![隠し砦の三悪人 [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51hIEpAhyDL._SL75_.jpg) |
隠し砦の三悪人 [Blu-ray] 価格：￥ 4,935（税込） 発売日：2009-12-18 |
単品で見たら、まぁまぁ、面白いのかもしれないけれど。
どうしてもオールドファンは、オリジナルと比べてしまいますね。
スターウォーズのロボット２体のモデルにもなった、竹蔵と新八はもちろんオリジナルでは三枚目。
でも、一人をイケメンにすると、自然姫君とロマンスが芽生えるのか……((+_+))
でも、ロマンスなしでもオリジナルは面白かったし、ラストも清々しいと思いませんか？
……と、言っても、若い人には通じない……(T_T)
(と、いうか、私の年代でもたいてい通じない(-_-;)まだ20代の時分、友達に「一番好きな映画って何？」ときかれて、「うーん、黒澤明の『天国と地獄』かな」と言ってちょびっと引かれたことがある)
“裏切り御免！”という台詞も、そおいう使い方じゃないんだぁ～(>_<)と思ってしまったりして。
それに、長澤まさみちゃんは思ったより良かったけど、松本くんのイイところをいまひとつ引き出せていないような……(・_・;)
そして、やはりプリンセスと平民の恋は、『ローマの休日』の例の通り、洋の東西を問わず結ばれないことに決まっているのですね。
別れのシーンは、もう少し情緒があっても良かったかも。
馬を疾走させつつ戦う場面は、ショーン・コネリーが『風とライオン』(だったと思う^_^;)でそっくり再現したことでも知られる名シーンですが、オリジナルもあらためて観かえしたくなりました。
松本潤くんめあてで観た若い人にも、ぜひこの機会にオリジナルを観て欲しい！です。
(ちなみに件のシーンをどう撮ったかについては、北村薫氏のエッセイに謎ときがありましたが、本の題名を忘れてしまいました(T_T)分かったらまた書きます)
「そうでしたか…[E:coldsweats02]」という感じです。
しかし「天国と地獄」お好きとは知らなんだ[E:coldsweats01] 私は「姿三四郎」&「椿三十郎」が好きなんですが[E:coldsweats01]
（「一番美しく」も、いつもと違う面白さがありますけどね[E:confident]）
かつてNHKのミニ番組か何かで観て、初めて知ったんですが、「天国…」での横浜の雑踏シーンは、真冬の撮影だったのだそうですね。山崎努さんが「何故、真冬に真夏のシーンの撮影を？」と監督に尋ねたら（勇気あるなぁ[E:coldsweats02]）、「寒い時に撮った方が、暑さの表現を工夫するから」とお答えになったそうです。
さすがだ…[E:confident]
リメイク版の「隠し砦」に全く触れてませんが[E:coldsweats01]
これにて失礼[E:coldsweats01]
午後から、棚卸しの続きをせねば…[E:weep]
「隠し砦」オリジナルでは、後半に、売られそう（いや、既に売られてた？）になっていた少女を助け、この少女が、雪姫の正体に気付き、姫を懸命に守ろうとしますが…リメイク版ではこの少女、オミットされちゃってました？[E:coldsweats01]
ああいう、忠義報恩の心情を持ったキャラは、今ドキの、個人主義者だらけのストーリーじゃ、浮くだけでしょうけどね…[E:coldsweats01]
あのけなげさは、好きだったんだけど、なぁ…[E:coldsweats01]
二つの作品はまったく別物ですが、そこがイイ！んです(*^_^*)
雪姫が救った少女があっさり殺されちゃったのは私もショックでした(・_・;)
あと、山崎勉氏が監督に尋ねた件は、私も勇気ある！と思いますが、当時は氏も２６歳だったので、怖いものを知らなかったのでしょう(偏見による発言(^^ゞ)
リメイク版は、カットされている部分を観たら、も少し納得いくのかしら？とも思いました。(劇場で観てないので)
可哀想に…[E:weep]