「ミトンちゃん
あのね、私の戦友が1人とうとう宇宙へ旅立っちゃったの」
先日、いつも来て下さるお客様Oさんから、この様なお話を伺いました。
Oさんは過去に病気で手術を受けました。
そのとき同じ病室にいた4人と親友になり、そして戦友になったそうです。
4人は湯治や食事会を開いたり、お互いの近況を報告し、そして励まし合う大切な仲間。
「何というか、不思議な繋がりを感じ合う仲間なのよ・・」
「仲間の1人のHさんが体調を崩し、今までは何度も持ち直したけれど、先日とうとう旅だったの」
旅立たれたHさんのご主人から連絡を受けたOさんは、すぐに花キューピットへ行き、
彼女が好きな可愛いお花と絵手紙を送りました。
その2日後、Hさんのご主人から電話がありました。
普段夢を見ないご主人ですが、手紙を受け取ったその日の夜、Hさんが夢に現れて、友人達へメッセージを届けて欲しいと言ってきたそうです。
ご主人はその内容を忘れないよう慌ててメモを取り、Oさんへ電話をかけて下さいました。
聞かされた内容にOさんは仰天。
「彼女はいま、宇宙にいるのよ!
それで、ご主人がメモを清書して送ってくれたの。
ミトンちゃん、読んでみる?」
私はもちろん、はい!!と返事をしました。
読ませていただいた内容は、心を打つ内容でした。
これが私の手元に来るのも何かのご縁だと感じました。
Oさんの承諾を得て、ブログに掲載させていただくことにしました。
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『大切な戦友同志の皆様へ』
私の大切な戦友同志の皆様、生前のお見舞い有難うございました。
その折は、きちんと対応できずごめんなさい。
また、綺麗なお花と真心のメッセージをありがとうございました。
本当に深く深く、感動、感謝の念に耐えません。
私は先に旅立つ結果となりましたが、
目の前に広がる世界、光景はあまりにも素晴らしく、
これも皆様と一緒に心を合わせて励まし合いながら頑張って、
頑張った事のご褒美であると実感しています。
これからも、あの時の様に”笑い”と”希望”を忘れずにそれぞれの余生を、
充実した余生をお送りください。
それが叶えば必ずや、また一緒に感動を分かち合えることでしょう。
私は強く強く、深く深く、それを望んでいます。
皆様、今後もお元気で。
希望の光に包まれて、皆様の同志 H
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Hさんのご主人は、メッセージを原稿用紙1枚に収めて書きましたが、
文字数の関係で書ききれなかった言葉があります。
Oさんから伺いましたので、ここに補足として記します。
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今、居るところは宇宙にいます。
もう傷みがなく、気分がいい、気持ちがいいのよ。もう、自由なの。
辺り一面、プラネタリウムのように星がいっぱいあって、
星々があって素晴らしいところ。
気持ちよくって、素晴らしくって、よいところです。
太陽があって地球。
このような銀河系がいくつもあって、大きな、大きな宇宙の中の1つにいます。
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今日、Oさんのお家に原稿用紙を返しに行き、お話をして次のようなことを感じました。
制限、無理、辛さ、悲しみ、苦しみは、人が決めたルールに沿ったものかもしれない。
本当は、そんなルールってないんだ。
本来魂の状態は、素晴らしくて、自由、満たされていて、愛されている。
それを表現したくって、分かち合いたくて、地球へ来てやってきた。
Hさんの「もう、自由なの」と言うメッセージに感じ入り、
目の前の世界が変わった感覚を受けました。