今日、嵐の番組を観ていたら、吉瀬美智子さんが、『死刑台のエレベーター』のリメイク映画に主演する、ということを話していました。
死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】 [DVD] 価格:¥ 3,990(税込) 発売日:2009-09-26 |
オリジナルを観たのは遥か昔の二十歳前後の頃で、深夜のテレビ放映でした。
主演はたしかジャンヌ・モローだったかと思うのですけれど、良かったなぁ、綺麗だった。
私、実を言いますと悪女ものって大好きで、もう、悪女というとすぐ喰いつくんですね。
自分とあまりにもかけ離れているせいかなぁ、平凡、というかヘタレだから、魅力的な悪女に憧れるのかも。
ことにこの映画のヒロインが印象的だったのは、哀しみがあって、憎めなかったから、というのがありますけれど。
リメイクされることですし、あまりネタは割れませんが、殺人計画がアクシデントによってほころびが生じるんですね。
で、連絡の取れない恋人のことを思いながら、ヒロインが独白しつつ夜の街をさまようシーンが好きでした。
『失敗したの?怖気づいたの?……でも、いいのよ。早く帰ってきて』
そんな台詞だったように記憶しているのですが、やがてたどり着くことになる皮肉な結末と共に、印象に残っています。
吉瀬美智子さんはかのヒロインとは少しイメージが違いますけれど、予告映像ではなかなかに美しく、どんな映画になるのかちょっと楽しみです。
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