月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

執筆のお仕事は日進月歩。1日たりとも休むことなかれ

2018-03-26 13:02:48 | writer希望を胸に執筆日記

「希望を胸に執筆日記」
3月21日・22日(両日とも雨)


最近、家内でのノマドを時々行います。
この日記もお風呂に持ち込んで書いています。
土日は夫が1日中テレビをつけているので、
コーヒーとポメラをもって、エスケープ。


この日は、午前中に昨晩の原稿を手直しして、そのままお彼岸の墓参りに八鹿へ出かけました。

普段、私たちの夫婦はあまり会話らしい会話が少ないのですが、
なぜか車中で横並びになると、仕事での報告や互いの友人のことなど
あれやこれやと話します。

この日も昨晩の安藤忠雄氏主催の船上(日本丸)パーティの模様やその中での
スピーチの中味の話を事細かに語ってくれていました。
すでに中堅から上のセクションで働いているようで
「安藤氏と仕事をしたのは私くらいになってしまった」
「文化庁の仕事が入ると、すぐ名指しで呼ばれるし、こんな僕がやで」
などと。しかし安藤氏が部下にお怒りになると……という話は本当なのかしらね。

普段口数の少ない人なのでそこは、にっこりと笑顔とともに相づちを。


大雨の降りしきる中でのお彼岸のお参り。
お寺に立ち寄り、檀家のお布施を手渡して、ご住職と奥様と顔をあわせて近況などを報告し、そのまま実家の母の元へ。
日本海の魚を握るお寿司を食べに行きました。
この日は、深夜11時に帰宅。それから一行も書かずに就寝のこと。






翌日は、6時に起床。
朝からヨガスクールへ。
道中、ふと見上げると桜の蕾がまんまるの桃色に。
空気のように花びらを内に秘め、いまかいまかの準備中。小さな高揚感がわき上がりました。

昨日。一行も書かなかったせいか、この後の仕事はいっこうにはかどらず。
「日進月歩」毎日書くことでスピードやスキルは養われるというのは本当。書かないと原稿の始まりすらどうやって始めるか不確か、迷子状態に陥ってしまいます(これだけ長く仕事をしていても、実にそうなのです)

夕刻近くなってようやく大阪自治体の広報誌に掲載する記事を1本仕上げ、提出の準備を。
それから翌日から仕上げる予定の原稿の準備として東京の編集部から送られてきた音声テープを4時間かけて起こしてそのまま就寝。