チョコレート好きなら、外すことができないウィーンの2大カフェといえば「デメール」と「ザッハー」。
「デメール」は王宮に近く、帝政時代には王室御用達として名を馳せる洋菓子店。入口近くには真珠を幾重にも重ねたような華麗なシャンデリア。その下にホール型のタルトやバターケーキが美しくカットされ、宝石をみているよう。
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プレゼントコーナーには、キュッと正統派のりぼんをかけたデメールの包装紙のツリー。
あの!すみれの砂糖づけや、クッキー、ザッハトルテ、シュトーレンなど……。(ここだけは行列に並ばずとも買物ができる)。
カフェでは女の子たちが、わくわくした表情で席のあくのを待つ姿があった。
オペラ座そば。ホテル・ザッハー内のカフェレストランがここ。クロークでコートをあずけて身軽になったら「CAFE」の入口から両側に広がる室内(2室)へ。
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コーナーに近い場所に席をとった。
金の装飾に、レッドの絨毯と同色の壁紙。窓の外はヨーロッパの冬だ。
名物のザッハトルテの注文が圧倒的に多いが、トプフェンシュトウルーテル(チーズ入りのお菓子)やヴィナーシュニッツエルを目当てに食事にくるウィーン紳士やアジア人のファミリー層の姿も。
名物のザッハトルテの注文が圧倒的に多いが、トプフェンシュトウルーテル(チーズ入りのお菓子)やヴィナーシュニッツエルを目当てに食事にくるウィーン紳士やアジア人のファミリー層の姿も。
取材は20分たらずで終了。
オペラ座の通りを歩く人を窓枠のむこうに眺めていたら、いよいよ運ばれてきたお目当てのケーキ。
オペラ座の通りを歩く人を窓枠のむこうに眺めていたら、いよいよ運ばれてきたお目当てのケーキ。
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軽い食感のスポンジ生地。表面のチョコグラサージュ(チョコレート部分の糖衣)の甘みが強い、いわゆる日本風のザッハトルテであるデメールに対して、
(※デメールのアプリコットジャムは、スポンジとグラサージュの間だけに塗ってある)。
ホテル・ザッハーのそれは、外側のチョコレートが固く、やや苦みの残る大人の味。スポンジはしっとりと濃厚で、3層になったアプリコットジャムが酸味を際立たせ、洋酒を含んだビターチョコの風味を引き立てる。
(※デメールのアプリコットジャムは、スポンジとグラサージュの間だけに塗ってある)。
ホテル・ザッハーのそれは、外側のチョコレートが固く、やや苦みの残る大人の味。スポンジはしっとりと濃厚で、3層になったアプリコットジャムが酸味を際立たせ、洋酒を含んだビターチョコの風味を引き立てる。
1832年頃。まだ20歳にもならないフランツ・ザッハー君が考案したこのケーキ。いかにもウィーンらしく優雅なエスプリを覚える。甘み、酸味のバランスがとても豊か。積極的な甘さの楽園につつまれ、チョコレート好きにはたまらないだろう。
飲み物は、メランジュではなく、ブラックコーヒーにホイップをたっぷりと真上までいれたアインシュベナーに初挑戦。
おみやげ用のザッハトルテを購入するには、ホテルの外へいったん出てケルントナー通り側の入り口へまわる。夜12時まで営業しているので街歩きの最後に買うのがいい。(私はLサイズとSサイズを購入しました)。
ウィンドウもほらこのとおり、クリスマス仕様でかわいい。
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店を出れば、すでに夕方。
このあと、スワロフスキーや化粧品、バッグなどお買い物散策をして、夜はサクサク生地が評判のシュニッツエルのおいしい店へ!
います。「ゲルストナー」のチョコレートケーキもおいしいですよ。よろしくお願いたします。
「ゲルストナー」いいですね! 3日目、オペラハウスで、演目を鑑賞したあと、深夜11時頃にいったのを覚えています。パソコンにいれている写真をみていたら、ウィーンの旅の続きを、書きたくなりました。