昨日の深夜から今日にまたがって放映された、スマステーションを懐かしく観ました。
それというのも、“大人の女性が選ぶディズニーアニメ”の特集だったから。
最近の目を見張るような技術のCGアニメーションもいいのですが、やはり大昔のアニメーションのエレガントさに魅かれます。
(子どもの頃テレビで観たものとかあるし)
そして、観ていて思い出したのがこの本です。
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ぼくが絵本作家になったわけ―ビル・ピート自伝 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:1993-02 |
このビル・ピートという絵本作家は、日本ではあまりなじみがないように思いますが、絵本作家になるまでは、ディズニー映画のアニメーターだったのです。
この彼の自伝、イラストがふんだんに入っていて楽しく読みやすいのですが、これを一編のストーリーとして読むと、重要な登場人物として印象深いのがウォルト・ディズニーなのです。
ビル・ピートは様々な角度で彼とのエピソードを描いています。
彼の偉大な仕事、豊かなアイディアとイマジネーション。彼と創ったアニメーションに、ビルも誇りを持っていたこと。
けれど一方でディズニーの欠点も赤裸々に描かれます。その破天荒な性格、暴君ぶり、彼との決裂までも。
その愛憎の激しさに、かえって鮮やかにディズニーという天才のイメージが立ちあがってきます。
悪いところもたくさんある。一緒に仕事をするのは嫌。でも、その反面チャーミングで夢の世界を創りだす人で、どこかやっぱり憎めない……と、まったくディズニーを知らない私までついつい思ってしまうほど。
終盤のシーンには、ちょっと胸を突かれたりして。
番組で名シーンを少し観たこともあり、半世紀前のディズニーアニメを、もう一度見直したくなりました。