ピートという絵本作家は、日本ではあまりなじみがないように思いますが、絵本作家になるまでは、ディズニー映画のアニメーターだったのです。

この彼の自伝、イラストがふんだんに入っていて楽しく読みやすいのですが、これを一編のストーリーとして読むと、重要な登場人物として印象深いのがウォルト・ディズニーなのです。

ビル・ピートは様々な角度で彼とのエピソードを描いています。

彼の偉大な仕事、豊かなアイディアとイマジネーション。彼と創ったアニメーションに、ビルも誇りを持っていたこと。

けれど一方でディズニーの欠点も赤裸々に描かれます。その破天荒な性格、暴君ぶり、彼との決裂までも。

その愛憎の激しさに、かえって鮮やかにディズニーという天才のイメージが立ちあがってきます。

悪いところもたくさんある。一緒に仕事をするのは嫌。でも、その反面チャーミングで夢の世界を創りだす人で、どこかやっぱり憎めない……と、まったくディズニーを知らない私までついつい思ってしまうほど。

終盤のシーンには、ちょっと胸を突かれたりして。

番組で名シーンを少し観たこともあり、半世紀前のディズニーアニメを、もう一度見直したくなりました。

コメント (4)
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